こんばんは。

ご覧頂きありがとうございます😊

 

本日も想像力と547の発掘良品というシリーズをお送りしたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

生成AIによるレンタルDVDショップで

良品を発掘しているモルモットの画像

 

本シリーズの概要はコチラ

 

 
前回までのまとめ

 

前回までにご紹介させて頂いたのはTSUTAYA発掘良品でセレクトされていた001~100までの作品。

 

★001~100の作品名

 

第1弾  (22作品)

001. ジャガーノート 002. ブラック・サンデー 003. オスロ国際空港 ダブル・ハイジャック 004. 北海ハイジャック
005. 情婦 006. ナイル殺人事件 007. オリエント急行殺人事件 008. マジック 009. 赤い影 010. コーマ

011. ダークマン 012. レモ/第1の挑戦 013. ニューヨーク1997 014. デストラップ 死の罠 015. 理由

016. 愛という名の疑惑 017. ギャラクシー・クエスト 018. デーヴ 019. サボテン・ブラザース

020. ロンゲスト・ヤード 021. 勝利への脱出 022. スラップ・ショット

 

第2弾  (22作品)

023. カプリコン・1 024. キング・オブ・コメディ 025. ザ・プレイヤー 026. クイズ・ショウ 027. 荒野の用心棒
028. 続・荒野の用心棒 029. 荒野の1ドル銀貨 030. アンドロメダ… 031. ウェストワールド 032. ミクロの決死圏
033. オール・ザット・ジャズ 034. ロッキー・ホラー・ショー 035. ヘアー 036. バックマン家の人々
037. わが心のボルチモア 038. ザ・ロイヤル・テネンバウムズ 039. 評決 040. ザ・クライアント 依頼人

041. ジャスティス 042. 未知への飛行 / フェイル・セイフ 043. 渚にて 044. 地球爆破作戦

第3弾  (18作品)
045. 真実の行方 046. ニック・オブ・タイム 047. 愛が微笑むとき 048. パララックス・ビュー 049. マラソンマン
050. 潮風のいたずら 051. 恋はデジャ・ブ 052. 女はみんな生きている 053. テルマ&ルイーズ

054. カレンダー・ガールズ 055. 殺人ゲームへの招待 056. シーラ号の謎 057. グロリア 058. 狼よさらば
059. ガルシアの首 060. 戦争のはらわた 061. 特攻大作戦 062. 最前線物語


第4弾  (18作品)

063. L.A.コンフィデンシャル 064. コーチ・カーター 065. フリーダム・ライターズ 066. シルバラード
067. ペイルライダー 068. レイジング・ケイン 069. ミザリー 070. 夕陽のガンマン 071. ウェスタン
072. 夕陽のギャングたち 073. 星に想いを 074. 恋におちて 075. 恋のためらい/フランキーとジョニー

076. 絞殺魔 077. 冷血 078. チャイナ・ムーン 079. 白いドレスの女 080. 蜘蛛女 

 

第5弾  (9作品)

081. バトル・オブ・シリコンバレー 082. 君のためなら千回でも 083. バーディ 084. マイライフ・アズ・ア・ドッグ
085. マイ・ドッグ・スキップ 086. ボディ・ダブル 087. 殺しのドレス

088. 恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ 089. ハイ・フィデリティ
 

第6弾  (8作品)

090. ヒート 091. ハート・ブルー 092. パッセンジャー57 093. ダラスの熱い日 094. 殺しの分け前/ポイント・ブランク
095. レッドコーナー/北京のふたり 096. 追いつめられて 097. シー・オブ・ラブ


第7弾 (7作品)
098. 知らなすぎた男 099. ある愛の詩 100. ボビー・フィッシャーを探して (以降は未紹介)

 

 

★001~100までの製作国での分類

 

 アメリカ映画     084作品 (84%)

 イギリス映画     004作品 (04%)
 伊・西合作映画    002作品 (02%)
 米・英合作映画    002作品 (02%)
 イタリア映画     001作品 (01%)
 スウェーデン映画   001作品 (01%)
 フランス映画     001作品 (01%)
 伊・西・西独合作映画 001作品 (01%)
 伊・仏合作映画    001作品 (01%)
 伊・米合作映画    001作品 (01%)
 英・伊合作映画    001作品 (01%)
 西独・英合作映画   001作品 (01%)

 

 

★公開年での分類 (計100作品)

 

 1940年代 000作品 (00%)

 1950年代 002作品 (02%)

 1960年代 011作品 (11%)

 1970年代 027作品 (27%)

 1980年代 024作品 (24%)

 1990年代 028作品 (28%)

 2000年代 008作品 (08%)

 

 

★allcinemaのジャンル分類(重複あり)

 

