ケータイ小説家の女逮捕、女子高生ファンにわいせつ容疑

 ケータイ小説作家の立場を利用して、ファンだった兵庫県内の高校1年の女子生徒(16)にわいせつな行為をしたとして、県警少年育成課と明石署は12日、茨城県小美玉市中延のパート店員横森みさ子容疑者(35)を県青少年愛護条例違反容疑で逮捕した。Click here to find out more!

 ケータイ小説は、女子中高生の間でブームになっているが、専門家から「筆者と読者の距離が近いが、相手がどんな人間なのかまでは見えない」と危険性を指摘する声も出ている。

 発表によると、横森容疑者は7月11~13日、神戸市内のホテルで生徒の体をさわるなどした疑い。容疑を認めているという。

 横森容疑者は「MISA」のペンネームで、携帯サイトに恋愛小説を投稿。生徒は今年2月頃に小説を読んでファンになり、掲示板に感想などを書き込んだことで知り合った。

 その後、横森容疑者は「早く会いたい」「抱きしめて」などのメールを100通近く送信。書き下ろし小説をプレゼントするなどして生徒に近づいたという。

 横森容疑者と会った後、生徒の様子がおかしいことに気づいた家族が明石署に相談。生徒は、同署に対し「(横森容疑者を)信頼していたのに裏切られた」と話している。

 ケータイ小説は、携帯サイトで会員登録すれば誰でも作家として小説を発表でき、読者も気軽に感想を投稿できるのが特徴で、携帯電話のデータ通信料の定額制度が始まった4、5年前からブームになっている。

 専門の文学賞も誕生しており、9月には作家の瀬戸内寂聴さんが仮名でケータイ小説を執筆していたことを公表。2007年の年間ベストセラー文芸部門(トーハン調べ)では、映画やドラマにもなった「恋空(上・下)」(美嘉著)が1位になるなど上位10位のうち、ケータイ小説が5作品を占めた。