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【プロフェッショナルの”2ステップカラー”その2】
こんばんは!プロフェッショナルのヘアカラー、つづきです。
ヘアカラー(アルカリカラー)は矛盾です。
毛髪は明るくするために脱色し、色彩を表現するために着色(染色)する。
大きな矛盾をやってのけるのが酸化染毛料であるジアミン類です。
ジアミン類の色は黒~焦げ茶~茶色~明るい茶色のみです。
他の色彩はカップラー染料と直接染料ですから、前回、述べたようにシャンプー毎に抜けてしまいます。
ヘアカラーをしても10日もすればただの茶髪になっている。それが証明です。
では、プロフェッショナルのヘアカラーって何?
美容師ならではのヘアカラー”2ステップカラー”を行います。
まずは、毛髪の明るさを整えます。
この場合、アルカリ剤(ライトナー)と過酸化水素水6%を使用するのみです。
ライトナーには染料が含まれていないのでパッチテストの義務は表記されていません。
アルカリ剤(アンモニア)や過水が合わない方もいらっしゃるので、単にパッチテストは
義務ではないということです。肌の弱い方、気になる方はパッチテストは必須です。
ライトナー1:5 6%過酸化水素水+増粘剤
30g+150g+3g
過酸化水素水は酸性です。加えるほどにアルカリは薄まり、毛髪ダメージは軽減できます。
1:5は最も毛髪を明るく出来ますが、ダメージは少ないのです。
このあたりは、イチゴカラー講習会で解説しています。
私は1:20~1:5を多用します。
特に1:10は素晴らしい働きをしてくれます。
クリアカラーと表現しています。
ライトナー塗布前に毛先のダメージ部分へABGel(アブジェル)プレ処理
10:1CL塗布
毛髪のベースの明るさが整いました。
次にカラートリートメントの三原色をミックスしてご希望の色彩を表現します。
今回はR-Vio、ブルー多めのバイオレットです。
毛髪はキャンバスですから、100%白髪であれば
ミックスされたカラトリそのままの色合いになりますが
ベースが明るい茶色ですから、ご本人の明るさと色合いを考慮します。
カラトリを多めに作ります。染料の濃さは50%とします。
ブルー134+レッド66+200gクリアトリートメント全量で400g
毛髪へ220g、
毛髪塗布後に余ったカラトリをホームケア用にプレゼントします。
カラトリを全体に塗布して、丁寧にコームスルー後
加温30分
放置時間と染料濃度は比例して濃く染まります。
今回は染料濃度50%ですが、90分加温するとかなり濃く(暗く)入ります。
染料濃度を100%にして45分加温すると、同じく濃く(暗く)染まります。
カラトリは塩基性染料とHC染料です。毛先のダメージ部分には塩基性染料がしっかり残ります。
モデルさんもとても喜んで頂くことが出来ました。
ホームケア用のカラートリートメントをお使い頂くことで
最低一ヶ月、カラトリを上手に使えば3ヶ月ほどは色が楽しめます。
ポイントはホームカラトリの放置時間です。
長ければ長いほど色が濃く入ります。=色が持続する。
お風呂に入られる前の数時間~12時間
この場合、頭皮に付けない方が無難です。長時間放置は痒みが出る方がいらっしゃいますので
注意が必要です。
とても綺麗です。
今日も最後までご覧いただきましてありがとうございます。
ビューティーサプライ エムテック(有)
TEL 0952-53-4489/FAX 0952-53-5882
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