神奈川県伊伊勢原の大山にある茶湯寺
亡くなった人の霊は、50日目から黄泉路の旅へと出発をして、
そして
100日目に極楽の門に至り佛様になるのだそうです。
101日目に佛様になった故人がご先祖様の仲間入りの為に家に帰る日で、
家族は成仏したお礼参りにこの大山の茶湯寺へ参拝します。
この事を知っている佛様がこの寺に
家族に会いに来るのを待っていると言われます。
階段や参拝の帰りに故人によく似ている人や
似ている声の人に出会うのだそう。
今年の1月にこちらのお寺を義父の101日目として訪れましたが、
同じ年の秋にもう一度来ることになろうとは思ってもみませんでした。
今回は、義母の101日目として。
大山のこま参道の途中にあるこのお寺
参道には、茶湯寺はこちらと案内があり、
脇道を通ってこちらへと向かいます。
大山
茶湯寺
木造の釈迦涅槃像が
正面には安置されています。
大山は秋ですね。
彼岸花も赤白と咲いていました。
雨でとっても神秘的な感じです。
義母と似ている人に出会ったかと言うと
それはありませんでした。
まぁ、今回は
残された人が心を落ち着かせる為に行く感じかなと思っているので。
ただ101日目に無事に行かれた事に安堵の気持ちでいっぱいです。
「お寺で何をお願いした？」と夫に聞いたところ
ただ、感謝の気持ちを伝えるだけで良いんじゃないって。
私義母への最後のお願いしっかりと
しちゃいました😨
神奈川でも一部地域でこの風習があるそうで、
私は昨年この話を聞いたので、義父が亡くなった時に色々と気になる事があったので
訪れてみました。
で、今回も。
やはり気になり事がたくさんあったので
同じように参拝してきました。
あいにくの大雨だったので
ケーブルカーで山頂には上がらず。
茶湯寺のみで前回同様帰ってきました。
行きたかったお豆腐屋さんも定休日。
と言う事で、ほんとうに茶湯寺だけ行って帰ってきた半日でした。
新東名のお陰で家からのアクセスが抜群なのです。
茶湯寺
なんとも不思議な雰囲気のお寺です。