こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/





本日も
 

想像力と幽霊奇譚
 

というテーマで
 

テラビシアにかける橋
 

 

という映画を


ご紹介させて頂ければと思います。






死者の行く先とは
 

一体どんな場所なのでしょう?






考え方は様々だと思いますが
 

もし死んでしまった人が
 

その人の望んだ世界に行ったと考えるなら
 

死別は辛いだけのものではないと
 

考えられるかもしれません…






このシリーズで
 

本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。


推薦理由①
想像力の豊かな人は
自分が想像した世界の中で
永遠に生き続けられる
という可能性が
描かれた映画だから






主人公のジェスは
 

いじめられっ子の小学生。


↑家も裕福でなはなく、友達もいないジェス。





想像力の豊かなジェスですが
 

周囲に彼の想像力を評価する友達は
 

一人もいなかったので
 

彼は孤独な学校生活を送っていました。


↑一人ノートに空想画を描いているジェス。

もちろん誰も気にしません。






けれどある日、ジェスの家の隣に
 

彼と同じように想像力豊かな女の子が
 

引っ越してきたのです!

 

↑ねぇ、なに描いてるの?見せて!

 





彼女の名前はレスリー。






好奇心旺盛なレスリーは
 

ジェスの描く絵に興味を持ち
 

彼らは二人で一緒に

 

空想の世界を楽しむようになります!


↑クリエイティブなジェスは

レスリーの靴をカラフルにデザインしてあげます。

 


↑足の速いレスリーは大喜び!

 

 

↑孤独ないじめられっ子と、孤独な転校生は

大の仲良しになっていくのですウインク

 





二人はテラビシアという

 

幻想世界を想像して遊ぶようになります。

 


↑僕たちだけの世界テラビシア!





レスリーが引っ越してくる前から

 

ジェスが一人で作っていた
 

家の裏にある森の中のツリーハウスが
 

テラビシアの秘密のアジト!


↑うち捨てられた家が二人の秘密基地です。





そんなテラビシアでは
 

学校のいじめっ子はモンスター役!

 

↑巨漢のいじめっ子の女の子は…

 

↑森で大暴れするトロールだ!!





ジェスはレラビシアの冒険者となって
 

モンスターと立ち向かう事で
 

少しずつ現実の世界でも
 

いじめっ子に立ち向かえるよう
 

成長していきます。


↑いじめっ子の女の子も

知り合ってみると孤独な女の子でした。

怖いトロールじゃなくて

本当は優しいトロールだったんだ!





絵や芸術的な才能が
 

学校の先生にも認められていくジェス。







ジェスから犬をプレゼントされ
 

本当にうれしそうに微笑むレスリー。


↑わぁ、ありがとう!

彼もテラビシアの一員ね!





けれど…






そんな彼らの幸福な日々は
 

何の前触れもなく
 

突如として終わりを告げたのです!





ジェスとレスリーの間に
 

一体何があったのでしょう?





それは是非、皆さん自身の目で
 

ご覧になって頂ければと思います。


↑また明日ねジェス!

けれど、この後二人に起こった事とは!!





本作はタイトルや雰囲気から

 

ハリー・ポッターのような

 

ファンタジーだと勘違いされがちですが

 

ジャンルで言えば

 

幼少期に過酷を体験する事になる

 

子供の成長の物語。

 

↑レンタルDVD屋さんでも

ファンタジーの棚に分類されていますが

本作は「スタンド・バイ・ミー」に似た

通過儀礼の物語です。

 

 

 

 

 

二人に何が起ったのかを書くのは

 

観る楽しみを奪ってしまう可能性があるので

 

差し控えさせて頂きますが

 

映画の終盤は、それまでの幸福が嘘のように

 

辛く哀しい展開となるのです…

 

 

推薦理由②

幸福な日々とは

残念ながら

永遠に続くとは限らない

 

↑相思相愛のジェスとレスリーに何が!?

 

 

 

 

 

けれど、もし二人に

 

過酷な運命が待っていたとしても

 

彼らには創造力があります。

 

↑例え二人の間に何があっても

二人で作ったテラビシアの物語は残っています。






だからこそ

 

テラビシアの住人である彼らは

 

もし現実で何があったとしても

 

テラビシアに行く事さえできるのであれば

 

再開する事ができるのです!

 

↑テラビシアは、いつまでも二人の世界。

 

 

 

 

 

これは、想像力による魂の救済。

 

 

 

 

想像力で空想世界を作った人は

 

その物語語り続けらる限り

 

そこの創造主や登場人物として

 

物語の世界で生き続けられるのです

 

ヽ(=´▽`=)ノ

 

 

推薦理由③

物語が語り続けられる限り

作者は死なない

 

↑テラビシアがある限り…



 

 

本作は幽霊譚とはちょっと違いますが

 

死者のいる場所の物語。

 

 

 

 

 

 

もし、自分の想像した世界に行けたのであれば

 

作者はきっと幸せではないでしょうか?

 

 

 

 

 

願わくば本作自体も

 

永遠に語り続けられる事を願います。

 

↑このお話が忘れられない限り

彼らも永遠にテラビシアで生き続けられるのです…

 

 

 

 

 

と言う訳で次回は

 

行けなかった理想郷

 

というテーマで

 

ルーヴルの怪人

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑本作は、とても分かりやすく

物語の世界と魂の救済について描かれいるので

本作を観た後に「パンズ・ラビリンス」と

「ラブリー・ボーン」を観て頂けると

難解といわれている二つの作品において

幻想世界がどんな役割を

担っているかがお分かり頂けると思います。

 

 

↑パンズ・ラビリンスは

死にゆく少女の魂の救済を描いた映画

 

↑ラブリーボーンは

最愛の娘を喪った父親の魂の救済を描いた

映画なのです…