九州大法学部がAO入試を廃止、入学後の成績低下で

 九州大は、一般入試に比べて入学者の成績が低下傾向にあることを理由に、2010年度から、法学部のアドミッション・オフィス(AO)入試を廃止することを決めた。Click here to find out more!

 現在30人の募集人員は一般入試に割り振る。他の学部のAO入試は継続する。

 AO入試は、面接、小論文、書類審査などを組み合わせ、受験生の能力や勉学への意欲などから合否を判定する試験。九州大では、00年度、東北大、筑波大とともに、国公立大で初めて法、薬、農の3学部で導入。その後、理、医、歯、芸術工の4学部も加わった。

 九州大によると、05、06年度に一般入試とAO入試で入学した法学部学生の成績を比較したところ、授業が進むに従い、AO入試の学生の成績に低下が見られたという。九州大は「AO入試は早期に学生を集める手段との批判もあり、実施10年で見直しを図ることにした」としている。筆記試験を課していない薬学部についても見直しを検討している。

 AO入試は07年度、国公立52校、私立大402校が実施した。文部科学省の諮問機関・中央教育審議会の作業部会は先月、「AOや推薦入試で筆記試験を受けず入学した学生は約4割に上り、大学合格者の学力を維持できない」とし、大学進学を希望する高校生を対象にした「高大接続テスト」の実施を提言している。



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