ベートーベン&クリケイ、運命のコラボ…アニメ版「のだめ」主題歌決定!

 歌手のクリスタル・ケイ(20)が、放送中のフジテレビ系ドラマのアニメ版「のだめカンタービレ」(07年1月スタート)の主題歌を歌うことが22日、分かった。主題歌(タイトル未定、来春発売)は、大ヒットを記録しているドラマの公式アルバム「『のだめオーケストラ』LIVE!」に収録されている「ベートーベン交響曲第7番第1楽章」の第2主題をイントロなどに使ったもの。ベートーベンとの“コラボ”で公式盤同様にヒットを目指す。

 クリスタル・ケイが、原作で約1800万部を売り上げた人気アニメの主題歌でベートーベンと“コラボ”する。

 「のだめ-」は現在、上野樹里(20)、玉木宏(26)主演でドラマ放送されており、最高視聴率19・9%をマークするなど、人気を集めている。ドラマとともに、15日に発売された公式アルバム「『のだめオーケストラ』LIVE!」も、オリコンチャート初登場でクラシック・アルバムとして大ヒット作「イマージュ」を抜く史上最高の7位を記録。出荷15万枚を超える異例のヒット中だ。

 にわかに起きている“のだめ現象”の中、クリケイは「ベートーベン交響曲第7番第1楽章」の第2主題から派生させた楽曲を主題歌として歌う。同曲はドラマのオープニング曲で公式盤にも収録。イントロをはじめ、サビなどで「第1楽章」の旋律が絶妙に絡み合い、“のだめオケ”のサウンドが随所に盛り込まれたものになっている。

 クリケイあこがれのジャネット・ジャクソン(40)も、オペラ歌手のキャサリーン・バトルをフィーチャリングするなど、オーケストラ・サウンドを取り入れた楽曲を歌ったことがあり、クリケイとしても、この上ないコラボ。

 現在はレコーディングの最中。歌唱力に定評のあるクリケイにはピッタリとはまった楽曲になっているようで「クラシック音楽との合体は初めてだったので新鮮な気持ちで楽しめたし、皆さんに聴いてもらうのも楽しみ」と、納得の仕上がり。

 「-第1楽章」は「着うた」のクラシック部門でも5週連続1位を獲得中で、ダウンロードも10万件を突破し、現在も数字を伸ばしており“ベートーベン効果”で新曲のヒットにも大きな期待がかかる。