今年もまた桜の季節になった。

 

桜に特別の思いを抱く人たちは、

この国にはきっと多くいるはずだ。

 

自分も例外ではない。

 

 

 

先週の火曜日、3月31日。

 

東京に向かった。

 

「25年目の桜」が目的だった。

 

 

 

空港第2ビル駅10時48分発の特急「成田エクスプレス14号」で東京駅へ行った。

 

 

 

東京メトロ丸ノ内線と半蔵門線を乗り継ぎ、

神保町駅で下車した。

 

 

 

 

 

外は雨。

 

25年前の思い出の始まりである。

 

 

 

このブログでも、過去に何度も綴ってきた。

 

『15年目の桜』(2016年3月30日)

『20年目の桜』(2021年4月26日)

『2022年3月31日の小石川後楽園』(2022年3月31日)

 

などである。

 

 

 

簡単に言えば、

 

25年前の2001年3月28日、

小石川後楽園で見た桜が忘れられない。

 

以上。

 

今回、詳細はあえて省略する。

 

 

 

こちらの思い入れを察してくれ、

25年前と同じように友人が付き合ってくれた。

 

あの日に会食したブラジル料理の店はすでに閉店している。

 

この日、神保町駅近くの店「神戸牛&シチリアワイン 厨(KURIYA)」で友人と待ち合わせた。

 

会うのは昨秋以来だ。

 

そのときは上野で10時間半呑み歩いた。

 

25年前はお互いに20代の自由人だった。

 

友人は今では某航空会社のベテラン社員となっている。

 

 

 

店内は大盛況だった。

 

年度末ということもあってか、

会社のグループ客の姿もあった。

 

かと思えば、

女性一人のランチ客もいる。

 

広くはないが、窮屈感もない。

 

選択に間違いはないようだった。

 

 

 

一休から予約した

「神戸牛ステーキコース」というランチコースを味わった。

 

どれも美味しかった。

 

ランチビールにランチワイン。

 

どちらもグラス。

 

酒を抑え気味にしたのはこの後の桜のため、というよりも、

翌日のシゴトを気にしてのことだった。

 

ちなみに友人は翌日も仕事は休みとのこと。

 

好きに呑んでよいのだが、

グラス呑みに付き合ってくれた。

 

 

 

25年前のブラジル料理のことを思い出そうとしたが、

驚くほど思い出せない。

 

それでも、過去を振りかえるのは楽しいものである。

 

そして、デザートに至った。

 

 

 

雨は降り続いていた。

 

時折、風も強く吹いた。

 

花見には最悪の条件ではあったが、歩く。

 

 

 

25年前のブラジル料理レストランの場所を確認した後、

小石川後楽園へと向かった。

 

今回の最大の目的である。

 

 

 

入口で記念撮影してみたが、

看板が読み取れないような写りであった。

 

 

 

入園したのは15時15分ころ。

 

雨ということもあり、来園者は少なかった。

 

そして、そんな中でも外国人の姿が目立つ。

 

 

 

静かな花見となる。

 

 

 

何度かの転職を重ね、

翌日からまた新たな職場に行く、

という状況だった25年前の2001年3月28日。

 

不安の中でここを歩き、

桜を眺めた。

 

友人ともども、

その日のことは、あまり思い出せない。

 

しかし、

25年の月日をそれぞれ生きて、

今年もまた春が来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分にとっては人生の節目で、忘れられない25年前。

 

たまたま当日付き合ってくれた友人にとっては、

実は特別でも何でもない1日だったはずだ。

 

にもかかわらず、

思い出を手繰り寄せるような時間を共有してくれた。

 

感謝しかない。

 

 

 

散策を堪能した後、

25年前は水道橋駅に近いスタバに行ったはずだ。

 

しかし、今のわれわれにとっては、

16時過ぎのコーヒーも紅茶も選択肢としてはありえない。

 

 

 

水道橋駅近くのこちらの店に入った。

(退店後に撮影した画像)

 

 

 

ロイヤルミルクティーだかなんだかで〆たはずの25年前。

 

月日は流れ、この日は角ハイボールでの〆となる。

 

もちろん、1杯で足りるはずもない。

 

 

 

変わること、変わらぬこと。

 

楽しくも、

人生やさまざまなことにも思いを巡らせる時間を過ごせた。

 

 

 

友人とは東京駅で別れた。

 

こちらは18時33分発の特急「成田エクスプレス49号」に乗車。

 

19時半前、成田駅前に下り立った。

 

 

 

毎年、春になると思い出す桜。

 

25年目となる節目の今年も、

しっかりと思い出が刻まれた。