インバウンドのツアーに含まれてるものは今や様々です。

ツアーの金額によりますし、企画ツアーと募集ツアーも違います。

そしてお客様の国籍によってかなりかわります。


今日のお話はヨーロッパのある国のお客様の事なのですが

国民性としてはまとまりがなく、個人主義で自己主張が強いのですが

しかし非常にわかりやすくて、過ぎた事は根に持たずに

かつ抜け目なく、頭の回転が速いのがその国の人々の魅力です。


 

困ったお客様

先月のグループの中にとてもうるさいお客様がいました。

うるさいというのは文句が多いという事です。


あるヨーロッパの国の、25名のグループでしたが

文句が多いのは新婚さんの奥さんA子(仮名)で、ずっと文句言ってました。
ご主人もウンザリ、他のお客様も閉口しています。

が、ガイドはウンザリも、閉口もしていられず
まっ正面から受け止めて、答えないとなりません。

ムキーA子「ちょっと、ツアーの食事に寿司が含まれてないわ!
   せっかく日本に来たのに寿司を食べさせないわけ?」

この手の意見にガイドは自信を持って言います。
なぜならお客様の言い分は自分の事しか考えてないからですグラサン

ウインク私 「はい、このツアーの食事がお寿司のことはないです。
  なぜならば皆様の国では、生魚を食さない人も多いですよね。
        さらに山岳エリア出身の方は生どころか魚すら食べない方もいます。
  なのでツアーの食事に寿司が含まれることはありません。
  だから、夕食がフリーなんですよ。
  美味しいお寿司屋さんお勧めしますよ」

それに外国人といっても中国や韓国のお客様のように
普段から全員が日本料理に慣れ親しんでるわけではありません。

お寿司が世界的に流行ってると言っても、
ご老人の中には生魚に抵抗がある方も多いです。

なのでツアーのランチが寿司、この国のツアーでは滅多にないことです。




 

寿司のランチはたまにあるが…


…と、ここまで話すとインバウンドを知らない人は
「ならば選べるようにしたら良いではないか。
 生魚を食べたい人は寿司。食べれない人は天ぷらとか」
とおしゃると思います。

が、インバウンドの場合、それも簡単ではないのです。
まあ、お客様の国籍にもよるのだと思います。

私お客様は、完全に個人主義の欧米人が多いのもあります。
本国のエージェントがお寿司を避けるのですが、それは
口うるさい自国のお客様の性格を熟知してるからですね。

実は大昔に、ランチがお寿司だというグループがありました。

本国から来る添乗員さんの手作りツアーでした。
彼女が選んだ江戸前寿司屋さんと何ヶ月も前から打ち合わせをして、
寿司と天ぷらを選べるようにお願いしてました。

国を出発する前に「寿司希望」「天ぷら希望」の集計を取り、
日本に着いたところでも再度の確認をしました。
そして前日にも最終の確認して
「今日が最後です、この後はもう変更できませんからね」
とアナウンスしたにもかかわらず、天ぷらのはずのおばさんが
当日になって急に「私も寿司がいいわ」と聞きません。

添乗員が「昨日、確認したらあなた天ぷらだと言ったわよ」と言っても
おばさんは「あたしは寿司が食べたい」の一点張り、、、。

結局は私のお寿司をおばさんにあげて私は天ぷらになりました。
添乗員は私に謝ってましたが、私はまたいつでも行けますからね。
それに彼女のお寿司をおばさんに渡したくなかったのです。
彼女が探して来たお寿司屋さんでしたし、
お寿司大好きな人でしたから食べてほしかったんです。
もちろんおばさんも喜んでました。


 

お店側ご協力が不可欠な寿司ランチ


そもそも我々ガイドは食事は食べれないことも多いので
座って食べることが出来ただけでも私にはいいツアーでした。

しかし前日の変更もありにしてくれたお寿司屋さんに感謝です。
浅草の太助寿司さんありがとうございます。

昔ながらのお寿司屋さんが、一発限りのインバウドツアーを
受けてくださったのも有難いことですよね。

美味しくて感じがよくて、2階に宴会場も完備してて
とても助かりました。その節はありがとうございました。



浅草からすぐ。隣は陶器のお店。

合羽橋道具街でお腹が空いたら是非!



ランチ、安いですね!




本日も拙いブログをお読み下さり有難うございましたニコニコ