こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/





本日も
 

想像力と
家族のこわい映画

 

というテーマで
 

アイ,トーニャ

史上最大のスキャンダル

 

 

という映画を


ご紹介させて頂ければと思います。





ビックリマーク ご覧頂く際のご注意 ビックリマーク


家族の登場する映画で

 

ちょっとこわいシチュエーションの作品をセレクトした
 

本シリーズも本日で最終回!






ホラーやサスペンスなどに限定せず
 

コメディや歴史ものなど
 

できるだけバラエティ豊かにお送りしてみましたが
 

いかがでしたでしょうか?






本シリーズ最後であり
 

同時に平成最後にご紹介させて頂くのは
 

奇しくも平成初頭に起こった
 

フィギュアスケーター襲撃事件の顛末を描いた
 

四半世紀後の検証映画なのです!








カチンコ アバウトなストーリー カチンコ



「キネマ旬報社」さんのデータベースによれば
 

本作の解説は以下の通り


二度オリンピックに出場しながら
事件の中心人物となり
スケート界から追放された元フィギュア選手
トーニャ・ハーディングの半生を綴る伝記ドラマ。


大技を成功させ栄光を掴むトーニャ。

しかしライバル選手襲撃事件への元夫の関与が判明し、
彼女は転落していく。






…えっと。





確かに本作のストーリーを大まかに説明すると
 

この解説通りなのですが
 

本作において、ライバル選手襲撃事件は
 

ほんのおまけ程度の扱い!


↑有名なナンシー・ケリガン選手の襲撃事件については

本作では、ちょっとだけ!






本作はトーニャ・ハーディングという
 

貧乏な家庭で育った少女が
 

どんな環境でアイススケートと出会い
 

オリンピック代表まで昇りつめたのかを描いた
 

泣ける一代記なのです!


↑トーニャは、こんな事はしていませんし

こういう映画でもありませんあせる





トーニャはヒルビリーという蔑称で呼ばれる
 

貧乏な白人の家に生まれた女の子。




母親は、何度も離婚を繰り返す
 

アルコールとニコチン中毒の気性の荒い女!


↑スケートリンクでもタバコは止めないトーニャの母!




 

母親は、幼いトーニャが
 

アイススケートに夢中なのに気付いて
 

上手になればアイスショーに出せるかもと思い
 

レッスンに通わせますが
 

トーニャの持っていたアイススケートの添付の才能は
 

オリンピックレベルだったのです!


↑トーニャは天才だったのです!





幼少期より数々の賞に輝いたトーニャですが
 

上位に行けば行くほど
 

華やかで華麗なアイススケートの世界と
 

試合での衣装も買えないトーニャの家庭環境とでは
 

軋轢が生じはじめます!


↑ほかの子供たちの様な毛皮のコートを用意できず

父親が射撃で仕留めたリスの毛のコートで

試合に臨むトーニャ!





ライバルたちは優雅なクラシック曲で
 

華麗な舞を試合で披露しますが


クラシックなんて全く縁のない環境のトーニャは

 

ZZトップの曲でハードステップ!

 

 

 

 

 

ZZトップの曲はゴリゴリのロックなので
 

審査員はドン引きしてしまいます。

 

↑オリンピックとういうより

アイスショー向けのステップですね…あせる







そんなトーニャは、家族間でもトラブルが多発!
 

 

 

 

 

 

トーニャの成功を夢見る母親は
 

中学生の時に学校をやめさせてしまったために
 

アイススケート以外の未来を奪われたトーニャですが
 

スケートの成績は思うように伸びず
 

その度に母親から暴力と暴言を浴びせられ
 

二人の喧嘩は、次第に激しいものとなっていきます。


↑試合中でも家庭でも、トーニャほ絶対褒めず

大声で罵詈雑言で攻め続ける母!






母親はトーニャが恋をするのも気に食わず
 

トーニャは恋人と暮らすために
 

母親の元を去りますが、恋人もまた暴力的な男!


↑機嫌がよい時はラブラブですが

激怒すると、怒鳴る、グーで殴る、発砲するという

壮絶なDV男が旦那さんあせる






トーニャは家族からも恋人からも暴力を振るわれ
 

暴力を日常として育っていきます。


↑これがトーニャの日常!






