こんばんは。

ご覧頂きありがとうございます😊

 

本日も想像力とマッシュアップ!というテーマで

 

ロクスベリー・ナイト・フィーバー(1998)

(原題:A NIGHT AT THE ROXBURY)

 

という映画を解説してみたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

★想像力とマッシュアップ!とは?

今月は「100 Movies Dance Scenes Mashup」というミュージック・クリップでセレクトされている映画をご紹介してゆくという“2021年の夏休みの自由研究”みたいなシリーズをお送りしております😊😊😊

 

↑素材となる「100 Movies Dance Scenes Mashup」はコチラ!

 

 

 

 

使われているシーンは?

 

「100 Movies Dance Scenes Mashup」で本日の作品が使用されているシーンはコチラ↓↓↓

 

↑本シーンは 1;49あたり!!

 

 

…メッチャ首ふってますね😓😓😓

 

これは、本作で主役を演じているクリス・カッテンとウィル・フェレルというコメディ俳優が、サタデー・ナイト・ライブというコメディ番組で人気を博していた体を張ったギャグ!!

 

↑これがサタデー・ナイト・ライブでのギャグ!

 ジム・キャリーも参戦してますね😆

 

 

脳震盪になりそうなほど首を振る2人のバックに流れているのは、ハダウェイ(Haddaway)というミュージシャンの歌う「ホワット・イズ・ラブ」という1993年のメガヒットしたディスコ・ソング!

 

 

↑こちらが「ホワット・イズ・ラブ」のPV!

 

 

ノリノリの曲でに併せて首をフリ続ける自称LAディスコの帝王の二人ですが、実は彼らは有名ディスコから門前払いを喰らうようなトラブル・メーカーのタメ兄弟だったのですあせるあせる

 

↑自称ディスコの帝王!実際はディスコ出禁の問題児!!

 

 

 

アバウトなストーリー 

 

「キネマ旬報社」さんのデータベースによれば本作の解説は以下の通り。

 

人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」から派生したおバカコメディ。

落ちこぼれの兄弟がディスコの改造計画を企画し、“ディスコ王”に売り込みにいく。
まんまと2人はディスコ王のパートナーとなるが…。

【スタッフ&キャスト】監督:ジョン・フォーテンベリー 製作: ローン・マイケルズ 脚本・出演:スティーヴ・コーレン 撮影:フランシス・ケニー 出演:クリス・カッテン/リチャード・グリエコ/ロニ・アンダーソン/ウィル・フェレル

 

えっ!!
 
落ちこぼれの兄弟が、ディスコ王のパートナーになれちゃうの!?
 
 
 
はい。
 
主人公のダグ・ブタビとスティーブ・ブタビは実の兄弟!!
 
父親がLAの花屋として大成功しているので、2人は成人しても職についておらず、ディスコで女の子にモテモテになりたいくて毎晩、準備万端でディスコへ突撃しますが、ダンスのセンスもなく、会話のバカみたいなブタビ兄弟は、女の子に全く相手にされず、不遇な日々を送っていましたあせるあせる
 
↑兄のダク(右)と弟のスティーブ(左)は
 とても仲が良い兄弟!!
 
↑ですが二人は行動が不振で
 女の子からは見向きもされませんあせるあせる
 
 
ですがそんなダグは、今のディスコ業界をもっと良くするような特別なアイディアを胸に抱いていました。

 

そのアイディアとは、誰もが今よりも楽しく参加できる開放的なディスコ!
 
入口に黒服がいて、紹介者しか入れてくれない閉鎖的なディスコで、いつも門前払いを喰らっていたダグは、もしろディスコの前で並んで待っている人たちが踊れるような開放的な空間のディスコを作ってみたいと思っていたのです。
 
 
ですが自前の資金もコネもないダグには、夢を叶える方法なんてありませんあせるあせる

 

↑弟のスティーブは繊細な良い子ですが

 花の配達もできないガサツなダグは

 父親から嫌われお金もありませんあせるあせる

 

 

ですがそんなブタビ兄弟に、千載一遇のチャンスが訪れます!!

 

ディスコに向かっていた彼等の車に追突してきた車に乗っていたのは、有名モデルのリチャード・グリエコ!!

 

裁判を避けたかったグリエコは、ブタビ兄弟を懐柔するために、自分のコネを使って二人を有名ディスコ"ロクスベリー"に招待してくれたのです!

 

↑スティーブの今日ブレーキのせいで

 激しく追突されますが、相手が有名人だったため

 訴訟トラブルを避けるため

 有名ディスコに招待してもらえたのです😆

 

 

ずっと入ってみたいと思っていたロクスベリーに入れた二人は大興奮!!

 

けれど、彼等の幸運はこれで終わりではありませんでした。

 

 

 

グリエコは、店に来店していたロクスベリーのオーナーのベニー・ザディールに二人を引き合わせてくれたたため、ダグは自分のアイディアをベニーに話し応援してもらう約束を取り付けたのです!!

 

 

 

さて、そんなわらしべ長者のようなダグの幸運は、果たしてどんな結果となったのでしょうか?

 

それは是非、皆さん自身の目でご覧になって頂ければと思います。

 

↑ベニーと親しげに話す2人を見て

 ブタビ兄弟をセレブと勘違いした美女も現れます!!

 二人の幸運はもう止まりません😄

 

↑ただし彼らのディスコ・ダンスの実力は…

 

 

 

人に歴史あり…

 

皆様がご覧になる楽しみを奪わないよう、これ以上詳細を書く事は差し控えさせて頂きますが、本作でW主役を演じたクリス・カッティンとヴィル・フェレルは、その後、正反対の道を歩む事となります。

 

キネマ旬報さんの解説で書かれている【スタッフ&キャスト】の順番を見てもお分かり頂けるように、本作が公開された当時は、クリス・カッティンの方が格上で、ウィル・フェレルの名前は主役にもかかわらず4番目😥😥😥

 

 

ですが、そんなウィル・フェレルは、どんなアホな役でも楽しんで演じる人柄が受け「ズーランダー」「エルフ」「俺たちフィギュアスケーター」と、確実にステップアップしていったのに対し、クリス・カッティンはウィル・フェレルと喧嘩別れをした後、離婚、そして飲酒運転での逮捕などのトラブルを起こし、映画界での存在感を失ってしまいます…

 

↑詳細については、コチラを参照ください。

 

 

ですが本作は、そんな分かれ道を辿る二人が、最高のコンビネーションを見せてくれる、90年代の思い出を彷彿とさせてくれる作品!!

 

みんなが愛したブタビ兄弟の首振り(ボビング)をもう一度観たい時には、本作をご覧頂ければと願っております😘

 

↑「100 Movies Dance Scenes Mashup」の

 ラストシーンも、二人の仲良しボビング!!

 もう二度と実現しないブダビ兄弟の姿は

 この映像でも懐かしむ事ができると思います😊

 

 

 

 

 

という訳で次本シリーズは今回でおしまい。

 

明日は夏休みの課題らしく、本シリーズのまとめレポートをお届けしたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします😊

 

↑未紹介作品も取り上げたいと思っています!

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

 

★おまけ★

併せて観たい「100 Movies Dance Scenes Mashup」の作品
「メリー・ポピンズ」

 

本作同様、映画が公開された後に、関係者の人間関係が大きく損なわれた作品。

 

この顛末については「ウォルト・ディズニーとの約束」という作品をご紹介した際に解説しましたので、ここで言及いたしません。

 

ご興味のある方は、過去のブログをご参照ください…