こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/







本日も
 
想像力と
発掘良品の発掘
第八弾


というテーマで

マイ・フレンド・フォーエバー



という映画をご紹介したいと思いますので

どうぞよろしくお願いいたします。


 

 

カチンコ 治療法という名の映画 カチンコ

 

本作の原題は

 

THE CURE

(ザ・キュア)

 

 

 

 

 

 

 

CUREとは癒しのことですので

 

THE CUREだと

 

治療法という意味だと思われます。

 

 

 

 

 

 

マイ・フレンド・フォーエバーが

 

私の永遠の友達という意味だとすると

 

随分イメージが違いますね…

 

(-"-;A

 

 

 

 

 

 

けれど本作は、

 

少年の永遠の友情映画としても

 

傷ついた人の心を癒す映画としても

 

観る事ができる作品なのです

 

ヽ(=´▽`=)ノ

 

 

 

 

 

 

カチンコ アバウトなストーリー カチンコ

 

 

「キネマ旬報社」さんのデータベースによれば

 

本作の解説は以下の通り

 

 

HIV感染者の少年と、

彼を助けるべく治療法探しに奔走する少年の

友情を描いたヒューマン・ドラマ。

 

 

 

 

えっ!

 

少年がHIV感染者の治療法を探すのあせる

 

( ̄Д ̄;)

 

 

 

 

 

えっと。

 

 

この解説だと、内容を誤解されそうなので

 

もう少し詳しく解説させて頂くと

 

主人公は、あまり素行の良くない少年エリック。

 

↑素行が悪く、言葉遣いもよくないエリック。

 

 

 

 

 

 

彼は最近引っ越してきた隣人の子供が

 

HIV患者だと噂になって

 

怖がられたり敬遠されたりしていました。

 

 

 

 

 

なんで隣人がHIV患者だと

 

怖がられたりするの?

 

 

 

 

 

それは、本作の公開時の1995年は

 

まだ治療法の見つかっていなかった

 

HIVに対する誤解が多く

 

HIVウィルスは空気感染するとか

 

HIVは神が悪い人間に与えた罰だという

 

誤った認識が多かった時代!

 

 

 

 

 

エリックの母もそんな偏見の持ち主で

 

隣の家の子供には、絶対接触してはいけないと

 

エリックに命令していたのです。

 

 

 

 

 

 

けれど、誰とも遊んでもらえず

 

退屈したエリックは

 

生垣越しから隣人の子供に話しかけ

 

少年がどんな状況なのかを知ろうとしますが

 

声は人懐っこそうな普通の子供。

 

 

 

 

 

 

なんとなく興味を持ったエリックは

 

少年にHIVは空気感染しないと教えられ

 

母親には内緒で

 

生垣を乗り越えて少年に会う事にします。

 

 

 

 

 

HIVの少年の名前はデクスター。

 

 

 

 

 

彼は輸血で感染した子供ですが

 

病気の事をあまりに苦にしている様子がなく

 

遊びに来たエリックに対して

 

とても嬉しそうな顔をしたデクスターを観て

 

ちょっと後ろめたかったエリックは

 

何かをしてあげたくなり

 

一緒に遊ぶ友達になってあげる事にしました。

 

↑一歳年下のデクスターは、素直な少年。

 

 

 

 

 

と言っても素行の悪いエリックは

 

自分勝手な性格!

 

 

 

 

 

外出禁止のデクスターが

 

小遣いを貯め込んでいるのを知ったエリックは

 

チョコバーが病気に効くかもと言って

 

街の雑貨屋へ連れ出して

 

デクスターの金でチョコバーを買い込んで

 

自分も一緒に食べてしまったり

 

HIVの治療法を俺が見つけてやると言って

 

野草を適当に煎じて飲ませて

 

エリックに腹痛を起こさせたりしていたのです!

 

↑おい、連れて来てやったんだからチョコバー買え!

