こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/






本日も
 

想像力と
どことなくなんとなく

 

というテーマで
 

ザ・スピリット
 

 

という映画を


ご紹介させて頂ければと思います。





★どことなくポイント★

アメコミ映画は
 

今、最盛期を迎えていますよね!






アヴェンジャーズは
 

アメコミ映画としてだけではなく
 

神話のような世界観を築き上げましたし
 

ジャスティスリーグは
 

古き良きアメコミの世界観を
 

現代に蘇らせる事に成功しています。
 

↑大傑作「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」は

まさかのサノスが神みになる物語!!

ですので次作はきっと、神となったサノスと戦う

人間の神話となるハズです

\(^▽^)/

 

 

 




…けれど、これらの作品はみんな
 

映画監督たちによって生み出された世界観!

 

 

 

 

 

 

マンガを描いている人の世界観は
 

映画の世界観と合致しているのでしょうか?


↑DCコミックファン感涙の

「ジャスティス・リーグ」のそろい踏み!!

けれどこれはあくまでも

ザック・スナイダー監督によって作られた

彼の世界の映画です。






本作は、ダークなテイストのマンガ家
 

フランク・ミラー自身が監督した
 

彼が描きたかったアメコミ映画なのです!





★アバウトなストーリー★


主人公のスピリットは
 

悪い医師の実験によって
 

不死の体にされてしまった警官。

 


↑殺害された刑事のデニー・コルトは

蘇生薬の実権で蘇り

死ねない体の男となってしまいました。






彼は自分の育った街を守るために
 

スピリットと名乗る正体不明の探偵となり
 

警官では太刀打ちできない悪党を

 

倒す存在となったのです!

 

↑街は俺の彼女!

そして彼女を守るために必要なのは

魂(スピリット)なのさ!






そんなスピリッツの宿命のライバルは
 

オクトパスと名乗る医師!


↑いかれた天才医師のオクトパス!




スピリットを実験台にして
 

不死の薬を開発したオクトパスは
 

自らも不死となって
 

世界征服を企んでいるのです!


↑オクトパスの手下は

大量に作った頭の悪いクローン人間たちと

悪女シルケン・フロス!




おおっ。
 

なんだか硬派な展開ですね!


↑漆黒の服に赤いネクタイのスピリット!

スタイリッシュです。





けれど硬派なスピリットには
 

弱点がありました!





それは、カッコいいので
 

モテすぎるという事!


↑カッコよすぎのスピリット!






彼の魅力に参った美女が

 

みんな恋してしまうスピリットは
 

彼女たちによって
 

ピンチに陥ってしまうことも度々!






けれど、そんなピンチもまた
 

美女によって救われたりするのです。


↑スピリッツ萌えの新人警官モーゲンスターン。

彼女は、スピリットも守ってくれます!





この映画は、スピリットの初恋の相手で
 

ずっと昔に街を出て
 

宝飾品専門の泥棒となっていた
 

サンド・サレフという美女が
 

街に帰って来るというストーリー。


↑サンド・サレフは峰不二子みたいな女性です。





サンド・サレフは宝飾品欲しさに
 

オクトパスと取引をしますが
 

宝飾品の代わりにオクトパスが手にするのは
 

半神ヘラクレスの血液!!






もしオクトパスが
 

ヘラクレスの血を飲んでしまえば
 

彼は死者の超人となり
 

本当に世界征服をしてしまいます!


↑世界征服する気満々のオクトパス!





さて、スピリットは
 

そんなオクトパスの野望を
 

阻止する事ができるのでしょうか?





そしてスピリットが
 

昔の初恋の相手だとは知らない
 

サンド・サレフとは
 

一体どんな関係になるのでしょう?






それは是非、皆さん自身の目で


ご覧になって頂ければと思います。

 

↑警察の医師エレンもスピリットの協力者。

けれど、いつも美女たちにモテモテのスピリットに

ちょっとイラッとしているのです!

 

 

 

 

 

★作品を愉しんで頂くために★

 

 

本作を監督したフランク・ミラー氏は

 

アメコミを描いている人。

 

↑フランク・ミラー氏

 

 

 

 

と言っても、彼は単なるマンガ家ではなく

 

大人向けのアメコミという

 

新ジャンルを定着させた伝説の男!

 

 

 

 

 

 

彼は、フランスのバンド・デシネや

 

日本の劇画などに影響され

 

明るく楽しい子供向けのアメコミではなく

 

残酷さやエロティシズムに満ちた

 

ダークなアメコミの傑作を

 

次々と生み出していきました!

 

↑有名なのはダークナイトや300です。

 

 

 

 

 

フランク・ミラー作品の魅力は

 

スタイリッシュなモノクロームの映像美!

 

↑アメリカでは、コミックの絵を描く人と

色を塗る人は別なので

フランク・ミラー氏がモノクロの原画を描いた後

色が着色されてマンガが完成します。

 

 

↑でも、大人向けのマンガにしたいのなら

モノクロの方が

カッコいい気がしませんか?

 

 

 

 

そんなフランク・ミラー氏の

 

モノクロの世界観を映画にしたのが

 

シンシティでした!

 

 

↑色を極力そぎ落とした大人の映像美のシン・シティ

 

 

 

 

 

フランク・ミラー氏は

 

シン・シティの制作にも関与していますが

 

シン・シティのストーリーや

 

映像のカット割りは

 

監督であるロバート・ロドリゲス氏による

 

映画的ダイナミズムに満ちたもの!

 

↑すごくスタイリッシュなシン・シティのカーチェイス。

…けれど、コミックというのは

こんなにダイナミックな動きをしませんよね!

 

 

 

 

 

 

ですので本作でフランク・ミラー氏は

 

あえて、コミック的な表現で

 

作品を作ろうとしたのだと考えられます。

 

↑マンガのコマの中のような本作の映像!

 

 

 

 

 

彼が製作する作品として選んだのは

 

1940年代から続いている

 

フィルム・ノワールっぽい刑事コミックの

 

ザ・スピリット

 

↑美女と事件とドキドキハラハラの

刑事コミックのスピリット!

 

 

 

 

 

そんな古き良いコミックを

 

フランク・ミラーテイストに生まれ変わらせ

 

なおかつ、マンガ家ならでは

 

セリフまわしや表現方法に挑戦した本作は

 

フランク・ミラーにしか作れない

 

どことなくなんとなく

アメコミ雑誌をめくっているような

感覚になる映画

 

と、なっているのです

 

ヽ(=´▽`=)ノ

 

↑こんな古き良きドキドキハラハラを…

 

↑フラン・ミラーにしか作れないドキドキハラハラに!

 

 

 

 

 

 

と言う訳で次回は

 

お釈迦様の手中

 

というテーマで

 

キル・リスト

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑久しぶりに再会したサンド・サレフとスピリット。

けれど、彼女は分かりません!

さて、生真面目なスピリットは初恋の人に対し

どう接するのでしょうか?

 

ダークなコミックなのですが

エロティックなシーンは少な目なので

どうぞ、ご安心ください

(*´∇`*)