日本興亜に改革圧力 筆頭株主、社長再任に「異議」
日本興亜損害保険の筆頭株主の米投資ファンド、サウスイースタン・アセット・マネジメントが、6月下旬の株主総会で兵頭誠社長を再任する人事案に反対票を投じることを決めた。大手金融機関で筆頭株主が社長再任に反対するのは極めて異例。再任が否決される可能性は小さいが、経営改革を迫る姿勢を示した。投資回収の出口が見つからない焦りも見え隠れする。保有株の売却が業界再編の引き金になる可能性もある。
サウスイースタンは日本興亜の株式20%を保有する。ここ数年は資本効率の向上などを要求。日本興亜は昨年、300億円超の自社株買いを実施した。サウスイースタンが社長再任の反対にまで踏み込むのは初めてだ。(07:01)