早５ヶ月。
転院の期間は
１〜３ヶ月
しかし今回の病院は
５ヶ月もいられてる。
後にわかったことは
一般病床から
障がい者病床に移っていた。
（障がい者病床→入院期間の制限がない）
ゴールデンウィーク明けに
その病院から電話があった。
１ヶ月くらい前から
大腸にガスや便がつまり
閉塞状態。
胃ろうにしているが
嘔吐したりしている。
（今は胃ろうを止め点滴）
CT検査の結果
直腸ガンの疑いがある。
そして
人工肛門をつけるか
完治手術（直腸や癌をとる）をするか
という話し。
仕事から帰ってきた旦那に
電話があったことを話す。
人工肛門にするか？
完治手術にするか？
あれやこれやと人工肛門や直腸ガンをググった。
お互いの意見を伝える。
そして先生の話しを聞いてから決めることになった。
翌日
旦那が休みなので
一緒に先生の話しを聞きに行った。
先生の話しを聞く前に
お兄さんと５ヶ月ぶりの面会。
顔も小さくなり
痩せてた。
痩せたせいか
その箇所はかなり凹んでいる。
凹みが深い。
脳みそが入ってないように見える。
鎖骨も出て
腕も、ふくらはぎも細い。
足の甲などは
浮腫んでパンパンになっている。
眠たかったのか
意識が薄れているのか
転院するときに見た
目の鋭さはなかった。
肢体も以前より固まっているように見えた。
細く小さくなった手を握り
大きな声で呼びかける。
「お兄さーん、わかるー？」
何度も呼びかけた。
しかし
頷くことすらもなく
だんだん目を閉じていく。
旦那をみると
言葉を失ってるようにみえた。
旦那に
「お兄さん痩せはったな」
「…せやな」
ほどなくして先生が病室に来た。
先生に
「（お兄さん）痩せたね」と言う。
先生は
「そらね、吐いたりしてるからね」
胃ろうにしていたが吐いたりしてるから
胃ろうを止め点滴をしている。
点滴などぶら下げるやつには
４つほどぶら下がっていた。
「意識あるんですか？」
と先生に聞く。
「意識あるかないかと言うと意識ない。
人が動いたりすると目で追う様にみてますね」
なんかなぁ、倒れてまもない時に戻ってるなぁ。
容態が後退してきてるなぁ…。
先に先生は病室を出た。
旦那にお兄さんに話しかけてと促す。
お兄さんの手を握り
「おーい」
目を開けたお兄さん！
おお！反応が！
そしてあたしが声かける
「お兄さーん、また来るわー」
目を閉じるお兄さん。
目ぇ閉じるんか〜いw
病室を出て
先生から話しを聞く。
CT画像を見ながら説明。
黒いのが、ガス
このところの白っぽいのが
腫瘍です。
この感じだと８割方、癌です。
今の病院では
腫瘍が、癌かどうかの検査や手術もできない。
検査や完治手術をするならば転院することになる。
人工肛門なら今の病院でできるので
転院することはない。
先生に色々聞いた結果
検査と完治手術をする方向にした。
体力的なことも氣になるが
腫瘍が癌であるかをハッキリさせたい。
そして手術をしてくれる病院を
探してもらうことになった。
以前に比べて容態が悪い。
意思疎通できてたのができてへん。
倒れてから約半年は
元氣になってきた
意思疎通もできるようになった
首を持ち上げるようになってきた
左腕を上げられるようになってきた
淡い期待がもてた。
せやけど
脳梗塞になってから１０ヶ月が過ぎ
容態が後退してしまって
淡い期待もできひん。
もぉね
息してるだけ
なんよ。
呼吸器やいろんな管とかついて
目も意識も虚ろ。
息が止まり死ぬ時まで
生きて、いや、
生かされるのか。
お兄さんはどうしたいんやろか？
教えてほしい。
ま、わからんから
自分エゴでしかないけど
その時その時で
あたしたち夫婦で決断をしていくしかない。
今回は
あたしと旦那の意見が合って良かった😌
今日もお読みいただき
ありがとうございます😊
