睡眠導入剤で眠らせた女性にわいせつ行為をしたとして、準強制わいせつ罪に問われた大手広告代理店「博報堂」元社員、上崎史登被告(24)に対し、東京地裁は9日、懲役2年、執行猶予4年(求刑・懲役2年)を言い渡した。戸倉三郎裁判官は「抵抗も、被害の認識もできない状態の女性を狙った卑劣な犯行だ」と非難した。

 判決によると、上崎被告は昨年12月、「セレブの飲み会がある」と30代の知人女性を東京都港区のホテル客室に誘い込み、睡眠導入剤が入ったワインを飲んで眠った女性にわいせつ行為をした。睡眠導入剤を混入したとされる上司の矢飼清正被告(42)は分離公判中。【伊藤一郎】