こんばんは。ご覧頂きありがとうございます😊
本日は想像力と行き過ぎ?コメディ映画というテーマで
フライングハイ(1980)
(原題:AIRPLANE!)
という映画を解説してみたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
本日の作品は、エアポート・シリーズのパロディ作品!
エアポート・シリーズとは飛行中の旅客機で事故が起こるパニック映画!
飛行機の中で起こる不測の事態を回避するために旅客機の乗組員や空港の人々、心ある乗客たちが一致団結して大惨事を回避させてゆく胸アツな展開の群像劇としても楽しめるシリーズです😊
↑エアポート・シリーズ2作目の「エアポート'75」では
セスナが旅客機の操縦席に激突!!
当然ですが、そんなエアポート・シリーズのパロディである本作も飛行中の旅客機で事故が起こるパニック映画と乗組員や空港の人々や乗客たちの群像劇の組み合わせなのですが、彼等の行動によって事態をが良い方向に向かうとは限らないのです…😅😅😅
↑誘導員は無駄話をして飛行にを変な方向に誘導
これ、映画開始5分後なんですけど…
「キネマ旬報社」さんのデータベースによれば本作の解説は以下の通り。
製作はジョン・デイヴィソン、監督・脚本は「ケンタッキー・フライド・ムービー」を製作したジム・エイブラハムズと、デイヴィッドとジェリーのザッカー兄弟、撮影はジョセフ・バイロック、音楽はエルマー・バーンスタイン、編集はパトリック・ケネディ、製作デザインはウォード・プレストン、衣裳はロザンナ・ノートンが各各担当。
出演はロバート・ヘイズ、ジュリー・ハガティ、カリーン・アブダル・ジャバール、ロイド・ブリッジス、ピーター・グレイヴス、レスリー・ニールセン、ローナ・パターソン、ロバート・スタック、スティーブン・スタッカーなど。
え?
この映画のトラブルの原因って、もしかして機内食の食中毒!?
はい。
ロサンゼルスからシカゴに向かっていた3人のジャンボジェットの操縦士全員が魚料理を選んで食中毒でダウン!!
↑医師の説明した症状通りになった操縦士が失神!!
偶然操縦室に居合わせていたキャビンアテンダントのエレインが、失神寸前の機長の指示に従ってオート・パイロット操縦に切り替えたため墜落は免れますが、操縦士たちは再起不能ですので乗客の中から代わりの操縦士を募るしかありません!
↑これがオート・パイロット“オスカー”だ!!
普通に考えれば、操縦士に代わって飛行機の操縦ができる乗客なんている訳ありませんよね
ですがこの飛行機の中には、偶然ですが元操縦士が乗り合わせていたのです!!
元操縦士の名前はテッド。
戦争中、空軍の名パイロットとして部下を指揮していたテッドは、あるミッションで失敗し、部下を7人も死なせてしまった彼は、操縦士どころか人間として生きる自信を失ってしまった男。
戦地でエレインと知り合い相思相愛となったテッドでしたが、帰国後も無為な日々を過ごしているテッドに愛想をつかしたエレインは、別れを告げて飛行機に乗り込み、そんな彼女を追ってテッドも飛行機に乗り込んでいたのです!
↑戦地のナイトクラブで踊るエレインに一目惚れのテッド
↑お嬢さん。僕とナイト・フィーバーしましょう!
↑二人はフィーリング・カップル!ずっと一緒にいよう😘
↑そんなエレインとの楽しい日々を失いたくないテッドは
彼女に内緒で旅客機に乗り込んでいたのです!!
さて、果たして操縦恐怖症のテッドは、墜落目前の旅客機を救い、エレインの心を取り戻す事ができるのでしょうか?
それは是非、皆さん自身の目でご覧になって頂ければと思います。
↑操縦桿を握ると蘇る、あの忌まわしい記憶…
↑あんな事故もこんな事故も…って大丈夫か?テッド!
…ん?
ただのナンセンス・パロディ映画かと思っていたら、意外とストーリーがしっかりしていますね!
では、一体どんな所がナンセンス・パロディなの?
それは本作のメイン・ストーリー以外のところが全てギャグで作られているところ!!
本作は、映画のオープニングからラストシーンまでのほぼ全編がギャグで作られている「小ネタ・ギャグのつるべ打ち」のような作品!!
ギャグは50以上あり、上映時間が88分しかない作品ですので、30秒に1回はギャグをぶっ込んで来るのです😆😆
↑オープニングは雲海を静かに進む旅客機の尾翼!
…ジョーズかい!!
ギャグのタイプも、子供で分かるストレイトなものから、大人向けのギャグやブラック・ジョークまでバリエーション豊富!!
↑サタデー・ナイト・フィーバーのパロディ・ギャグ!
↑お子様でも笑えるストレートなギャグ!
↑ちょっと大人向けのギャグ!
本作は、ギャグで笑うのも良し、ギャグに呆れるも良し、パニック映画としてハラハラするのも良し、エレインとテッドのラブストーリーとして観るのも良しという、様々なニーズのお客様に楽しんで頂ける完成度の高い作品となっているのです!
↑あ。難病ものの映画でもありますよ!
飛行機に搭乗した難病の子のために歌を歌ってくれる
キャビンアテンドさんに、女の子もニッコリ😊
↑他の乗客もホッコリ😊
↑だけど勢い余って大事な点滴がスッポリ😨
↑これがフライングハイ流のブラックジョークだ!!
という訳で次回は
ナンセンス・コメディ最高峰
というテーマで
トップ・シークレット
という映画を解説してみたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