こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/






本日も
 

想像力と
発掘良品の発掘

 

というテーマで
 

バトル・オブ・シリコンバレー
 

 

という映画を
 

ご紹介させて頂ければと思います。






本日より

 

TSUTAYA発掘良品第五弾でセレクトされた

 

8つの作品をご紹介させて頂きます。






第五弾のラインナップは
 

みんなが知っている作品というよりは
 

特定の人に

ずっと愛され続けている映画






本日ご紹介させてい頂くのは

コンピュータ業界の2人のレジェンドの

 

知られざる姿を描いた映画なのです
 

ヽ(=´▽`=)ノ






このシリーズで
 

本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。


推薦理由①
スティーブ・ジョブスと
ビル・ゲイツの
社会的功績ではなく
人間性を描いた映画だから







本作は

 

パーソナルコンピュータを生み出して


世界のカタチを一変させた
 

スティーブ・ジョブスとビル・ゲイツという二人の

 

若き日を描いた作品!






と言うと、コンピュータ開発者物語

 

みたいな内容?






いいえ。






本作におけるコンピュータは
 

添え物のような扱い!







本作で詳しく語られるているのは
 

ジョブスとゲイツが
どんな手法で世界を手にしたか?

 

ということ!
 

 





もし、この映画が日本の作品だったとしたら

 

ジョブスとゲイツが苦労しながら

最後には栄光を掴んでいく

立身出世物語

 

みたいな内容になったと思いますが

 

アメリカ人が求めているのは

 

そんな地道な努力の清廉な物語ではなく

激動のビジネス界を制覇した人間は
一体どんな手を使ったのか?

 

という事だったのです!





ビジネスの世界とは

 

どんな手を使っても勝者になればOK!
 

 

 

 

 

嘘や、ハッタリ、裏切りなど

 

あらゆるダーティな手段を使っても

 

勝者はビジネス界で

 

英雄と呼ばれるようになるのです!






若き日のスティーブ・ジョブスとビル・ゲイツは

そんな、何でもありの世界で

 

勝てるためなら何でもやってきた人たち!






1970年代に青春を迎えていた二人は

コンピュータの世界に

 

近い将来、大変革が起こる事を直感的に察知し

 

それぞれ行動を開始します。

 

 

 

 

 

それってOSの開発とか?

 

 

 

 

 

 

いいえ!

 

 

 

 

 

 

彼らは、他の企業が開発した

 

使いこないでいた製品を安値で購入し

 

まるで自分たちが開発した製品のようにして

 

売り込んでいきます!

 

 

 

 

 

 

ジョブスはゼロックスの開発したアイコンの概念を

 

マッキントッシュというコンピュータに採用し

 

パソコン業界をリードします。



↑パソコン界のヒッピーのようなジョブス。

 

彼は、地道な研究者というより

頭で考えたアイディアを

どうやったら自分のものにできるかを考える

戦略家でした。






一方のビル・ゲイツは
 

コンピュータのハードを売るIBMに対して

 

OSという概念を売り込みますが

 

OSは他の会社が開発していたもの!

 






自分の製品でもないOSの契約を

 

IBMと交わしたゲイツは

 

その後に、OSを開発した会社を訪問し

 

安値で権利を買い取って

 

世界一の富豪となっていきます!

 

↑ジョブスより一歩出遅れたゲイツは嫉妬深い男。

 

ゲイツは、オリジナル製品を作ったジョブスに対抗し

他者の開発した製品を応用し

アップル以外のコンピュータが絶対に必要とする

MS-DOSを開発して

パソコンが売れる度に自動的に儲かるという

究極システムを作りあげます!

 

 

 

 

 

…えっ。

 

( ̄_ ̄ i)

 

 

 

 

 

 

二人とも、人のアイディアを横取りしたの!?

 

 

 

 

 

 

誠意は? 純粋さは? 清廉さは?

 

 

 

 

 

 

そんなもの

 

これっぽっちも出てきません!

 

↑誠意?何それ?

 

 




彼らは、自分の夢を叶えるために

 

何でも利用していきますが

 

夢の障害となりそうなものは徹底的に排除します。

 

↑若き日のジョブスの恋人は

彼の子を妊娠したと言った瞬間に捨てられます。

 

自分の子だと認めたくないジョブスは

彼女を排除する事で

予期していなかったライフスタイルの変化を

拒否してしまうのです!

 

 



 

そんな彼らはやがて

 

マッキントッシュとウィンドウズという

 

新世代コンピュータの開発を巡り

 

大激突する事となりのですが

 

両者の戦いの顛末は

 

一体どのようになっていくのでしょう?

 

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑一足先に開発されたマッキントッシュ。

 

全く新しいインターフェイスのマッキントッシュは

MS-DOSでは太刀打ちできません…

 

では嫉妬深いゲイツは

どんな手段を講じたのでしょう?

 

 

 

 

 

 

本作で描かれる二人の人格は


とてもエゴイスティック!

 

 


 

 

けれどだからこそ彼らはきっと

 

世界を制覇できたのではないでしょうか?

 

↑ザ・イヤなヤツ①

 

↑ザ・イヤなヤツ②

 

 

 

 

 

ビジネスとは、相手に勝つゲーム!

 

 

 

 

 

 

ビジネスゲームの代表であるモノポリーは

 

相手を破産させると勝利です。

 

 

 

 

 

 

ジョブスとゲイツがエゴイスティックで

 

嫉妬深い人間だからこそ

 

偉大な発明が生み出せたのだとしたら…

 

 

 

 

 

そう。

 

 

 

 

 

ビジネスの世界では

 

清廉な人間が勝つ訳ではないのです。

 

 

推薦理由②

ビジネスの世界は

ライバルを殲滅する事が

勝利となる

 

↑マッキントッシュの噂を聞きつけ

アップル社に乗り込んでいったゲイツ。

 

慢心するジョブスに取り入ったゲイツは

ジョブスのアイディアを

ウィンドウズに流用してしまいます!

 

 

 

 

 

コンピュータ界の伝説の二人の姿を

 

容赦なく描いた作品は

 

一般人から見ると

 

あまり好ましい人間ではなく感じますが

 

ビジネスの世界で勝利しようと思っている人には

 

二人のやっている事は

 

痛快な行為に見えるのかもしれません。

 

↑裏切れ、出し抜け、勝利しろ!

 

 

 

 

 

そして本作の公開から11年後。

 

 

 

 

 

今度は、facebookを作った

 

カール・ザッカーバーグの映画が公開されます。

 

↑タイトルは「ソーシャルネットワーク」!

 

 

 

 

 

そしてもちろんこの作品も

 

facebookやソーシャルネットワークの映画ではなく

 

ジョブスやゲイツの後輩にあたる

 

カール・ザッカーバーグという人物が

 

新しいネットの世界でどうやって勝利したかを

 

描いていくのです!

 

 

推薦理由③

歴史は繰り返す

 

 

 

 

 

 

と言う訳で次回は

 

幼い頃の

苦い思い出

 

というテーマで

 

君のためなら千回でも

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑本作の原題は「PIRATES OF SILICON VALLEY」

(パイレーツ・オブ・シリコンバレー)

 

まるで海賊のように

狙った獲物を奪い去って行くジョブスとゲイツ。

 

けれどきっと、そんな海賊たちを見て

「海賊王に俺はなる!」

と考えた後続者たちも、山ほどいるのだと思います。

 

ビジネス界は今も、大海賊時代なのですから!!