こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と
発掘良品の発掘
というテーマで
突破口!
という映画を
ご紹介させて頂ければと思います。
人名タイトルと邦題
本日の作品の原題は
CHARLEY VARRICK
(チャーリー・ヴァリック)
チャーリー・ヴァリック…
誰、それ?
(-"-;A
はい。
これが原題が人名映画を
邦題にする際の問題点!
ウィンストン・チャーチルや
メリー・ポピンズのような
馴染みのある人名の映画であれば
そのままの邦題でもOKですが
誰だか全く分からない
チャーリー・ヴァリックという人の映画では
観客に敬遠される可能性があり
突破口!
というタイトルとなったのだと思われます。
けれど本作は
生活に行き詰っていた
無名のチャーリー・バティックという男が
銀行強盗を実行した事で
想像もつかない人生を歩み始め
伝説の男となっていく
人生の転機を描いた映画なのです
ヽ(=´▽`=)ノ
アバウトなストーリー
チャーリー・バティックは
かつて曲芸飛行のパイロットでしたが
今は農薬散布の仕事で
飛行機に乗っている地味で目立たない男。
↑曲芸飛行の頃の看板は、
仕事場の片隅に、まだ置いてあります!
けれど、そんな彼には
銀行強盗という裏の顔があったのです!
と、言っても彼が狙うのは
あまり金のない地方の小さな銀行。
目立たず地味に生きていく事が
成功の秘訣だと考え
今回も、小さな地方銀行を狙いました。
銀行強盗を実行するのは
チャーリーと2人の仲間の計3人ですが
逃走用の車の運転手として
チャーリーの妻も同行させていました。
足がつかないように
妻に運転させるのは盗んだ車!
↑盗難車なら、身元も割れませんね!
けれど、その選択が
彼等を窮地に陥れる事になります!
強盗した直後に逃走できるように
足の悪い老人に変装したチャーリーは
銀行の入り口に
車を停車させたままにしようとしますが
地域を巡回していた警官が
偶然、盗難車の番号を記憶していたのです!
↑足の悪い老人と、付き添いの娘という設定で
銀行の前で車を駐車していたのが
仇となってしまいます!
銀行強盗は成功しますが
駆けつけた警察と銃撃戦となってしまい
仲間の一人は、射殺されて死亡!
車で逃走する際にも銃撃を受けて
妻も死亡してしまいます!
↑クソっ!なんて事だ!!
けれど、用意周到なチャーリーは
死んだ妻の亡骸を
逃走車もろとも山中で爆破する事で
警察の警戒を突破して
無事に逃走を成功させるのです!
↑逃走経路に隠しておいた営業車に乗り換え
何食わぬ顔で逃走するチャーリー。
盗んだ金は、農薬を入れている樽に隠しました!
家に帰り着いたチャーリーが
生還した相棒と盗んだ金を確認すると…
なんと、75万ドルもの金を
奪っていた事が判明するのです!!
↑ちょっと待て!
地方銀行にしては金額が多すぎだ…
相棒は金持ちになったと大喜びですが
チャーリーは直感的に
この金は、銀行が秘密裏に保管していた
マフィアの隠し金だと勘づき
自分たちの命の危険を感じ始めます。
そして、その直感は的中
金を奪われたマフィアは激怒して
凄腕の殺し屋を
犯人捜しに投入してきたのです!
↑派遣されたのは殺し屋のモリー。
優れた追跡者であり、冷酷な殺し屋でもあります!
チャーリーはマフィアに金を返そうとしますが
相棒に反対されたために
メキシコへと逃走する事を決意して
こっそりと準備を始めますが
蛇の道は蛇で、チャーリーの行動は
マフィアに伝えられてしまい
モリーは、ヒタヒタとチャーリーの近くへと
忍び寄って来ていたのです!
↑まずは隙だらけの相棒を捕獲!
じっくりと拷問し、金のありかを吐かせようとします。
さて、今まで目立たず生きてきた
チャーリー・バティックは
果たして冷酷なモリーから逃げ延びる事が
できるのでしょうか?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑曲芸飛行時代から連れ添った妻も
安全な生活も失ってしまったチャーリー・バティック。
果たして彼は生き残れるのか!?
人生は技術の積み重ね
とにかく目立たず慎重に生きてきた
チャーリーにとって
今回の騒動は、全く望んでいなかった事態!
けれど、座して待っていれば
死が待っています!
だからこそ、追い詰められたチャーリーは
全知を賭けて
モリーと対決する決意を固めます。
と言っても、チャーリーには
殺し屋と戦う技術は持ち合わせていません。
彼が持っているスキルと言えば…
飛行機の運転と曲芸飛行。
農薬などの知識。
地元に関する土地勘。
そして、銀行強盗の際に培ってきた
人を油断させるテクニック!
一見すると地味で無力なチャーリーですが
モリーと対決する覚悟を決めた時
これらの知識や技術の全てが彼に味方して
驚くべき反攻を敢行するのです
↑人の良い人間のフリができるのが
チャーリーのスキル。
↑そんな彼のスキルに騙された敵は
同士討ちを始めるのです!
お前、最初からヤツと仲間だったのか!?
えっ。何?何の事!?
人は、経験した事を
スキルとして活用することができます。
そして、そんなスキルを発揮した時
地味な男だったはずのチャーリー・バティックは
サバイバル能力の高い戦略家として
観客の記憶に残る存在となっているのです!
本作の原題はきっと
観る前に認知してもらためではなく
観終わった後に観客が
チャーリー・バティックという名を見る度に
映画を思い出せるようにと
主人公の名にしたのだと思います!
↑「突破口!」という邦題だと、どんな映画だか
内容を忘れちゃいそうですが
「チャーリー・バティック」という映画名なら
内容も忘れないですよね!
↑喰えない男チャーリー・バティックは、
今も多くの映画ファンから愛されているのです
(*´∇`*)
と言う訳で次回は
もしも
明日が見えたなら
というテーマで
デッドゾーン
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
おまけ
①マフィアの殺し屋の冷酷さに
興味がある方へ…
②殺し屋から逃げ続けたら
どうなるかに興味がある方へ…
③本作とは逆に
邦題だけ人名の映画に
興味がある方へ…
※原題は「KILLING THEM SOFTLY」
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