こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と
発掘良品の発掘
というテーマで
ANA+OTTO
【アナとオットー】
という映画を
ご紹介させて頂ければと思います。
私としての
本作品のお勧めポイントは3つ!
お勧めポイント①
奇跡であり運命でもある
愛する人との出会い!
引力と斥力という言葉があります。
引力は引き寄せるチカラ。
斥力は引き離すチカラ。
愛する人との出会いは
引力と斥力のようなもの!
人間は運命によって
愛する人に引き寄せられていきますが
運命によって、愛する人と
引き離されてしまうかもしれません!
本作は、運命に翻弄された
アナとオットーの不思議な愛を描いた
とても美しい映画なのです!
お勧めポイント②
運命によって二人は導かれ
運命によって
二人は離れ離れとなる。
本作の主人公はアナとオットー。
ANA(アナ)も、OTTO(オットー)も
左右どちらからも読める名前!
そんな名前の二人に
運命的な出会いが訪れます!
オットーにとってアナとの出会いは
友達の蹴ったボールが
飛んで行った場所にいた女の子!
転がったボールを追いかけるオットー。
ボールを追いかけるオットーの前を
走っている女の子に
オットーは運命的なものを感じます!
↑ボールの前を走っていた不思議な女の子!
なんか、とってもかわいいな…
一方のアナは
父親が交通事故で死んだのを知らされ
悲しくて走っていた時に
うしろから追いかけて来たオットーを
父の生まれ変わりだと思い
同じく運命的なものを感じてしまいます。
↑お父さんが死んじゃった
↑あれ?私を追いかけてくる男の子が!
ひょっとしたら彼は、お父さんの生まれ変わり!?
不思議な運命を感じた二人でしたが
互いの心の中は分かりませんので
その時は、話をする事もなく
別れてしまいます
(ノ_-。)
けれど二人はその後も
相手を運命の人だと思って
再会を待ち続けます
引力のような奇跡を起こします!
男子校の生徒のオットーは
アナへの想いを綴ったノートを紙飛行機にして
隣の女子校に向って
何枚も何枚も飛ばしていきます!
そんなメッセージ入りの紙飛行機は
何枚か女子校に舞い降りて
そのうちの一枚は、アナに拾われます。
メッセージにはアナの名前も
オットーの名前もありませんでしたが
彼女は、自分に向けた想いだと気づき
その紙飛行機を母親に見せ
メッセージの内容に感動したアナの母は
誰がこれを書いたのかと聞き
アナは迷う事なく、オットーを指さしますが
アナの母親は
オットーの父親が書いたと勘違いして
最近離婚したオットーの父親に
恋してしまいまい
二人の父母は結婚する事となったのです!
↑まるで引力のように
どんどん近づいていくアナとオットー!
という事は、アナとオットーは
兄妹になったの!?
はい。
ですがオットーの親権は母親にあり
オットーは母と二人暮らし!
だから彼らは、兄妹という意識ではなく
心の中でお互いを想い続け
やがて、我慢できなくなったオットーは
母親との生活を捨てて
父親とアナの母子が暮らす家で
一緒に暮らし始めます。
ああ。ついに一緒になれたね!
引力で最接近!
けれど、そんなオットーの決断によって
アナとオットーの引力は
大きく揺らいでいく事となるのです!
果たしてアナとオットーの恋は
ハッピーエンドとなるのでしょうか?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑引力は限界までアナとオットーを近づけます!
けれど臨界点を超えた引力は
今度は逆方向へと向かい始めるのです!!
お勧めポイント③
限界を超えた引力は斥力に!
けれど斥力もまた
限界を超えれば引力となる!
本作は、同じ出来事を
アナの視点とオットーの視点で描き
多くを語らない二人が
どのように相手の事を想っているのかを
観客に説明してくれます。
↑アナの想いを描く時はAnaというテロップが…
↑オットーの想いを描く時はOttoというテロップが出ます!
彼らはお互いを常に想い続けますが
一本道ではない人生は
彼ら二人に数奇な運命を与え
相思相愛のはずのアナとオットーは
連絡先すら知らない関係へと
なってしまいます!
↑たとえ、すぐ近くにいたとしても
お互いを気づく事なく離れてしまう二人の斥力!
けれど、どんな斥力ず働いたとしても
二人の強い想いは
やがて斥力を反転させてしまいます!
小さな手がかりを追って
少しずつ相手の居場所を探り出し
近づいていく二人。
二人が運命に導かれていくように
不思議な縁に導かれ
次第に近づいていく映画の後半は
多幸感に満ちた展開!
↑彼らが初めてキスした時に読んでいたのは
北極圏フィンランドの地理の本。
↑そして、引き合うように二人は
フィンランドの地へと向かっていきます!
本作の原題は「北極圏の恋人達」なのです
ヽ(=´▽`=)ノ
愛する人と離れていくのは辛く
愛する人へと近づくのは幸福に包まれる。
本作を監督したのはスペイン人の
フリオ・メデム氏。
ヒスパニック系のスペイン人にとっては
愛を失うのは死より辛い事!
だからこそ本作のラストは
たとえどんな結末になったとしても
愛する人を求めて
お互いが引き寄せられていく人生とは
素晴らしいものでは?
と、私達観客に問いかけてきます!
↑映画のラストに待ち受けるものとは!?
本作は、稀にみる
完成度高い恋愛映画!
たとえ引力に引き寄せられても
斥力に阻まれたとしても
愛する人に出会える人生を過ごせるのは
素晴らしい事なのです
ヽ(=´▽`=)ノ
↑アナとオットーの二人は
一緒の時も、離れた時も相手を想い続けています。
そして、そんな関係を築ける事が
本当の意味での恋愛なのではないでしょうか…
と言う訳で次回は
これぞダンディズム!
というテーマで
さらば友よ
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑たとえ言葉を交わさなくても、
相手が遠くへ行ってしまったとしても
愛を求め続ける事で、道は開けていきます。
人は誰かを愛する事で
生きる意味や価値や嬉しさを理解していくのです…
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