こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/






本日も
 

想像力と
発掘良品の発掘

 

というテーマで
 

ボディ・ダブル
 

 

という映画を


ご紹介させて頂ければと思います。






前回ご紹介させて頂いた
 

ブライアン・デパルマ監督の殺しのドレスは
 

過激なシーン満載の娯楽映画。






特にオープニングで
 

欲求不満なケイトが夢見るシャワーシーンは
 

アダルト映画のようなテイスト!


↑映画の冒頭で、いきなりヌード!





ケイト役のアンジー・ディキンソンは

 

このシーンにおいて
 

全身ヌードを披露しているように見えますが
 

このシーンにおける際どいショットは

 

実は、別人の代理ヌード。


↑下半身までハッキリ映しているシーンは

代理の方のヌードです。






映画の世界では
 

際どいシーンや危険なシーンを撮る際に
 

俳優本人が演じるのではなく
 

その俳優に似ている別人を使う事があり
 

代理を演じる人をボディ・ダブルと呼ぶそうです。







本作は、そんな殺しのドレスで
 

ボディ・ダブルを活用したデ・バルマ監督による

 

ボディ・ダブル殺人事件なのです!


↑そうだ!ボディ・ダブルをネタに新作を作ってみよう!





このシリーズで
 

本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。


推薦理由①
事件に巻き込また主人公が

全く危険が及ばない
奇妙な殺人事件を扱った
映画だから



 

 

 

本作の主人公は、

 

全く売れていない俳優のジェイク。

 

↑ダメ俳優のジェイク。

 

 

 

 

 

彼は、閉所恐怖症なため

 

閉塞感のある場所での演技派NG!

 

 

 

 

 

だから当然

 

お棺の中で眠るヴァンパイア役なんて

 

演じれる訳がありません!

 

↑助けて!!息が詰まる!!!

 

 

 

 

 

撮影中にパニックになったジェイクは

 

ヴァンパイア役をクビになり

 

仕事が全くなくなって途方に暮れていましたが

 

そんなジェイクに声をかけて来た

 

俳優仲間がいたのです。

 

↑パニックで撮影が中断し、監督はプンプン!

翌日ジェイクが撮影所に行ってみると

自分の役は、別の俳優に取られていたのです。

監督:「お前、クビな!」

 

 

 

 

 

ジェイクに声をかけたのはサムという男。

 

 

 

 

 

困った時はお互い様と言うサムは

 

ジェイクに仕事を持ち掛けます。

 

↑良かったら仕事を頼んでもいい?

 

 

 

 

と言っても、サムが頼んだのは

 

俳優の仕事ではなく留守番!

 

 

 

 

 

サムは、友人の豪邸の留守番を

 

請け負っていたのですが

 

遠方で俳優の仕事をしなくてはならず

 

豪邸内の観葉植物の世話をしてくれる人を

 

探していたのです。

 

↑サムが留守を守っている家は近未来的な豪邸!

 

 

 

 

 

豪邸の中は回転ベッドや

 

ケーブルテレビなどの設備が充実していて

 

住むところもなかったジェイクには

 

まるで天国のような場所!

 

 

 

 

 

大喜びのジェイクに対して、サムはニヤッと笑い

 

実は、この屋敷には

もっと楽しい事があるんだ!

 

と言ってジェイクに

 

双眼鏡を覗くように薦めます。

 

↑お楽しみが待ってるよ!!

 

 

 

 

 

そして、その双眼鏡の先では…

 

エロティックな姿の美女が

 

セクシーなダンスを踊っていのです!

 

↑!!!!!!

 

 

 

 

 

ビックリするジェイクにビルは

 

あの女は、毎晩同じ時間になると

 

セクシーなダンスを踊るから楽しむといいよ!

 

と教えてくれて家を後にします。

 

↑これは、、、、見ない訳にはラブラブラブラブ

 

 

 

 

 

 

さて、セクシーダンスを堪能できる豪邸で

 

暮らす事になったジェイクは

 

一体、どんな事件に巻き込まれるのでしょう?

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑なんてセクシーな人なんだ…

 

 

 

 

 

あれれ?

