こんばんは。
ご覧頂きありがとうございます😊
本日も想像力とマッシュアップ!というテーマで
テッド(2012)
(原題:TED)
という映画を解説してみたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
★想像力とマッシュアップ!とは?
「100 Movies Dance Scenes Mashup」で本日の作品が使用されているシーンはコチラ↓↓↓
↑本シーンは 2:15あたり!!
…誰?
テッドって言えば、あの喋るクマのぬいぐるみの映画でしょ!?
はい。
「テッド」と言えば、少年が流れ星に「友達が欲しい」と願った事で命を得た、ぬいぐるみの人形の映画!!
↑ここだけ見ると、良い映画っぽいですね😘
ですが、男子にとっての“友達”とは、大人になるに連れトラブルの元凶となっていく存在でもあったのです
↑大人になってからの男の友情って本当に大切?
「キネマ旬報社」さんのデータベースによれば本作の解説は以下の通り。
を歌ってくれるのです😘
↑こんなPOPな80年代ソングです。念のため…
本作は一見するとカワイイのに、行動が超下品なテッドを見て楽しむ単純なコメディのように見えますが、私見としては、もう少し根深いテーマを描いているよう思えます。
先ほども書かせて頂きましたが、子供の頃のジョンの願いが「友達が欲しい」という事であれば、テッドの行動原理は、ジョンの精神年齢にリンクしているという事!
だからこそテッドの行動が超下品だったりグダグダだったりするのは、ジョンの精神レベルに併せているという事!!
ジョンが「フラッシュ・ゴードン」という80年代のSF映画が好きだというと、ずっと「フラッシュ・ゴードン」の話をし続けてくれたり、会社に行きたくないと願えば、一緒にサボって大麻でハイになろうと誘ってくれるテッドは、まるでAIのアナリスティック(アクセス解析)のような存在となり、ジョンの精神的な成長の阻害要因となってとまっているのです!!
↑テッドはジョンのために
「フラッシュ・ゴードン」の俳優サム・ジョーンズを
パーティに招いてくれます!
これってジョンには人生最高のプレゼント!
でもジョンの精神的な成長にとっては…
そう。
男性にとって、自分の趣味嗜好を完全に理解してくれる親友は、かけがえのない友達!!
ですが、そんな親友がいた事で、大人になる事ができなかった男性というのは、現代社会において、少なくはないのではないでししょうか…
↑やったテッド!今日は人生最高の夜だ!!
うん。気持ちは分かります😊
ですが、そのパーティをした事によって
ジョンの人生に最悪の転機が訪れてしまうのです。
本作は、そんな大切な親友の危険性を描いた「もしド〇えもんが、の〇太に絶対小言を言わず、いつも話を併せてくれていたら?」というテイストの、男性にとって怖い作品でもあるのです…
↑テッドはジョンから「目の前から消えろ!」
と言われると素直に消えようとします。
でも大親友に、その言葉を言える男性は
一体どれくらいいるのでしょうか
という訳で次回は
タイプちがいの相棒
というテーマで
スタスキー&ハッチ
という映画を解説してみたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします😘
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
★おまけ★
併せて観たい「100 Movies Dance Scenes Mashup」の作品
「ショーン・オブ・ザ・デッド」
男性の最高の親友が、いかに人生にとって危険かを実感できるゾンビ映画!!
親友と一緒にビールとゲームに興じる事が人生で何より大切だったショーンは、ロンドンにゾンビが蔓延しつつある時、親友と一緒にパブに籠ってビールを飲みながら事態が収拾するまで待っていようと考えてしまうのです