こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/





本日は
 

想像力と
ファイティング・ガール

 

というテーマで
 

シェイプ・オブ・ウォーター
 

 

という映画を


ご紹介させて頂ければと思います。





メラメラファイティング・ガールよ

永遠なれ!ドンッ


本日で、本シリーズも最終回!






近年、様々な困難に果敢に立ち向かう
 

ファイティング・ガールの映画が
 

世界中でたくさん作られるようになりましたが
 

実は、日本のアニメ業界では
 

80年代の初頭から
 

頑張る女の子たちが主役の映画が
 

たくさん作られていました!






かの宮崎駿監督作品は
 

そんなファイティング・ガール映画の
 

草分け的な存在!


↑今更、作品のご説明は不要ですね!





彼の作品に登場する女性は
 

絶望的な状況でも
 

自分が戦うべきだと思った時は
 

潔く覚悟を決めて
 

運命に向って立ち向かっていきます。







彼女たちが守ろうとするのは
 

弱い立場のモノ。







女の子らしい優しさと矜持で
 

弱者を守るために
 

勇気を振り絞って戦う
 

ファイティング・ガールたちは
 

世界中のファンから
 

愛され続けているのです
 

ヽ(=´▽`=)ノ








本日のシェイプ・オブ・ウォーターを作られた
 

ギレルモ・デルトロ監督は
 

そんな熱狂的ジブリファンのお一人。





そして本作の主役は
 

まるでジブリアニメの登場人物ような
 

自分が弱者にも関わらず
 

弱きもののために戦う覚悟を決める
 

ファイティング・ガールなのです!





メラメラアバウトなストーリードンッ

 

 

 

本作の主人公のイライザは

 

口の利けない女性。

 

 

 

 

 

 

イライザは、政府の航空宇宙研究センターで

 

掃除係として働いていました。

 

↑仕事場での友人は、手話のできるゼルダだけ…

 

 

 

 

 

そんなイライザは、ある日

 

研究所の水槽の中に得体のしれない生物が

 

運び込まれているのを発見します!

 

↑!………???

 

 

 

 

その生物は半魚人!

 

 

 

 

 

研究所のホフステトラー博士は

 

宇宙空間での生命維持の実験体として

 

半魚人を捕獲してきていたのです!

 

↑!!!!!

 

 

 

 

半魚人は、手荒に扱った軍人に対しては

 

獰猛に攻撃しましたが

 

物静かなイライザには攻撃せずに近づき

 

二人は言葉のない世界で

 

互いにシンパシーを感じるようになるのです。

 

↑喋らない半魚人と喋れないイライザは

お互いに言葉を必要とせず

相手に親しみを感じて行ったのです!

 

 

 

 

イライザは半魚人に手話を教え

 

二人は、まるで互いの寂しさを補完するような

 

不思議な関係になってきますが

 

半魚人に傷つけられた、

 

出世欲の権化のような軍人ストリックランドは

 

半魚人を宇宙での実験ではなく

 

殺して解剖する事で、生体の秘密に迫ろうと

 

上司に提言していたのです!

 

↑指をちぎられたストリックランドは

自身の出世と復讐のために

半魚人の抹殺を上司に進言して受け入れられます。

 

 

 

 

 

このままでは半魚人が殺される!

 

 

 

 

 

普段はおとなしいイライザでしたが

 

半魚人を助けたい一心で

 

研究所からの半魚人脱出計画を

 

実行しようとします!

 

 

 

 

 

と言っても、彼女の協力者は

 

ゼルダと、アパートの隣人のジャイルズという

 

落ちぶれた老人画家だけ!

 

↑時代に取り残された絵描きのジャイルズ。

 

 

 

 

 

さて、何の力もない無力なイライザは

 

厳重な研究所の警備の中

 

どうやって半魚人を逃がすのでしょうか?

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑研究所は監視カメラだらけ!

そんな中で、歩く事もできない半魚人を

どうやって逃がすのでしょう?

 

 

 

 

メラメラ何のために生きるのか?ドンッ

 

 

本作は、怪物映画のように見えて

 

恋愛映画でもあり

 

自分の生き方を見つけた女の子が

 

ファイティング・ガールへと変身していく

 

映画でもあります!

 

↑喋らないからこそ伝わる想い…

 

 

 

 

 

絵描きのジャイルスは

 

イライザに対しては上目線の老人。

 

↑好きな映画を一緒に楽しんでくれるイライザに

やや上目線で接しているジャイルス。

 

 

 

 

 

けれど社会でのジャイルスは

 

誰かに強く言われると何も言えなくなってしまう

 

勇気のない老人だったのです。

 

↑とある理由で日参しているカフェで

まずいパイを薦められても断れないジャイルスは

社会で戦えない男だったのです。

 

 

 

 

 

そんなジャイルスは当初

 

イライザの無謀な計画を一蹴して

 

協力を拒否します。

 

↑必死でお願いするイライザを一蹴!

 

 

 

 

 

けれど、戦わないジャイルスは

 

気がつけば、仕事も尊厳も失ってしまい

 

何も残らなくなってしまいます。

 

 

 

 

 

そう。

 

 

 

 

 

戦わないというのは、失うという事!

 

 

 

 

 

全てを失ったジャイルスは気づくのです!

 

 

 

 

そうか。

 

 

イライザにとって半魚人を救う事は

 

自分が生きている意味を

 

自分で見出していく行為でもあるのだ

 

という事を…

 

↑初めて心が通じ合える出会いをしたイライザは

半魚人を殺されてしまえば

二度と同じ気持ちになれる事はないでしょう?

 

彼女にとって半魚人救出は

生きる意味や価値を見出す事でもあったのです。

 

 

 

 

 

そしてこの考え方は

 

ほとんどのジブリに登場する女の子たちの

 

行動する理由にも通じるもの!

 

↑会いたいのに会わないという選択はなし!

 

 

↑出来る出来ないではなく

やるのかやらないかが問われるのでは?

 

 

 

 

だから、もし本作の半魚人が

 

グロテスクに感じて

 

いまいちイライザに共感できない方は

 

ちょっと創造力を膨らませて

 

もし、本作がジブリのアニメだったとしたら?

 

と考えてみて頂ければと思います

 

(*´∇`*)

 

 

 

 

本作は、そんなジブリ的な女の子が

 

必死で自分の運命と戦い

 

それに共感した人たちま協力を得て

 

奇跡を起こす映画なのです

 

↑イライザの目的は、半魚人を海に帰す事!

 

無力なファイティング・ガールの

人生を賭けた挑戦は

ジャイルスやゼルダの人生観すらも

変えて行くのです!

 

 

 

 

と言う訳で

 

想像力とファイティング・ガールは

 

これで終了です!

 

 

 

 

 

長い間お付き合い下さり

 

本当にありがとうございました!

 

 

 

 

 

次回からはまた新しいテーマで

 

映画を紹介していきたいと思っておりますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

おまけ

 

①紹介し損ねてしまった

ファイティング・ガール(その1)

「ラ・ラ・ランド」

 

↑夢のために戦うといのは

時に孤独になる覚悟も必要となるのです!

 

 

 

 

①紹介し損ねてしまった
ファイティング・ガール(その2)
「レディ・バード」

 

↑自分が何と戦うべきかに気づかない時は

間違ってしまい勝ちですね…

 

 

 

 

①紹介し損ねてしまった
ファイティング・ガール(その3)
「RAW 少女のめざめ」

 

↑時に運命は、人生を賭けて

戦い続ける宿命を、女の子に与えるかも

しれないのです…