米ディズニーランド:子供肥満対策乗り出す ポテト止める

 【ワシントン木村旬】世界各地でテーマパーク「ディズニーランド」を展開する米ウォルト・ディズニーは16日、園内のレストランなどで、子供向けメニューの砂糖や脂肪分を制限し、フライドポテトの代わりにニンジンを提供すると発表した。米国では子供の肥満が社会問題化しており、影響力の大きい同社が対策に乗り出した格好だ。

 同社によると、子供向けメニューで砂糖を総カロリーの10%以下(菓子は25%以下)、脂肪分を30%以下(同35%以下)に抑える。食事とセットのフライドポテトはニンジン、炭酸飲料など甘い飲み物は水や低脂肪牛乳、100%果汁ジュースに置き換える。

 また、ミッキーマウスなどディズニーの人気キャラクターを使った菓子などにも、カロリーや砂糖、脂肪分などを制限する基準を適用する。今後数年間で米国以外の海外でも対応を進める方針という。

 カロリーの高いフライドポテトや炭酸飲料は子供に人気だが、米国ではこうした食品の取りすぎによる肥満が問題視されており、消費者団体などから対策を求める声が強まっている。


ポテト食べまくってますが・。。