こんばんは。

ご覧頂きありがとうございます😊

 

本日も想像力とマッシュアップ!というテーマで

 

テッド(2012)

(原題:TED)

 

という映画を解説してみたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

★想像力とマッシュアップ!とは?

今月は「100 Movies Dance Scenes Mashup」というミュージック・クリップでセレクトされている映画をご紹介してゆくという“2021年の夏休みの自由研究”みたいなシリーズをお送りしております😊😊😊

 

↑素材となる「100 Movies Dance Scenes Mashup」はコチラ!

 

 

 

 

使われているシーンは?

 

「100 Movies Dance Scenes Mashup」で本日の作品が使用されているシーンはコチラ↓↓↓

 

↑本シーンは 2:15あたり!!

 

 

…誰?

 

テッドって言えば、あの喋るクマのぬいぐるみの映画でしょ!?

 

 

 

はい。

 

「テッド」と言えば、少年が流れ星に「友達が欲しい」と願った事で命を得た、ぬいぐるみの人形の映画!!

 

↑ここだけ見ると、良い映画っぽいですね😘

 

 

ですが、男子にとっての“友達”とは、大人になるに連れトラブルの元凶となっていく存在でもあったのですあせるあせる

 

↑大人になってからの男の友情って本当に大切?

 

 

 

アバウトなストーリー 

 

「キネマ旬報社」さんのデータベースによれば本作の解説は以下の通り。

 

命が宿ったテディベアと、大人になりきれない男との友情を描くファンタジーコメディ。

本作で監督デビューを飾るセス・マクファーレンが、テディベア“テッド”の声も務める。

出演は「ザ・ファイター」のマーク・ウォールバーグ、「ブラック・スワン」のミラ・クニス「スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション」のジョエル・マクヘイル。

 

 

 

命が宿ったテディベアと、大人になりきれない男との友情?
 
こう書いてあると、大人になりきれない男=仕事もせず、恋人もいない男のようなイメージですが、主人公のジョンには定職もありますし、恋人のロリ―だってちゃんといます!!
 
↑恋人のロリ―との交際は4年目に突入!
 同棲している二人関係はとても良好です😘
 
 
 
けれど、そんなジョンが人生で最も大切にしているのはテッドとの友情!
 
少年の頃、友達がいなかったジョンが「友達が欲しい」と神様に願った時に命を得たテッドは、ジョンの「一生親友でいてよ」という願い通りに、仕事にも就かず、ジョンの精神年齢に併せた「友達」でいてくれていたのです!!
 
↑小さい頃から雷が嫌いなジョン。
 彼女は「もう大人だから慣れれば?」と言いますが
 一番の親友のテッドは駆けつけてくれて
 一緒に「俺たち雷兄弟(Thunder Buddies)」
 を歌ってくれるのです😘
 
 
 
はい。
 
もうお気づきですね!!
 
 
 
本作で描かれているのは、もし親友との関係を一生切れない男性がいたとしたら、一体どんな人生を歩むことになるのかを描いた、ちょっとシニカルな視点のブラック・コメディなのです!!
 
↑男子の言う「ずっと友達」ってどういう意味?
 
 
 
さて、子供の頃の心をずっとサポートし続けていくているテッドと楽しい日々を送るジョンは、一体どうなってしまうのでしょう?
 
それは是非、皆さん自身の目でご覧になって頂ければと思います。
 
↑ところで「100 Movies Dance Scenes Mashup」で
 使用されているこのシーンは何!?
 
 80年代の歌手ティファニーの曲を聴きながら
 麻薬でハイになっている男の正体とは!?

 

↑こんなPOPな80年代ソングです。念のため…

 
 

 

男子ズッ友の行く末とは…

 

本作は一見するとカワイイのに、行動が超下品なテッドを見て楽しむ単純なコメディのように見えますが、私見としては、もう少し根深いテーマを描いているよう思えます。

 

先ほども書かせて頂きましたが、子供の頃のジョンの願いが「友達が欲しい」という事であれば、テッドの行動原理は、ジョンの精神年齢にリンクしているという事!

 

だからこそテッドの行動が超下品だったりグダグダだったりするのは、ジョンの精神レベルに併せているという事!!

 

 

ジョンが「フラッシュ・ゴードン」という80年代のSF映画が好きだというと、ずっと「フラッシュ・ゴードン」の話をし続けてくれたり、会社に行きたくないと願えば、一緒にサボって大麻でハイになろうと誘ってくれるテッドは、まるでAIのアナリスティック(アクセス解析)のような存在となり、ジョンの精神的な成長の阻害要因となってとまっているのです!!

 

↑テッドはジョンのために

 「フラッシュ・ゴードン」の俳優サム・ジョーンズを

 パーティに招いてくれます!

 

 これってジョンには人生最高のプレゼント!

 でもジョンの精神的な成長にとっては…

 

 

 

そう。

 

男性にとって、自分の趣味嗜好を完全に理解してくれる親友は、かけがえのない友達!!

 

ですが、そんな親友がいた事で、大人になる事ができなかった男性というのは、現代社会において、少なくはないのではないでししょうか…

 

↑やったテッド!今日は人生最高の夜だ!!

 うん。気持ちは分かります😊

 ですが、そのパーティをした事によって

 ジョンの人生に最悪の転機が訪れてしまうのです。

 

 

 

本作は、そんな大切な親友の危険性を描いた「もしド〇えもんが、の〇太に絶対小言を言わず、いつも話を併せてくれていたら?」というテイストの、男性にとって怖い作品でもあるのです…

 

↑テッドはジョンから「目の前から消えろ!」

 と言われると素直に消えようとします。

 でも大親友に、その言葉を言える男性は

 一体どれくらいいるのでしょうか汗

 

 

 

 

 

という訳で次回は

 

タイプちがいの相棒

というテーマで

 

スタスキー&ハッチ

 

という映画を解説してみたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします😘

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

 

★おまけ★

併せて観たい「100 Movies Dance Scenes Mashup」の作品
「ショーン・オブ・ザ・デッド」

 

男性の最高の親友が、いかに人生にとって危険かを実感できるゾンビ映画!!

 

親友と一緒にビールとゲームに興じる事が人生で何より大切だったショーンは、ロンドンにゾンビが蔓延しつつある時、親友と一緒にパブに籠ってビールを飲みながら事態が収拾するまで待っていようと考えてしまうのですあせるあせる