こんばんは。
ご覧頂きありがとうございます😊
本日も想像力と発掘良品の発掘⑯というテーマで
警察署長2
展開編 死のゲーム(1983)
(原題:CHIEFS)
という映画を解説してみたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
★発掘良品の発掘とは?
今月のラインナップはコチラ↑
本日の作品は、前回ご紹介させて頂いた「警察署長」というTVドラマの第二弾!
前回の舞台は1920年代でしたが、第2弾の舞台は1940年代!!
デラノの町の初代警察署長に選ばれたウィルは農民出身の朴訥で誠実な男でしたが、1940年代の警察署長に就任したサニー・バッツは、ギラギラとした欲望を持ち街を仕切ろうとする男だったのです…
友人にも敵意の目を向けるサニーは
善人ではありませんでした…
「ハピネット・オンライン」さんのデータベースによれば本作の解説は以下の通り。
![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
皆様が作品をご覧になる楽しみを奪わないよう、これ以上詳細を書く事は差し控えさせて頂きますが、本作は3部作の作品中、谷となるような部分の作品!
自己顕示欲が強く、衝動的に暴力を振るうサニーは衝動制御障害の警察署長であり、そんな男が警察署長となった事で、KKKの首謀者やサイコパスの殺人鬼も、枕を高くして眠れる日々を送れるようになってしまうのです…
サニーが好んだのは交通違反の取り締まり!
そう。
治安を守るべき人間が歪んでいる地域では、悪い奴ほどよく眠る事ができるのです…
私見ですがそんな本作は、もし警察のような治安維持に関与する人間が、公正な判断ができない人間だとしたらどのような世界になるのかを理解するキッカケになるような作品。
幸い日本では、公正な判断ができない警察官を国民が断罪する道が残されていますが、世界には、警察は正義を執行する機関ではなく、一般人を抑圧する存在であると認識しているような恐ろしい国も、決して少なくはないと思われます…
衝動制御障害のサニーはどんどん破滅的に!
そんな男が警察署長では、
悪人たちは安心して羽を伸ばせますね…
という訳で次回は
因果は巡る
というテーマで
警察署長3
という映画を解説してみたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします😘
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
★おまけ★
併せて観たい哀しいネズミの作品!
「10番街の殺人」
もし警察が自分を存在に気づかないと確信した殺人鬼は、一体どんな行動をするのでしょうか?
本作に登場する殺人鬼は、加害者が自分のテリトリーに侵入して来るまで、自分からは行動しないポッシブ(反アクティブ)な殺人鬼!!
食虫植物のように無害な存在のフリをしつつ、油断した獲物を捕らえて行くポッシブな殺人鬼は、考えによってはアクティブな殺人鬼よりも何倍も恐ろしい殺人鬼は、1949年にイギリスで起こった「エヴァンス事件」をベースにした実在の人物なのです。