ベネチア映画祭、金獅子賞には「レスラー」

 【ベネチア=藤田剛】イタリアで開かれていた第65回ベネチア国際映画祭は6日夜(日本時間7日未明)、コンペティション部門の最高賞である金獅子賞にダーレン・アロノフスキー監督の「レスラー」を選び、閉幕した。苦闘する中年プロレスラーをミッキー・ロークさんが熱演し、審査員から高い評価を得た。

 ほかの主な受賞結果は以下の通り(敬称略)。

 ▽銀獅子賞(監督賞)=アレクセイ・ゲルマンJr監督(「ペーパー・ソルジャー」)▽審査員特別賞=「テザ」(ハイレ・ゲリマ監督)▽最優秀男優賞=シルビオ・オルランド(「ジョバンナの父」)▽最優秀女優賞=ドミニク・ブラン(「他者」)

 日本から出品されていた宮崎駿監督の「崖の上のポニョ」、北野武監督の「アキレスと亀」、押井守監督の「スカイ・クロラ」は映画祭の公式な賞は逃したが、3作品とも現地の映画誌などが出す観客賞などを受賞した。 (17:38)