 

 

↑おい、この草は効いたか?

…これって治療というより人体実験ですね汗

 

 

 

 

 

 

ど、どこがフォーエバーフレンドなの?

 

w( ̄Д ̄;)w

 

 

 

 

 

はい。

 

 

 

 

観客である私たちからは

 

あまり良い関係に見えないかもしれませんが

 

これは、ごく普通の子供が行う

 

無邪気な遊びと同じ!

 

 

 

 

 

治療法の見つかっていないHIVを患い

 

誰からも敬遠されていたデクスターにとっては

 

普通の子供として接して

 

無邪気な日々を与えてくれたエリックは

 

苦しい心を癒してくれる

 

かけがえのない存在となっていたのです!

 

↑子供だけの会話。子供だけの時間。

デクスターは、そんな失われていた子供の心を

エリックよって掘り起こされます。

 

 

 

 

 

そしてそんなある日、二人は新聞で

 

ルイジアナの医師が

 

植物からエイズの特効薬を発見したという

 

ニュースを発見するのです!

 

↑おい。俺たちの治療法は間違ってなかったぞ!

 

 

 

 

 

二人はデクスターの母親に

 

医師に会いに行き

 

その植物を手に入れたいと頼みますが

 

母親は新聞記事を信用せず

 

今までの治療法を続けるよう言いますが

 

エリックは言う事を聞かず

 

デクスターをルイジアナへと連れて行くため

 

デクスターの母親に黙って

 

ゴムボートで川を下ってしまったのです!!

 

↑よっしゃ!

一週間くらいでルイジアナだぜ!!

 

 

 

 

 

こ、これはヤバいですね

 

( ̄_ ̄ i)

 

 

 

 

 

さて、一世一代の冒険旅行に出た

 

エリックとデクスターには

 

一体どんな運命が待ち受けていたのでしょう?

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑療養していない病状が悪化するデクスターは

果たして長旅に耐えられるのか?

 

 

 

 

 

カチンコ 癒しは双方向 カチンコ

 

 

先ほどの書きましたが

 

デクスターは、エリックの存在によって

 

心の中に癒しを取り戻し

 

絶望していた人生に光を見出していきます。

 

↑夜中に死の恐怖の悪夢にうなされるデクスターは、

エリックから、古い靴をもらいます。

この靴は、俺の匂いが染みついているから

これを嗅げばきっと

ここは死の世界じゃないと気づけるだろ!

 

 

 

 

 

けれど実は、

 

癒されていたのはエリックも同じ!

 

 

 

 

 

父母が離婚し、母親が育児放棄している

 

エリックの家庭での日々こそが

 

エリックの素行を悪くしている原因でした!

 

 

 

 

 

そう。

 

癒しというのは双方向。

 

 

 

 

 

他者を癒している人間は

 

その人との信頼関係の構築の過程において

 

自分もまた癒されていくものなのです…

 

↑靴をもらって嬉しそうなデクスターを観て

エリックもまた癒されるのです。

 

 

 

 

 

 

ちなみにエリックを演じたブラッド・レンフローは

 

本作から13年後の2008年に

 

自宅で死亡しているところを発見されます。

 

 

 

 

 

 

 

レンフロー自身に古い靴をくれた癒し手は

 

存在しなかったのでしょうか…

 

↑治療法とは、人と繋がる事なのです…

 

 

 

 

 

 

という訳で次回は

 

無色傲慢

 

というテーマで

 

透明人間

 

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

合格おまけ合格

 

 

①発掘良品における少年の友情映画に

興味がある方へ…

 

音譜君のためなら千回でもの回はコチラ音譜

 

 

 

②生死の危機に直面する少年の友情映画に

興味がある方へ…

 

音譜COP CAR/コップ・カーの回はコチラ音譜

 

 

 

③本作と同様、相互に癒される

少年たちの映画に興味がある方へ…

 

音譜リトル・ランボーズの回はコチラ音譜