こんばんは。
ご覧頂きありがとうございます😊
本日も想像力と発掘良品の発掘⑯というテーマで
警察署長3
事件解決編 暴かれたなぞ(1983)
(原題:CHIEFS)
という映画を解説してみたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
★発掘良品の発掘とは?
今月のラインナップはコチラ↑
TSUTAYAさんの発掘良品シリーズの第68弾、71弾、73~77弾、81弾までの全28作品を紹介してゆく本シリーズも本日でラスト!
本シリーズは哲学的な映画が多く、やや玄人好みのラインナップとなりましたがいかがでしたでしょうか?
ラストは、「警察署長」最終章であり、激動の1960年代アメリカを舞台にした大団円的な作品となっております😊
架空の町デラノの闇を描いた本作の結末とは?
「ハピネット・オンライン」さんのデータベースによれば本作の解説は以下の通り。
皆様が作品をご覧になる楽しみを奪わないよう、これ以上詳細を書く事は差し控えさせて頂きますが、本作は3部作の大団円となる作品ですので、これまでデラノの町の裏で蠢いていた「黒人への差別と暴力」「街の権力者の癒着」そして「ヒッチハイカーの青年を監禁して殺害するサイコパス」という3つの悪徳を解決してゆく事になります😄
歴代警察署長が追い詰めながらも
ずっと逃げ切り続けて来た
青年ヒッチハイカーの殺人事件も
40年間の幕が下ろされます。
そう。
本作の舞台は1960年代!
アメリカを含め世界中で、様々な旧制度が改革される転機となった60年代革命の波は、デラノの町の旧弊にもメスを入れる事となるのです😁
州警察が管轄している刑務所では
囚人の食事の予算が中抜きされていました!
タイラーを失脚させようとする
州警察を黙らせるのはビリーの仕事です!
私見ですがそんな本作は、もし自分の町故郷を旧弊を変えたいのであれば、自分の人生を賭けて取り組む姿勢か必要である事を描いた作品!!
自分の父親が初代警察署長となった事を誇りに思い、大人になって警察の闇を知ってショックを受け、それでも尚、父の苦しんで来た様々な問題を自分の世代で解決しようと奮闘するビリーは、まるで因果律を回収するかのように、デラノの町に奇跡を生み出してゆきます😊
そして、何故かビリーに協力的だったタイラーの正体が判明した時、全ての因果が良い方向っていた事が判明し、爽やかな感動と共に、本作の幕は閉じられるのです…
まるで親友のように抱き合うビリーとタイラー。
二人にはどんな因果があったのかは
是非、皆様自身でご確認頂ければ幸いです😆
という訳で次回は本シリーズはおしまい!
一か月の間お付き合い下さり、本当にありがとうございました😄
次回からは、また新シリーズを始められればと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ちょっとだけ予告編!さて何の映画でしょう😊
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
★おまけ★
併せて観たい哀しいネズミの作品!
「殺人調書Q&A」
Q&Aとは尋問調書の事!
警察官だった父の知り合いの警官が絡んだ射殺事件の尋問調書を作成するという初仕事を請け負う事になった、地方検事補として赴任して来た男は、被害者側の尋問調書を作成している時に警官の調書に疑問を感じますが、それは開けていない闇の扉でした…
警察の闇を暴こうとする人間は、人知れず粛清される可能性があるのです!