 サスペンス     037作品 (23.0%)
 ドラマ       030作品 (18.6%)
 コメディ      016作品 (09.9%)
 アクション     015作品 (09.3%)
 犯罪        012作品 (07.5%)
 西部劇       010作品 (06.2%)
 SF        008作品 (05.0%)
 ロマンス      007作品 (04.3%)
 ミステリー     007作品 (04.3%)
 スポーツ      004作品 (02.5%)
 ホラー       003作品 (01.9%)
 アドベンチャー   003作品 (01.9%)
 戦争        002作品 (01.2%)
 ミュージカル    002作品 (01.2%)
 パニック      002作品 (01.2%)
 音楽        001作品 (00.6%)
 ファンタジー    001作品 (00.6%)
 ファミリー     001作品 (00.6%)

 

 

★私の分類(重複あり)

 

 群像劇        007作品 (+0) 

 テロリストとの対決  005作品 (+0) 

 法廷劇        005作品 (+0) 

 モノクロ       002作品 (+0) 

 サイコ        014作品 (+1) 

 社会不信       009作品 (+0)

 奇妙な愛       005作品 (+0) 

 コミカルホラー    001作品 (+0) 

 スーパーエージェント 004作品 (+2)

 プリズンブレイク   001作品 (+0)

 人生哲学       034作品 (+2)

 ワンカット      002作品 (+0)

 マカロニ・ウェスタン 004作品 (+0)

 デストピア      005作品 (+0)

 女性の人生      006作品 (+0)

 ユニーク       001作品 (+0)

 戦争の現実      003作品 (+0)

 

 

★データから読み解く分析

 

①概要と傾向

2010年から始まった発掘良品シリーズは、第1弾、第2弾が各22作品という膨大なラインナップで始まった企画。

 

その後は第3弾、第4弾が各18作品第5弾が9作品第6弾が8作品と次第に紹介作品が少なくなっていきましたが、毎月リリースしていくシリーズであったため、第1~6弾までの半年で、新作ではない映画を90作品以上TSUTAYAさんの棚に並べたというのは、この企画以前に行われた「観て欲しいから100作品をレンタル100円」という夏休み企画を除いては、前代未聞の事だったのではないかと推察されます。

 

1~100作品までのラインナップの特徴としては圧倒的にアメリカ映画が多く、後に紹介されるイングマール・ベルイマン監督、レオス・カラックス監督、アレハンドロ・ホドロフスキー監督といったミニシアター系映画を好むような作品がほとんど採用されておらず、ドキドキ・ハラハラするサスペンス系作品が多い事ではないかと思われます。

 

社会ではどんな評価でも

「レモ/第1の挑戦」は傑作だ!

 

 

②マカロニ・ウェスタン入門

イタリア(伊)との合作映画が多いのは、マカロニ・ウェスタンが10作品と多数セレクトされているためであり、マカロニ・ウェスタンに詳しくなりたい方がいらっしゃれば、本シリーズで紹介されている10作品からスタートさけてみるのも良いかもしれません。

 

アメリカの西部劇とは一味違う

残酷上等のマカロニ・ウェスタン!

 

 

③法廷劇と反戦争的戦争映画

また序盤の作品の傾向として裁判が関係してくる法廷劇や、反戦的な意味合いを持つ戦争映画、そして公開当時の世相を反映した社会への不審が描かれた作品が選ばれている事も注目点ではないかと思います。

 

法廷とは正義を成す場所ではない!

 

 

④カルト映画は?

では1~100作目の中で「これぞカルト映画!」と言われる作品はいくつあるでしょうか?様々な意見があるとは思いますが、私としては「赤い影」「ロッキー・ホラー・ショー」「殺しの分け前/ポイント・ブランク」の3作はカルトの名を冠するのに相応しい作品だと思います。

 

カルト映画好きなら絶対見てねラブラブラブラブ

 

 

⑤セレクトされた作品に対する私の考察

恐らくですが最初の100作品のセレクト方法は、100人の選者たちが自分の大切にしている傑作を持ち寄って、発掘良品という企画でなければ集められなかったであろう作品群でレンタルショップの棚を飾ろう!というアイディアによって集められたもの。

 

 「ブラック・サンデー」「地球爆破作戦」「パララックス・ビュー」「潮風のいたずら」などはメジャー作品と言うより「私だけが知っている」という知られざる傑作とも言うべき作品だと思います。

 

 そして2010年初頭という時期は、絵画や漫画や映画などのジャンルの私的な傑作を紹介するような本が数多く出版されていた頃。これは90年代頃に確立されていた名作=ヒット作という制約から解き放たれ、誰もが好きな映画を語って良い時代となった2000年代を経て生まれて来たムーブメントであり、現在のネッドでのレビューとも通底する映画評だったのではないかと考えますが、皆様はどう思われますか?

 

2006年に出版された

「おもわず人にすすめたくなる

映画なんでもランキング」

権威ではなく自身の好きな作品を

セレクトして出版できていたのが

2000年代だったのです😉

 

 

 

 

 

 

という訳で次回は発掘良品第7弾のラインナップから

 

101. 聖者の眠る街

102. 小説家を見つけたら

103. クリミナル

104. サンキュー・スモーキング

105. クライム&ダイヤモンド

 

という5つの作品のアーカイブをしてみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします😘

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

どうぞよろしくお願いいたします。