こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/





本日も
 

想像力と
発掘良品の発掘

 

というテーマで
 

シンデレラ・リバティー
かぎりなき愛

 

 

という映画を


ご紹介させて頂ければと思います。 





私としての
 

本作品のお勧めポイントは3つ!



注目ポイント①
心がほっこりする映画は
時代と共に

忘れ去られてしまう…



観終わった後に
 

心がほっこりするような映画って
 

ずっと記憶に残りますよね

 

(*´∇`*)

 

 

 




けれど、自分の心の中のほっこりは
 

他者には伝わらないもの!






ですので恋愛映画や
 

サスペンスやアクションに比べて
 

ほっこり映画の名作は
 

気がつけば忘れ去られてしまう事が多く
 

いつの間にか

 

あまり知られていない映画に
 

なってしまう場合が少なくないのです…

 


↑心がほっこりする映画の名作の例①

「Dear フランキー」。

…えっ、そんな映画知らない!?


↑心がほっこりする映画の名作の例②

「ミッドナイト・ラン」。

デ・ニーロの名作ですが、

今の若い人は、きっと知らないのでは…






本日の作品は
 

そんな忘れ去られつつある
 

心ほっこり系作品!

 






シンデレラというタイトルだから
 

キレイな女の子の映画?


↑リバティは「自由」という意味だから

自由なシンデレラのお話?




いいえ。





題名にシンデレラがついているのは
 

主人公のおじさんの門限が
 

12時だからという理由なのです!


↑残念!俺がシンデレラだ!!






お勧めポイント②
不思議な優しさに

心がほっこり!





主人公の水兵ジョンは
 

お尻周辺の病気になってしまい
 

しばらくの間、船から降りて

 

軍の病院に入院する事となりました!


↑よく喋る軍医に診察されるジョン。

…あの。黙って診察してもらっていいですかあせる





幸いジョンの病状は軽いので
 

外出は自由ですが
 

軍の病院は規定によって
 

夜の12時までに戻らなくてはならず

 

大人のジョンにとって
 

朝まで遊ぶ事ができない環境は

 

まるでシンデレラ状態!

 


↑入院した港町には友達もいません!

まいったな…汗





そんなジョンは、ある晩


酒場で酔客相手にビリヤードをしている
 

マギーという女性に出会います。


↑陽気で明るいマギー。






誰に対しても愛想がよく
 

よく笑うマギーが気に入ったジョンは
 

彼女にビリヤードで勝利して
 

賞金をもらう代わりに

 

12時までの間、愛し合おうと誘います。

 






賞金より彼女が欲しいと言うジョンに
 

私って、そんなに価値ある?
 

と嬉しそうに笑っているマギーと共に
 

家に入ったジョンは
 

マギーの息子が寝ているのを発見!


↑いいわ。水兵さん。

一緒に私の家に来て愛し合いましょうラブラブ

と言われて家に行くと

彼女の息子が寝ていたのです!




息子はすでに10歳くらい!





これは、教育上よろしくないと
 

ジョンは気が引けますが
 

マギーは、息子を全く気にかけずに
 

ジョンと寝てしまうのです。


↑気にしないで!いつのも事だからラブラブ

… … … … 汗





ジョンは帰りがけにマギーの息子に
 

おやすみと言いますが


少年は怖い顔をしてジョンを睨んで
 

汚い言葉を吐きかけます!






翌日、なんとなく母子の事が
 

気になっていたジョンが
 

夜の遊園地に遊びに行くと
 

そこにはビールを飲みながら遊んでいる
 

マギーの息子がいたのです!






ジョンはマギーの息子を捕まえて
 

マギーのいる酒場に行って
 

ちゃんと面倒をみるように言いますが
 

マギーは呑気に笑うだけ!

 

↑お前、なんで酒なんか飲んでる?

うるせえ。赤ちゃんの頃から飲んでんだよ!

ほっといてくれよ!!

