こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と幽霊奇譚
というテーマで
13ゴースト
(1960年版)
という映画を
ご紹介させて頂ければと思います。
幽霊を捕まえる映画といば
ゴーストバスターズ!
↑幽霊退治はゴーストバスターズにお任せ!?
けれど捕まえた幽霊に
何か使い道はないのでしょうか?
このシリーズで
本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。
推薦理由①
凶悪な幽霊を捕えて
飼いならすという
珍しい発想の映画だから
本作は、叔父の遺産として
豪邸を相続する事となった家族が主人公!
↑父親のサイラスは薄給の博物館の研究員。
貧乏なので、しょっちゅう家財を差し押さえられています
変わり者の叔父とは
生前ほとんど交流がなかったサイラスですが
豪邸をもらえると知って大喜び!
↑なんと、こんな豪邸に住めるなんて!!
けれど、家を訪れてみると
家には幽霊がウロウロしていたのです!
↑ゲッ!なんだこの屋敷は!!
さて、幽霊屋敷を相続した一家には
一体何が待ち構えていたのでしょうか?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑いきなり飛んでくる包丁!
こんな屋敷、とてもじゃないけど住めないぞ!!
…ん?
(-"-;A
でも、幽霊屋敷の映画って
どれも住んでみたらお化けがいた!
というお話ですよね。
↑イギリスの古いお屋敷に住むことにしたら
何かがいた!!
(「クリムゾン・ピーク」より)
けれど本作は
屋敷に棲みついていたのではなく
叔父さんが捕まえてきた幽霊!
どうも叔父さんは生前
幽霊ハンターをしていたようなのです。
↑ライオンと調教師の幽霊!
調教師は首がないのは、ライオンに食べられたから?
私財を使い果たした叔父さんは
現金の遺産は0!
サイモンとしても
幽霊たちが住む屋敷を相続しても
あんまり嬉しくありませんよね。
↑こんなのがフラフラしてる屋敷なんていりません!!
だからサイモンは
叔父の弁護士と相談して屋敷の相続を
放棄しようとしますが
実は弁護士にとって、この申し出は
理想的な展開!
↑そうですか!相続を放棄されますか。
賢明なご判断です。
生前、叔父さんが資産を
屋敷のどこかに隠した事を知っている弁護士は
サイモン一家な相続を放棄させた後
じっくり屋敷の中を捜索しようとしていたのです。
推薦理由②
よく知らない弁護士を
信用すべからず
↑故人はどこに資産を隠した?
サイモン一家には、この事を知らせずに
相続を放棄させるぞ!!
という事は、サイモン一家は
家を放棄してしまうの?
いいえ。
なんと、屋敷の幽霊たちの中には
死んだ叔父も混じっており
ウィジャボードなどを使い
サイモン一家に財産の隠し場所を
教えようとするのです!
↑一族の財産を散在してしまった伯父は
貧乏な甥っ子一家に
せめて死後、財産を残そうと考えていたのです。
↑だから彼は幽霊になった後も屋敷にとどまり
叔父たちを霊的にサポートします。
屋敷に棲みついている幽霊の数は
叔父を含めて12人!
けれど映画のタイトルは
13ゴーストですから一人足りないですね
(・_・;)
もちろんその理由は
劇中で13人目の幽霊が誕生するから!
↑映画の冒頭、12人の幽霊は登場しますが
13人目は「?」となっています。
さて、幽霊にされてしまうのは誰なのでしょう?
そして、この展開が分かった時
伯父さんが幽霊たちを
屋敷に連れて来た理由も判明します。
眼には眼を!
悪人には悪人を!
そう!
自分の死後、遺産を狙う悪いヤツは
幽霊の手で始末してもらい
そいつも幽霊にさせようとしたのです!
推薦理由③
おばけのせかいへ
とんでいけ
↑本作の展開は、故せなけいこ氏の絵本
「ねないこだれだ」の展開と同じ!
悪い奴を発見した幽霊は
問答無用で悪人を13番目の幽霊にするのです。
と言う訳で次回は
そんな、勧善懲悪の13ゴーストを
ヘルレイザーのような展開にリメイクした
13ゴースト
(2001年版)
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
本作の幽霊は、あまり怖くないので
小さい子が初めて観る
ホラー映画としては最適かもしれません。
幽霊たちのお陰で
サイモン一家は幸せになれるのですから
ヽ(=´▽`=)ノ
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