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アメリカ留学へのあてつけ

全ての始まりは、ホームステイ中にマザーに言われたこの一言だった。


「え、あんた『Friends』も観てないの?(そんなでアメリカ好きとか言ってんじゃねえよハゲ滝に打たれて出直してこい)」
※()部分は妄想の場合があります。


そんな感じで観始めて、気づいたらハマって、気づいたら終わって欲しくなくて、金曜日の夜に一人で部屋で泣きながら最終話を観終わりました。






テ◯スハウスなんて今すぐ観るのやめなさい、そこのあなた!


最終話は5250万人がテレビの前に座ってこれを観たという、ドラマの歴史を大きく変えた、伝説のワンアンドオンリー『Friends』を観終わって、いろいろ感じたので、書きます。


<そもそもどんなドラマなの>




『Friends』は1994年から2004年にわたって放送されたアメリカはニューヨークが舞台のシットコムのドラマです。シットコムなので、一話20分くらいということ、登場人物の6人さえ押さえておけば話はいつからでもついてこれるという気軽さは良かったです。


話はいたって単純で、ニューヨークのアパートの部屋に集う6人が繰り広げる恋、仕事、結婚、出産をコミカルに暖かく描いたコメディです。まあ、あいつがチューしたり、こいつがヤったりとそりゃ下ネタの嵐ですよ。下ネタは国境を越える。


あと見ればわかるんですけど、古い。1994年とか何してたって、生まれてました。携帯もなければ、パソコンもない。テレビはでかいし、服も古臭い。これが『Friends』にハマれない原因でしょうね。でも、2話、3話観れば必ずやハマります。


<登場人物>
このドラマの魅力の一つが、個性豊かな、というか現実でいたらかなり頭いかれてる登場人物です。そしてこのドラマが10年続いたので、キャストも10歳年をとっています。ちなみに、アメリカ人の多くは登場人物全員言えます。これは実際に試しました。焦りました


モニカ・ゲラー
season 1

season10


ロスの妹で、舞台となる部屋の基本住人。料理が得意で、ジョーイによくラザニアを作る。極度の潔癖症で、負けず嫌いな元気系女子。お尻が素晴らしい。


ロス・ゲラー
season 1

season 10


最初に登場したときに、圧倒的童貞感で存在感を強調してきたモニカの兄、ロス。一番安定した職につき、教養のある人間で、古生物学者。しかしつっこみ役でもあり、ボケでもある。ほんとに途中で童貞世界代表みたいな髪型になる。


レイチェル・グリーン
season 1

season 10


当時のムラムラアメリカンボーイたちのおかずがレイチェル・グリーンです。元・お金持ちお嬢様で、自立するためにと、ハウスシェアを始めます。かわいいけどもおばさんっぽいつっこみ、ロスの彼女に「あなた、あんまり得意じゃないの」と言われたときに「女の子はだいたいみんなあたしのこと嫌いよ大丈夫」という返しなど、腕あります、このかた。


チャンドラー・ビング
season 1

season 10


自分を投影せずにはいられなかったお調子者キャラ。すぐに人の揚げ足をとるけれども、逆にとられてしまうから面白い。とにかく広いこのおでこをペチペチしたくてたまらなくなりますが、我慢しました。


フィービー・ビュッフェ
season 1

season 10


火星からやってきたさばさば系ゆうこりんの異名をもつ(もたない)のがこのお方。ときどき人を助け、ときどきトラブルをもってくる、ときどき辛め、ときどき甘めの、まるでビュッフェのような方ですね。エロい。


ジョーイ・トリビアーニ
season 1

season 10


ぶっちぎりイケメンでチャラ男だけど、完全に中身は少年という素晴らしいキャラ。とにかく食べることが好きで、多分こいつが一番幸せだったかも。とにかく情にアツくてかわいいキャラ。


やっぱ10年もやってると全然人変わりますね。設定としては25歳から35歳までを描いている物語なんですけど、改めてみて一人で感動してます。なげえな、と。



<そして、このドラマの魅力>





両手埋まるくらい海外ドラマを観てきた自分ですが、このドラマに勝るものはないし、これからもないでしょう。それくらい良いドラマです。


彼ら6人は世界1仲の良い友達ですが、惜しくも彼らは「大人」です。仕事をしなければなりません。恋愛だって、結婚だってしたいです。彼らは、「子供」のままそれらの事柄に出会っていきます。そして、いつだってトラブルばかりです。現実世界で自分に起きたら発狂してしまうようなこと。しかし、彼らは







自分が一人ではないことを知っています。

家族ではないが、いやむしろ、家族ではないからこそ生まれるこの暖かい友情に、左乳首らへんが暖かくなります。


彼らは仕事についたり、結婚したりします。すると、自分も現実の友達がそうなったかのように嬉しい気持ちになります。ほんとに自分が友達とつるんでいる時を思い出す、懐かしくも新しく、遠くも近い、不思議なドラマです。


さて、そんな『Friends』。僕なりに彼らのメッセージは何かを考えてみました。そして、それは実は目の前、毎回流れる主題歌の中にあるのではないかと思いました。


The Rembrandtsの「I'll be there for you」という曲ですが、その曲はこんな風に始まります。


So no one told you life was gonna be this way.
人生こんな感じになるなんて、誰も言ってなかった



このドラマは、特別ドラマチックというわけではないです。かといって実生活でもなかなか起こり得ないことがたくさん起きます。しかし、その絶妙な現実味が、僕らの肩の力をスッと抜いてくれます。そして、サビでは、

I'll be there for you.
僕はそこにいるよ


と言います。
このバカ明るいドラマのバカ明るいテーマソング。サビの最後が実は、シンプルで秀逸です。

Cause you there for me too.
なぜなら君もそこにいてくれるから


普通なら、It's gonna be alright(大丈夫だよ)なんてきそうですが、違いました。


このドラマは、マスターカードのCMのまんまだと思います。「お金じゃ買えないものがある」
いつだって話を聞いてくれる人はそばにいるはずです。なぜなら、あなたがその人のそばにいるからです。人生の正しい楽しみ方、それは笑って、笑って、笑い尽くすということだと思いました。人生なんて、いくらでもネタにできます。まるで『Friends』の人たちがやっていたように。無人島に住んでなくてよかったです。

人殺しやめちゃくちゃなドラマがウケるこのご時世(いや、自分も好きだけどもそういうの)、こういうシンプルで人間味あふれるドラマを見ることは、とても忘れてきたこと、ダサいことと捉えられてきたように思います。

国際問題でグダグダいうんじゃなくて、経済学で「金が無い」と叫ぶのではなくて、まず「人間」という一番基本的で、一番多くの人がわかっていないものが、このドラマでは少し学べるのではないかなと思いました。そしてその答えは、どの学問よりも現実よりも明るいものな気がします。


<最後に、>

今回長いけど読んでくださってありがとです。最後に、

僕が『Friends』で好きだったのが、これが公開収録されているということでした。毎回お客さん目の前に、役者さんたちは演技をしていきます。バックで聞こえる笑い声は、本物です。なので、役者さんたちも収録というか、舞台にいるような感じでやっています。そしてみんなガンガンアドリブを入れてやっていきます。なので、大事なシーンでは、ドラマを超えたドキュメンタリーに近い、サプライズパーティーのような感覚が襲ってきたり、ギャグシーンでは、役者さんが必死に笑いを堪えたりすることを見ることができます。
それゆえに、シーズン10の最終話の最後のシーン。ティッシュを用意しておくことを保証しておきます。












あああ、シェアハウスしてえぇ。