業務ソフト開発のワークスアプリケーションズは21日、2006年6月期の連結経常利益が前期比33%減の12億円になる見通しと発表した。同社は業績予想に幅を持たせていたが、下限値(23億6000万円)を11億6000万円下回る。主力の人事給与や会計ソフトで、今期中の大型案件の獲得が難しくなったことが響く。

 コスト削減策として子会社の本社事務所統合などを進めたが、計画通りに受注を伸ばせなかったことに伴う利益の落ち込みを補えなかった。

 売上高は前期比22%増の141億円。会社予想の下限を約11億円下回る。業務ソフトは従業員数が6000人を上回る大手企業向けの導入案件を見込んでいたが、基幹業務システムへの情報投資の減少傾向を受けて案件を獲得できない見通しとなった。純利益は前期比64%減の7億円となる見通し。前期に特別利益として計上した子会社債務免除益の解消が影響する。