こんばんは。
ご覧頂きありがとうございます😊
本日も想像力とあの映画というテーマで
アイドルを探せ(1963)
(原題:CHERCHEZ L'IDOLE)
という映画を解説してみたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
本作は日本で公開された映画についてのオンラインデータベース・サイトのallcinemaさんに「当時人気絶頂だったS・ヴァルタン主演の“アイドル映画”」と紹介されている作品!
確かに本作には、若き日のシルヴィ・バルタンが出演しており、彼女のアイドル映画という側面もあるのですが、それ以上に、当時フランスで人気だった60年代のフランス・アイドル達を一望できる、歴史的にも貴重な作品となっているのです😄😄😄
↑日本ではシルヴィ・バルタンの「アイドルを探せ」
(原題:La Plus Belle Pour Aller Danser)の映画と
認識されている本作ですが…
↑実際の内容は、当時フランスで活躍していた
アイドルたちが一堂に会した贅沢な作品なのです😊
こちらはフランク・アラモの「L'Ange que j'attendais」!
えっ、フランスでカントリーソング流行ってたの!?
「キネマ旬報社」さんのデータベースによれば本作の解説は以下の通り。
咄嗟に楽器屋に逃げ込んだリシャールは、証拠隠滅を図るために、ダイヤをガムに包んで高級なギターの内側に貼りつけて逃げ帰ります!
↑警察に捕まっても逮捕されないように
ダイヤをギターの内側に隠そう!!
リシャールがダイヤを隠したギターは、エリクソン社の新作ギター“エルビス・プレスリー仕様”!!
↑よっしゃ!品名確認!!
翌日ジョゼットに楽器店に行ってもらい、ギターの裏にあるダイヤを回収してもらおうと考えたリシャールでしたが、何と店に5台あったエルビス・プレスリー仕様のギターは、大人気で既に売却済み!!
購入したのは有名な5人のアイドル歌手だったのです!
さて、リシャールの盗んだダイヤは、一体誰のギターの内側に隠されていたのでしょう?
それは是非、皆さん自身の目でご覧になって頂ければと思います。
↑店長「5台全部売れちゃいました!」
ジョゼット大ショックで失神
5000万円のダイヤの行方は!?
あれ?
シルヴィ・バルタンは??
はい。
先ほどもご説明させて頂きましたが、本作はシルヴィ・バルタンが主役の映画ではなく、60年代の様々なアイドルが一堂に会する音楽映画!
最初はダイヤを取り戻そうとしていたリシャールですが、ドモンジョ邸で働いているメイドのジゼルに諭され改心し、ジョゼットと決別して、別々にダイヤを求めてフランス中を駆け回る事になりますが、リシャールとジゼルが探し当てた最初のギターの持ち主がシルヴィ・バルタンだったのです😄
↑見て見て!シルヴィが持っているギター!!
ん?
ちなみに、本作でシルヴィ・バルタンが演じている歌手の名前は?
彼女が演じているのは何とシルヴィ・バルタン本人!!
本作は、主要キャストのリシャールやジョゼットやジゼル以外の登場人物は、全員実名で登場!!
↑ミレーヌ・ドモンジョを演じているのも本人です!
本作の魅力は、映画公開当時のアイドル達の容姿や歌声を、そのままのカタチで後世の遺している事!!
↑おお!若き日のナンシー・ホロウェイ!!
↑ジョニー・アリデイ!アイドルしてます😆😆😆
そう。
餅は餅屋!!!
アイドルは俳優ではなく、熱狂的に支持された歌で当時のファンに支持された人たち!
だからこそ、無理に俳優としての演技などせず、ご自身の名前で映画に出演して頂き、未来の人たちに向けて“この時代には私たちが輝いていたんだよ!”という歴史遺産を残して頂ければと思っております😉😉😉
↑トリを務めるのは大御所シャルル・アズナヴール!
大変!ジョゼットたちに先を越されちゃう!!!
過去の映画を観た時、昔のアイドルがミュージシャンとして活躍している姿が見れるというのは、当時のファンにとっても、彼等を知らない世代にとっても、素敵なプレゼントとなると思います😍😘😉
↑こちらがデビュー当時のシルヴィ・バルタン!
歌はもちろん「アイドルを探せ」です😘
↑アヒル口が可愛いシルヴィ・バルタンの映像はコチラ!
(日本語の歌詞がついております)
という訳で次回は
ナスターシャ・ミーツ・伯爵
というテーマで
悪魔の性キャサリン
という映画を解説してみたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします😘
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