NOVAに「明け渡しを」 「駅前」ビル所有者が提訴

2007年10月23日15時55分

 「駅前留学」で知られる英会話学校最大手「NOVA」(統括本部・大阪市)の愛知県一宮市にある教室が、ビル所有者から建物明け渡しの訴えを名古屋地裁一宮支部に起こされていたことが23日、わかった。

 明け渡しを求められているのは、JR尾張一宮駅前にあるNOVA一宮校(同市栄3丁目)。教室はビルの1階にあるが、ビル所有者の代理人弁護士によると、「家賃3カ月分を滞納している」という。所有者は、家賃の支払いに応じないNOVAを相手取り、建物明け渡しと未納分の家賃、立て替えた光熱費の支払いなどを求めて先月27日、名古屋地裁一宮支部に提訴した。

 NOVAは、経済産業省から今年6月、業務の一部停止命令を受け、経営が悪化。先月20日には、同社が大規模な教室閉鎖を検討していることがわかっている。

 同校を担当しているという同社社員によると、同校は23日現在、「平常通り、授業をしている」という。

 NOVAの広報は「報道機関に対し、個別の教室の運営についてはこたえることができない」と話している。