会社更生手続き中の日本航空の稲盛和夫会長と大西賢社長は17日そろって記者会見した。大西社長は2011年春の新卒採用について「恐らくしない」と語り、採用を見送る方向で検討していることを明らかにした。10年春については予定通り採用する。
日本郵船と事業統合を目指したものの破談した航空貨物事業について大西社長は、事業を継続する方針を明らかにしたうえで「(航空貨物事業のうち)貨物専用機をどうするかはできるだけ早いタイミングで決定する」と表明、貨物専用機事業は撤退を含め大幅に縮小する可能性を示唆した。
2月18日に厚生労働省に申請した企業年金の制度改定について大西社長は17日午前に認可を受けたことを明らかにした。7月にも裁判所に提出する更生計画案が認可を受けることが条件で、企業年金は退職者(OB)で平均3割、現役社員で同5割減ることになる。 (18:11)