こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/





本日も
 

想像力と
発掘良品の発掘

 

というテーマで
 

クライング・ゲーム
 

 

という映画を


ご紹介させて頂ければと思います。 



本作品の注目ポイントを
 

3つ挙げるなら…



注目ポイント①
描かれているテーマは

今の時代にこそ

問われている問題である



本作は、

事前に内容が分かってしまうと
 

観る楽しさが半減してしまうタイプの作品!


↑「シックス・センス」もオチが分かってしまうと

面白さが半減してしまう映画。





ですので本作の場合は

 

できるだけ内容を書かないつもりですが
 

本作には、今世界で問われている

 

生き方についての問題が描かれている

 

先駆的な作品なのです!

 


↑日本のキャッチコピーも

「愛が、次の手を決める。でも切り札は秘密。」

当時の広報の方も

内容が分からないよう苦心したみたいです!

 

 

 

 

注目ポイント②
逆ストックホルム症候群!?

 

 

 

 

本作の冒頭は

 

イギリス軍の黒人兵士ジョディが

 

遊園地デートの最中に

 

男たちに拉致されてしまいす!

 

 

 

 

ちなみにデートの相手は、こんな女の子!

 

↑華奢で可愛いですね(^^)

 

 

 

 

 

捕まったジョディは、こんな感じです!

 

↑えっ、こっちを拉致したの汗

 

 

 

 

 

… … …

 

(-"-;A

 

 

…なんでジョディの方を拉致したの?

 

 

 

 

 

それはジョディが英国兵士だったから!

 

 

 

 

 

ジョディを捕えたのは

 

イギリスからのアイルランド独立を目指す

 

IRAという過激派のメンバー!

 

 

 

 

 

 

捕らえられた仲間を救うため

 

イギリス軍の兵士と

 

人質交換しようとしたのです!

 

↑IRAのアジトに捕らえられてしまったジョディ。

実は彼とデートしていた女の子も

IRAのメンバーでした!

 

 

 

 

 

ジョディの見張り役となったファーガスは

 

メンバーの中では穏健派。

 

 

 

 

 

ずっと顔を隠され続けて

 

苦しそうだっジョディの頼みをきいて

 

布をとってあげたり

 

ジョディの身の上話を聞いているうちに

 

二人は次第にか仲よくなり

 

ジョディは、そんなファーガスに対して

 

自分の恋人の写真を見せて

 

もし自分が殺されてしまったとしたら

 

ロンドンにいる彼女に会って

 

君を愛していたと伝えて欲しいと

 

ファーガスに頼みます。

 

↑見張り役なのに、ジョディと仲よくなったファーガス。

 

 

↑ジョディは、そんなファーガスに

自分の愛している子の写真を見せてくれるのです!

 

 

 

 

 

…でも、IRAのファーガスが

 

そんな事する必要なんてありませんね。

 

↑なんで自分が殺した人間の恋人に

そんな報告を!?

 

 

 

 

 

けれどファーガスは

 

ジョディと仲よくなってしまったために

 

情を感じはじめていたのです!

 

↑なんとかジョディを殺さずに済ませたいな…

 

 

 

 

これは誘拐された人間が

 

犯人たちと一定時間一緒にいる間に

 

犯人たちに共感してしまう

 

ストックホルム症候群と逆バージョン!

 

↑有名な症例としては、誘拐犯に共感し

一緒にテロを行うようになった

新聞王の娘、パトリシア・ハーストがいます!

 

 

 

 

 

けれど時は過ぎ

 

人質交換の期日は過ぎてしまい

 

ファーガスはジョディの処刑を

 

命じられてしまいます!

 

↑悪いなジョディ。これが俺の仕事なんだ…

 

 

 

 

 

さて、ジョディとファーガスには

 

一体、どんな運命が待っているのでしょう?

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑ファーガスの隙を見つけ

全力疾走で逃げだしたジョディ!

 

元アメフト選手だったジョディは超俊足。

焦るファーガス!!

 

 

 

 

注目ポイント③
奇をてらった展開ではなく

観客への問いかけ。

あなたなら、どうしますか?

 

 

 

と、ここまでは

 

冒頭30分くらいまでの内容!

 

 

 

 

 

その後、紆余曲折があり

 

ファーガスロンドンで暮らす事となり

 

ジョディの恋人に会ってみたいと

 

考えるようになります。

 

 

 

 

 

 

ジョディの恋人は、美容師さん。

 

 

 

 

 

彼は、自分の正体を明かさず

 

彼女に髪を切ってもらいに行きます。

 

↑まずはシャンプーから…

 

 

 

 

 

ジョディの恋人の名前はジュード。

 

ジュードは恋多き人らしく

 

夜のクラブでも、歌を披露しています。

 

↑ジュードの行きつけのクラブ。

 

 

 

 

 

そこで、ジュードと話をしているうちに…

 

↑見るともなしに、ジュードを見ていると…

 

↑ジュードの方から微笑んでくれました!

 

今日、お店に来てくれたお客さんでしょ。

髪は気に入ってくれた?

 

 

 

 

 

あれ?

 

ファーガスの目的は

 

ジョディの伝言を伝えるのためでは?

 

 

 

 

 

 

はい!

 

ここが限界線!!

 

 

 

 

 

 

けれど、ここが本作を理解するための

 

ヒントとなっていきます!

 

 

 

 

 

 

ファーガスのジュードに対する想いは

 

ジョディとの約束に反するもの!

 

 

 

 

 

けれど、そんな気持ちは

 

否定する事ができるでしょうか?

 

↑会う度に、恋心が募るファーガス。

 

 

 

 

 

 

他者を愛してしまうのは自然な欲求。

 

 

 

 

 

 

だからこそ、その愛が

 

たとえ最初の想いとは違っていても

 

否定する権利なんて

 

きっと誰にもできないのです!

 

↑人を愛してしまうのは自然の摂理です。

 

 

 

 

 

本作は、とても衝撃的な内容のため

 

恐らく1992年の公開当時は

 

キワモノ映画だと仰る方も多かったと思います。

 

 

 

 

 

けれど、後悔から15年以上が経った今

 

本作のファーガスの立場は

 

きっと、当時よりずっと多くの人が

 

指示してくれるのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

愛に貴賎はないのですから…

 

 

 

 

 

と言う訳で次回は

 

理想の世界へ

旅立とう!

 

というテーマで

 

13F

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑本作を読み解くための、もう一つの重要なヒントは

歌っている時のジュードの衣装!

 

 

↑明らかにクリムトの絵がモチーフの衣装からは

クリムトが描いたデカダンスの香りが

立ち込めてくるようです。

 

そして、デカダンスといえば…

 

…後は、皆様の想像力にお任せいたします。

(*´∇`*)