…という事はやっぱり、そんな暴力的なトーニャが
 

ライバルを襲撃したのでは?






いいえ。






生まれと育ちが不運だったトーニャですが
 

アイススケート競技において
 

トリプルアクセルという技が注目されはじめた時
 

アメリカで、この技ができる選手は
 

トーニャだけだったために
 

彼女に運命の女神が微笑み始めたのです!


↑逆境を乗り越え、難易度の高い技を習得したトーニャ!







人生初の順風満帆な日々の最中に
 

突如起こったのが、国内でライバルだった
 

ナンシー・ケリガン選手が
 

練習後に突如何者かにバットで足を殴られ
 

負傷するという襲撃事件!






首謀者として真っ先に名前が挙がったのが
 

日頃から問題行動が多かった
 

トーニャ・ハーディングだったのです!


↑あいつじゃない?あいつならやりかねない!

きっとあいつがやったんだ!!





さて、ナンシー・ケリガン襲撃事件の真相は
 

一体どんなものだったのでしょう?




そして、事件後のトーニャは
 

どのような運命を辿ったのでしょうか?





それは是非、皆さん自身の目で
 

ご覧になって頂ければと思います。


↑事件の真相は、そしてトーニャの運命は!?







カチンコ 平成も遠くなりにけり カチンコ



もし、トーニャにアイススケートの才能がなければ

 

地元のアイスショーの選手として

 

平凡ですが幸せな人生を送れたかもしれません。






またトーニャが21世紀に生まれていれば
 

YOUTUBEやクラウドファインディングなどを利用して
 

支援者を募る事も可能だったでしょう。






けれど、彼女は1970年(昭和45年)生まれ!




昭和後期に生まれたトーニャが
 

オリンピック選手となって活躍した平成初期は
 

素人が自由に自己発信などできない
 

束縛された時代だったのです!






 

トーニャは、そんな時代に
 

無理やり自分の存在意義を社会に認めさせ
 

のし上がろうとした女性!


↑逆境?そんなもの実力ではねのけるわ!






環境、教育、資本、協力者。
 

全てが満たされてないにも拘わらず
 

オリンピックまで上り詰めた根性と才能は
 

賞賛すべきものだと考えられます。






けれど…






そんな彼女の才能も努力も
 

母親にとっては金づるでしかありませんでした。

 


↑スケートに通わせてやってんだから元取れよ!





事件の渦中におかれ
 

参っていたトーニャに会いに来た母親は
 

彼女の心にドドメの一撃を与え
 

二人は永遠の別れを告げることになるのです…


↑母との一度目の別れは、

母子で言い争った際に、トーニャにナイフを投げて

傷つけたから…


↑そして二度目の別れは、暴力的なものではなく

精神的なものが原因だったのです…

 

 

 

 


自分の子供を愛ではなく
 

金を生む道具にしか思えない母親というのは
 

とてもこわい存在だと思うのですが
 

皆さんはどう思われますか?


↑愛されない子供は、どう微笑めばよいのでしょう…



 

 

という訳で本シリーズは本日でおしまい!



長い間お付き合いくださり


本当にありがとうございました

 

ヽ(=´▽`=)ノ





令和元年となる5月1日からは
 

また新しいシリーズを始めさせて頂ければと
 

思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

合格おまけ合格

 

 

 ①セレクト数の関係上

ご紹介できなかった作品(その1)

「1922年」

 

スティーブン・キング原作のジェラルドのゲームを

セレクトしていた為に選外に!

絶対的に優位な妻に対して殺意を抱いた夫の

地獄めぐりのような映画です。

 

 

②セレクト数の関係上
ご紹介できなかった作品(その2)
「アルフィー」

 

人でなしのアルフィーが浮名を流しながら

関係した女性を不幸にしつつ

最後には、自分が絶対的な孤独に陥る映画。

解説しにくいイヤな展開なので選外に…

 

 

 

③セレクト数の関係上
ご紹介できなかった作品(その3)
「サンタ・サングレ/聖なる血」

 

↑腕を失った母親のために

腕の変わりとなった青年の数奇な運命の映画。

とても1回では解説できず

複数回を必要としそうだったので選外に…

 

 

 

これらの作品も、いずれそのうち!