(・_・;)




でもこのプロットも、昔の有名な映画で

使われていたような気が…

 

 

 

 

はい。
 

もちろん、その超有名な作品は
 
ヒッチコックの裏窓!

 

 

 

 

 

 

 

裏窓も
 
向かいのビルを覗いていた主人公が 

殺人を目撃してしまうというサスペンス映画。

 

 

 

 

 

ブライアン・デパルマ監督は

 

尊敬するヒッチコック監督の作品をモチーフに

 

自分なりのテイストの娯楽作品を

 

新たに作り出すのが好きな監督だったのです

 

ヽ(=´▽`=)ノ

 

↑こちらが裏窓のシーン。

 

 

 

 

 

これはオマージュと言われる手法。

 

 

 

 

 

リメイクではなく

 

同じプロットを使っていても

 

全く別のストーリーを作るオマージュは

 

原作のファンが生み出す

 

元の作品の子供のようなものなのです!

 

 

推薦理由②

親と子供は似ているようで

別の存在である

 

 

 

 

 

 

望遠鏡の美女に恋してしまったジェイクは

 

ある日、家から出て

 

ショッピングに向かう彼女が

 

怪しい男に尾行されているを知って

 

彼女を助けようとしますが

 

彼女は、自分の事を知らないので

 

どう注意をすれば良いのか分かりません。

 

↑彼女に、ストーカーがいると教えたい!

 

でも、そんな事を言ったら

僕自身がストーカーだと思われちゃうよ汗

 

 

 

 

 

 

覗きから始まったジェイクの恋ですが

 

真実を伝えられないうちに

 

彼女は、家に侵入してきた謎の男によって

 

殺されてしまいす。

 

↑彼女は、何者かに襲われてしまいます!!

 

 

 

 

 

望遠鏡で彼女を覗いていたジェイクは

 

彼女が殺されるまでは

 

名実ともに傍観者という立場!

 

 

 

 

 

 

けれど、不審な彼女の死について

 

疑惑を感じたジェイクは

 

役者らしいやり方で、独自の調査を始め

 

気がつけばこの殺人事件の真相に

 

たどり着く事になります。

 

 

 

 

 

人は、傍観者の時は何もできませんが

 

自発的に行動するのなら

 

今の状況を突破できるかもしれないのです!

 

↑キッカケは、彼女の死に落ち込んで

一人ぼんやり見ていた

ケーブルテレビのアダルト番組!

 

 

↑あれれ!?このビデオのネーチャンのダンス、

死んだ彼女のダンスとそっくりビックリマークビックリマーク

 


推薦理由③

人生は自発的に動く時

動き始める!

 

↑よし、変装して監督を演じて

彼女に接近して、秘密を暴いてやる!

 

とりあえずウディ・アレン風の監督になりきるぞ。

 

 

 

 

 

ブライアン・デパルマ監督の

 

ヒッチコック作品のオマージュ2作品は

 

映画の新しい楽しみ方を

 

提示してくれたエポックメイキングな作品。

 

 

 

 

好きな作品のプロットを使って

 

全く新しい作品を生み出すというのは

 

原作者とファンとの間接的な共同作業であり

 

同時に、過去の作品を再認識させ

 

新たなファンを生むキッカケにもなっていくのです

 

(*´∇`*)

 

↑ブライアン・デパルマ監督の手法は

クウェンティン・タランティーノ監督に受け継がれ

彼はタイトルやプロットが同じでも

内容として全く別物の作品を生み出してきます。

 

こちらは1976年の「地獄のバスターズ」

(原題はイングロリアス・バスターズ)は

タランティーノ版の

「イングロリアス・バスターズ」を生み出します。

 

原作者とファンとが

こんな関係を構築できる時代なのです!

 

 

 

 

 

 

 

と言う訳で次回は

 

男子が学ぶ恋愛講座

 

というテーマで

 

ハイ・フィデリティ

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑暗いとこダメ!狭いとこダメ!

そんなダメダメなジェイクは

果たして事件を解決できるのでしょうか?

 

そもそも彼は、遠くから殺人を見ていただけの

単なる目撃者にすぎません。

 

けれど殺人事件に近づく事で

彼の人生は、傍観者的ではなくなっていきます。

 

人間は、勇気をもって行動する事で

自分を変えていくのです。

 

 

 

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