 

 

 

 

 

マギーの息子放っておく訳にもいかず

 

家まで送り届けたジョンですが

 

冷蔵庫の中のカラッポ!

 

 

 

 

 

ろくな食べ物を食べてない息子は

 

歯も虫歯だらけなので

 

甘い物も食べられず、笑顔もできません…

 

↑父親は誰だか分からず

奔放な母は、育児を放棄しています…

 

 

 

 

 

… … …

 

(-"-;A

 

 

 

 

 

そんな環境を知ったジョンは

 

マギーと息子のために

 

自分ができる事をやり始めます!

 

 

 

 

 

軍の残り物の食料を届けたり

 

夜勤の仕事の途中で家に立ち寄って

 

一人ぼっちの息子を連れだしたり

 

一緒に自転車に乗ったり

 

バスケットボールを教えてあげたり…

 

↑おい。ケーキ持って来たぞ!

 

↑おい。一緒に自転車に乗ろうぜ!

 

↑おい。バスケット教えやるぜ!!

 

 

 

 

 

 

さて、一体どうしてジョンは

 

見ず知らずのマギーと息子に対して

 

優しくするのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑気がつけば、マギーと家族のようになってくジョン。

ジョンの優しさで、家に笑顔が!!

 

 

 

 

 

お勧めポイント③
寂しさの辛さを知っていると

人にやさしくなれる

 

 

 

 

ジョンが人に優しく接するのは

 

ジョン自身が優しを求めていたから。

 

↑寂しいのって辛くないか?

 

 

 

 

 

ジョンは軍の中でも人気者ですが

 

唯一、恨みを持っていたのは

 

新兵訓練の時

 

極寒の中、ジョンょ意味もなく外に立せ

 

その事を忘れてしまったフォーライという教官!

 

 

 

 

 

そう。

 

 

 

 

ジョンは、人から放っておかれる寂しさを

 

知っている人間だったのです!

 

↑そんな憎いフォーライにさえ

海軍をクビになってしまい寂しそうな彼に対して

優しい言葉をかけるのです。

 

 

 

 

 

マギー、身持ちの悪い母親。

 

感情の赴くままに

 

笑ったり、怒ったり、人に抱かれる彼女は

 

息子の事は忘れがち…

 

 

 

 

 

けれど、そんな彼女も

 

行きずりの男たちに放っておかれてきた

 

という事を知っているジョンは

 

マギーにも息子にも、

 

自分が持ちるだけの優しさをもって

 

接していくのです…

 

↑そんなマギーと結婚しようとするジョン。

軍の上司は、なぜ子持ちの娼婦と結婚すると聞きますが

彼にとって、寂しい二人を救うのは

自分にとっての幸せでもあったのです…

 

 

 

 

 

 

本作では、人が大好きなジョンが

 

想い通りにならない人生に苦しみながらも

 

希望を捨てる事なく

 

マギー達との幸せを求め続ける人情映画。

 

 

 

 

 

そして、日本人の皆様なら

 

きっとジョンの姿に

 

別の日本人俳優の姿を重ねられると思います

 

 

 

 

 

それは、帝釈天で産湯に浸かった

 

あのフーテンの男!

 

 

 

 

そう。

 

 

 

 

本作は、まるで寅さんが

 

アメリカで不幸な母子に出会ったような

 

心がほっこりする映画なのです

 

ヽ(=´▽`=)ノ

 

 

↑本作のBGMは、ブルーフっぽいジャズですが

日本人の皆様でしたら

きっとこの曲が流れても違和感ないと思います!

 

 

 

 

 

 

と言う訳で次回は折角ですので

 

本作と同時期に紹介されていた

 

発掘良品の欠番作品

 

というテーマで

 

さらば冬のかもめ

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑マギーと息子を助けてあげたいジョンですが

水兵の彼は、寅さんと同じ流れ者!

 

さて、結局ジョンも

次の街へと流れていくのでしょうか?