こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/





本日も
 

想像力と
発掘良品の発掘

 

というテーマで
 

アウトローブルース
 

 

ご紹介させて頂ければと思います。



 

 

 

私としての
 

本作品のお勧めポイントは3つ!




お勧めポイント①
音楽業界における
盗用とは?






音楽というのは
 

人の心に届く芸術の一つ。






だからこそ、人の心を動した音楽は
 

時を経ても愛され続けます
 

ヽ(=´▽`=)ノ


↑「アマデウス」では、人々に愛されたモーツァルトの曲は

永遠となりますが…

 

サリエリの曲は忘れ去られてしまいます。

人間は、愛した音楽しか記憶に残さないのです!!





けれど、だからこそ
 

音楽で生計を立てている人が

 

まだ誰にも知られていない

 

未発表の素晴らしい音楽を発見すると

もし、あの歌を

自分のモノにできれば…

という悪魔の囁きが
 

聞こえる事があるようなのです…


↑ミュージカル「ドリームガールズ」でも

音楽業界の盗用が描かれます。





そして、本日の作品もまた

 

自分の音楽を盗まれてしまった青年が

 

主人公なのです!


↑畜生!俺の曲が盗まれた!!!





お勧めポイント②
未発表の曲を

披露するリスクとは?





主人公のボビーは
 

刑務所に収監され服役中の青年。







と言っても重罪ではないため
 

ボビーの刑期は短く
 

出所後にミュージシャンを目指すボビーは
 

刑務所に入れられた気持ちを
 

アウトローブルースという歌にして
 

皆の前で歌っていました!





明るい曲の中に

 

服役囚の気持ちが込められた

 

アウトローブルースは

 

囚人たちだけでなく看守も感動し

ボビーに成功してもらいたい所長は
 

刑務所に慰問に訪れた
 

大物カントリー歌手のガーランドに
 

ボビーを引き合わせ
 

歌を評価してもらう事にしてくれました!

 

↑カントリーとブルースの混じったアウトローブルース。

じんわりと心に染みる名曲です!







ボビーは大喜びで

 

アウトローブルースを披露しますが
 

最近ヒット曲に恵まれず
 

落ち目になりつつあったガーランドは
 

アウトローブルースがヒットする事を確信し
 

ビリーが出所する前に
 

自分の歌として発表してしまったのです!







自分の歌が勝手に歌われてるのを知り
 

驚いたビリーですが
 

次作の歌が世間で評価された事は
 

とても嬉しかったので
 

ガーランドが曲の使用料を払ってくれれば
 

問題にしないと伝えにいきました。






けれどガーランドは
 

アウトローブルースは俺の作った歌で
 

ボビーは因縁を付けて
 

金を脅し取ろうとしている悪党だと言って

 

追い返そうとしたので

 

短気なボビーはカッとなってしまい
 

カメラの前で大喧嘩を始めてしまいます!

 

 

 



若造ボビーに殴られ激怒したガーランドは

拳銃を取り出しますが
 

もみ合いになって拳銃が暴発し
 

ガーランドの足が打ち抜かれてしまいます!






現場は大さわぎとなり
 

ボビーはその場から逃げ出しますが
 

ガーランドが怪我をした事で
 

ボビーは指名手配されてしまいます!






さて歌を盗まれたボビーは
 

一体どうなってしまうのでしょう?





それは是非、皆さん自身の目で
 

ご覧になって頂ければと思います。


↑出所したばかりのボビーは

何か事件を起こせば、刑期が長くなってしまう!

狡猾なガーランドは、それを知って

ボビーを嵌めたつもりでしたが

短気なボビーの思わぬ反撃によって

事件は、TVで扱われるようになってしまいます!


 

 

 

 

お勧めポイント③
70年代の

陽気で楽天的な

反骨精神!

 

 

 

 

 

本作でボビーを演じたピーター・フォンダは

 

アメリカン・ニューシネマの金字塔

 

イージー・ライダーでワイアット役を演じた

 

70年代の反骨精神の代表キャラ!

 

↑一般社会の秩序?何だそれ?

俺たちは自由を求めて突っ走るぜ!!

行くぜマルディグラ!!

 

 

 

 

 

 

そんなピーター・フォンダだからこそ

 

ボビーは、クヨクヨしません!

 

 

 

 

 

逃亡中に出合った

 

ガーランドの元バックコーラスガールだった

 

ティナという女の子と結託し

 

ボビー自身がアウトローブルースを歌う

 

ゲリラ的ライブを行って

 

ガーランドに歌を盗まれた無実のヒーローだと

 

訴えていく作戦を実践していきます!

 

↑峰不二子的、小悪魔女子のティナは

本物のアウトローとして

ボビーをプロデュースする事にするのです!

 

 

 

 

 

レコード屋さんで、ラジオ局で

 

郊外のライブハウスにボビーが現れると

 

庶民は大喝采!!

 

 

 

 

 

 

やや社会が荒廃していた70年代は

 

抑圧者である警察よりも

 

正義のために、自分を貫く若者に

 

人々は拍手していのです!

 

↑白バイを奪って現場から逃走する二人!

観客は、警察ではなく

楽しい反逆をする二人を応援するのです。

 

 

 

 

 

 

本作は、そんな70年代の空気を

 

真空バックしたような

 

不思議な味わいのある映画。

 

 

 

 

 

 

大らかに警察に反抗し

 

ガーランドに泡を吹かせ続けるボビーは

 

高度な監視社会となった

 

21世紀では絶対にまねする事ができない

 

大らかな反骨運動と

 

それを応援する人々を見せてくれるのです

 

(*´∇`*)

 

↑刑務所で作った歌なら、いくらでもあるぜ!

 

そうなの!?

だったらアルバムを作って売り出そうよ!

そうすればレコード会社も

私達の味方になって大逆転できるわよ!

 

70年代の反骨とは

こんなライトなテイストだったのです

\(^▽^)/

 

 

 

 

 

と言う訳で

 

今回で第十弾はおしまい!

 

 

 

 

 

 

次回は第十二弾の

 

チャイナ・

シンドローム

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑本作は、映像資料がほとんど見つからない映画!

 

きっと本国アメリカにおいても

70年代の青春映画は

忘れられつつあるのでしょう…

(ノ_-。)

 

だからこそ、忘れ去られつつある良品を

発掘するという作業は

とても重要な事ではないかと思います。

 

TSUTAYAさん。

これからも頑張ってください

ヽ(=´▽`=)ノ