こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と
発掘良品の発掘
というテーマで
摩天楼を夢みて
という映画を
ご紹介させて頂ければと思います。
本作品の注目ポイントを
3つ挙げるなら…
注目ポイント①
本当の意味での
サスペンスは
日常の中の恐怖!
サスペンスは
観ててドキドキする映画!
殺人、恐喝、怨恨、陰謀、!
相手が怪物や妖怪ではなく
人間である場合が多いサスペンス映画は
本当に怖いのは人間!
というのを改めて実感させてくれる
リアルな恐怖を描いた作品だと思います。
↑捕まっている殺人鬼と野放しの殺人鬼!
本当に怖いのは人間なのです…
(「羊たちの沈黙」より)
…けれど
殺人鬼や異常者やサイコパスなどに
実際の日常で出合う事は
あまりないのではないでしょうか?
↑レクター博士みたいな人に会う事は
あまりなさそうですね
だからこそ、真の意味で
本当に怖いのは人間!
という事を感じさせるサスペンス映画は
普通に生きている私達に
ある日突然、起こるかもしれない
誰にでも起こる出来事の中の恐怖を
描いたものではないでしょうか?
本日の映画は
会社の中の会話だけの映画!
↑土砂降りの夜に
会社の中で交わされている会話の映画!
そして、そこで交わされる会話こそ
普通に生きている私達にとって
この世で最も恐ろしい
耳を塞ぎたくなる内容だったのです!
注目ポイント②
優勝劣敗は
大多数の敗者を生み出す
残酷な法則!
本作の舞台は
営業マンが4人しかいない
地方にある不動産会社の支店。
4人のうち3人は
ちょっとくたびれた感じの
ベテラン営業マン。
↑さて、今月も頑張りますか…
彼らはグチをこぼしながらも
それでも仕事を頑張ろうと出社しますが
そこには本社の重役が
恐ろしい形相で彼らを待ち構えており
彼らを恫喝し始めます!
↑さて、まずはコーヒーでも…
と、コーヒーサーバーのところに行っただけで
そのコーヒーを置け!
と老営業マンを怒鳴り散らす本社の若き重役!!
…今日は、何かが起こりそうです
重役は、会社に貢献しない人間を
リストラすると言い放ち
営業成績が悪かった4人のうちの2人は
クビにすると通告してきました!
↑使えない営業マンには去ってもらう!
えっ…
今月の成績の結果
1位の人間にはキャデラック!
2位の人間はナイフセット!
それ以下はクビ!!
そう伝えた重役が去った後
呆気にとられている老営業マンたちは
次第に事態を把握して
真っ青になっていきます!!
↑ナイフセットの次は失職です!!
重役の話を聞いていた3人は
ずっと不審続き!
その場にいなかった
唯一の若手営業マンだけは
成績抜群なので
ここにいる4人のうち3人は
全員リストラです!
↑会社は貢献しない人間を必要としない!!
…ぬぐぐぐぐ
彼らに残された時間はわずか!!
けれど、成績が悪い彼らに渡される顧客リストは
成約の可能性の少ない客ばかり!
↑成約の可能性の高い上顧客リストは
優勝者にプレゼント!
えっ!?
( ̄Д ̄;;
だとしたら老営業マンたちは
絶対勝てないのでは…
はい。
そこが本作の恐ろしいところ!
本社の上司は最初から
彼らを残す気なんてないのです!
結果を出せない状況に追い込んで
強制的に会社から排除する!
ある日突然、そんな状況に置かれた
3人の老営業マンたちは
一体どうなってしまうのでしょう?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑嵐のような重役が去った後
直接の女子である支店長に喰ってかかっても
彼だって組織の人間!
もはや決断は下されてしまったのです!
注目ポイント③
営業とは
誰のための仕事?
かつては敏腕営業マンでしたが
今では会社のお荷物となってしまっている
老営業マンのレーヴィンは
病院に入院している娘のためにも
なんとしても結果を出さなければなりません!
だから彼は、クズ物件を承知で
クズ顧客と呼んでいた人に売り込むために
雨の街に飛び出していきます。
↑ああ。こんばんは!
今お留守の奥さんから連絡頂きまして(嘘)…
良い物件が出ましたので(嘘)…
人気物件なので、今契約頂かないと(嘘)…
クズ物件をクズ顧客に売る
クズ営業マンたち。
では、得をしているのは
一体誰なのでしょう?
それは、会社と一握りのエリートだけ!
↑唯一結果を出している若手営業マンも
決して善人ではありません。
クズ物件を騙して顧客に売りつける理由は
キャデラックが欲しいから!
俺が一番だろ!キャデラックよこせ!!
業績を上げ続けている会社とは
実は良い会社などではなく
あまり価値のない商品を顧客に売りつける事で
利益を上げているのでは…
という現実社会の裏側が垣間見える本作は
ひょっとすると怪人の出るホラーより
ずっと恐ろしいサスペンスなのかもしれません…
↑いいからコーヒーを置け!
そして稼いで来い!!
と言う訳で次回は
届かぬ思い
伝わる想い
というテーマで
ANA+OTTO
【アナとオットー】
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑重役が説明するABCとは
Always Be Closing(契約をモノにしろ!)
そう。契約は成功ではなく
会社が必要としている必要条件であり
できない人は不要なのです!