三井住友銀行は来年4月に入行する新卒者について通年採用に踏み切る。これまでの採用選考は春と秋の年2回だったが、今年4月から来年2月まで毎月募集する。海外の大学に通ったり資格試験に挑戦したりした学生も応募しやすくし、多様な能力と経験を備えた人材を集めたい考えだ。企業の学生獲得競争が激しさを増すなかで、大手銀行の一角も採用活動の見直しに動き始めた。

 同行は来春、2001年の発足以来最も多い1100人以上の新卒を採用する計画。このうち9割程度は今年4―5月に内定を出すが、残りの約1割は6月以降に募集する方針だ。


→内定辞退者が多いからと素直に言えばいいのに・・。