ローマ人は生け贄の肝臓を使った占いを典型的なエトルリアの占い術とみなしていました。
しかし、文献によると、バビロンにもまったく同じ占い術があった事が確認されています。
これは、エトルリア民族の東方起源説の論拠となっています。
当時は、内臓の中で肝臓が一番重要な臓器だと思われていたのです。
イタリアの北部ピアツェンツァで、肝臓占いの神官学校で用いられていたらしい、青銅製の羊の肝臓が出土しています。
これの表面には、数々の神の名、例えばフフルンス(エトルリアのディオニュソス)、ウニ(ヘラ)、ティン(ゼウス)などが40の枠の中に刻まれています。
