2008年02月20日18時11分
電通が20日発表した07年の国内広告費調査によると、各媒体のうち、インターネット媒体向け広告が前年比24.4%増の6003億円で、雑誌向けを抜いてテレビ、新聞に次ぐ第3の広告媒体に浮上した。同年の総広告費は7兆191億円で、同1.1%増とわずかな伸びにとどまった。
ネット広告は携帯電話端末でのネットサービス拡大などが後押しした。総広告費は、参院選や世界陸上などの効果が06年のトリノ五輪効果などと相殺された形だ。
媒体別では、テレビ、新聞、雑誌、ラジオの「4大媒体」の合計は3兆5699億円で、前年比2.6%減。新聞の落ち込みが5.2%と最も大きくテレビも0.9%減った。ネット広告は広告制作費を除いた従来の広告費が4591億円。
07年から、調査対象を増やすなどして統計を見直した。ネット広告に広告の制作費を追加したほか、無料雑誌向けの広告費を新たに追加。雑誌、屋外広告などで調査対象を増やし05年までさかのぼった統計を発表した。