こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/






本日も
 

想像力と
発掘良品の発掘

 

というテーマで
 

特攻大作戦
 

 

という映画を
 

ご紹介させて頂ければと思います。







発掘良品第三弾の戦争映画は
 

戦争とは

こんなにバカバカしい!
 

という

 

シニカルな視点で描かれた作品ばかり。






本日の特攻大作戦も一見すると
 

不良学生と熱血先生による
落ちこぼれ奮戦記

 

みたいなお話。

 

 

 

 

 

 

けれど舞台は学園ではなく戦場ですので


熱血青春映画とは全く異なる

 

とんでもないラストが待ち構えているのです!







このシリーズで
 

本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。


推薦理由①
戦争が膠着状態に陥ると
思いつきの作戦も
実行される可能性がある事が
描かれた映画だから


 

 

 

 

第二次世界大戦末期。

 

 

 

 

アメリカ軍は、ノルマンディー上陸作戦を前に

 

ドイツ軍をかく乱作戦を思いつきます。

 

 

 

 

 

その作戦とは

 

ドイツ占領下にあるフランスにおる

 

ドイツ軍の高級将校たちの保養地を襲撃して

 

指揮系統を混乱させておくというもの。

 

 

 

 

 

確かに、指揮系統を混乱させるのは

 

効果的な作戦ですが

 

保養地はドイツの占領下ですから

 

正規軍は送り込めません。

 

 

 

 

 

ですので、本作戦の遂行には

 

軍の中でトラブルを起こして刑務所に収監中の

 

犯罪者たちを登用する事にします。

 

 

 

 

 

 

けれど彼らは、暴行や殺人などを犯した危険人物!

 

 

 

 

 

ですので、そんな荒くれ者たちの指揮官には

 

彼ら以上の荒くれ者が選ばれる事になりました!

 

 

 

 

 

指揮官に選ばれたのはライズマン少佐。

 

彼は爆弾の専門家ですが

 

上官の命令に従わずに勝手に行動する

 

独断専行の戦争屋!

 

 

 

 

規律を乱される事を嫌った上官たちは

 

彼を部下にする事を拒否し

 

ライズマンは、戦績があるにも関わらず

 

ずっと待機させられていたのです。

 

 

 

 

 

 

そんなライズマンは

 

上司から、この作戦の指揮を依頼されると

 

実行不可能です!

 

と一蹴してしまいます。

 

↑どうかね。この作戦は?

 

↑愚策ですな。失敗間違いなし!

 

 

 

 

 

失敗する理由としは…

 

 

犯罪者たちは命令に従わないので

作戦行動ができない

 

 

犯罪者たちは、忠誠心がないので

戦場で逃亡する

 

 

そもそも、彼らに報酬がないので

承諾する訳ない

 

 

 

 

 

…ライズマンの意見は正鵠を射てますが

 

上官の面子は丸つぶれですね。

 

↑こ、こいつ汗汗汗汗汗

 

 

 

 

 

 

上官に対しても容赦ないライズマンは

 

作戦の指揮を取る条件として

 

彼らを訓練する施設を作り

特攻隊として徹底的に訓練させる

 

彼らへの報償として

作戦が成功した際に恩赦を与える

 

という二つの条件を承諾させ

 

荒くれ者の12人の指揮官となりました!

 

↑集められた12人の犯罪者たち!

 

 

 

 

 

さて、ライズマンと汚れた12人は

 

果たして、要人暗殺という重要任務を

 

遂行できるのでしょうか?

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑おらおらぁ!

真面目にやらんと刑務所に逆戻りだ!!

 

 

 

 

 

集められた犯罪者は曲者ぞろい!

 

↑誰一人、真面目に訓練する気なし!

 

 

 

 

 

暴力的だったり、超短気だったり

 

挙句の果てに、ライズマンを殺そうとしたり

 

自分は神の啓示を受けたから

 

人を殺しても許されるという危ないヤツまで。

 

↑どうせ俺たち死刑になるんすよ!

 

 

 

 

 

けれど、そんなはぐれ者たちを

 

ライズマンは目的を遂行するプロとして扱い

 

厳しさの中にも尊厳を持って

 

少しずつ優秀な特攻隊へと育てていきます。

 

↑他の軍隊と離し、彼らだけの訓練所を作り

猛特訓をする彼らは

次第にライズマンに惹かれていきます。

 

 

 

 

 

 

そして、当初は正規の兵士たちに

 

バカにされていた12人は

 

ライズマンの教育によって優秀なゲリラ部隊となり

 

気がつけば、正規軍の模擬戦闘で

 

相手チームの本部を急襲して陥落させるほどの

 

実力をつけていくのです。

 

↑戦場での戦いはともかくとして

ゲリラ戦なら、俺たち正規軍には負けないっスよ!

 

 

 

 

はみ出し者のライズマンは

 

彼らが正規の軍では評価されない事を知り

 

彼らの特性である

 

攪乱、不意打ち、偽装、潜伏、暗殺

 

そして、いざという時のクソ度胸を鍛える事で

 

敵地に忍び込み

高級将校を暗殺するプロ

 

へと育てあげたのです

 

\(^▽^)/

 

 

推薦理由②

人間の実力は

その人に適した仕事場でこそ

真の価値を発揮できる

 

 

 

 

 

 

そして遂に、作戦を実行する日が訪れます!

 

 

 

 

この日に備えて彼らは

 

パラシュートによる降下や

 

ロープを使っての登攀練習だけでなく

 

屋敷に入ってからの手順も

 

頭の中に完璧に叩き込んで出撃します!

 

↑侵入するのは、このお屋敷!

みんな、シミュレーションはバッチリだな!!

 

 

 

 

 

けれど、パラシュートから落下した後

 

現地で再集合をかけると一人見当たりません。

 

 

 

 

 

えっ!

 

逃げちゃったの!?

 

 

 

 

 

 

いいえ。そうではありません。

 

 

 

 

 

 

その一人は、落下中の事故で

 

木に引っかかって首の骨を折り死亡したのです!

 

 

 

 

 

…そう。

 

実践とは思い通りに行かぬもの!

 

 

 

 

 

 

現地に突入した彼らですが

 

相次ぐトラブルによって

 

誰にも気づかれずに屋敷に忍び込み

 

一般人には、危害を一切与えず

 

高級将校だけを殺害して、全員で脱出する

 

というライズマンが当初計画していた内容よは

 

全く異なる結果となっていくのです。

 

↑あ~っ!計画と全然違う結末に!!あせる

 

 

 

 

 

計画とは、思い通りに進まないもの。

 

 

 

 

そして、戦争における計画が

 

当初の思い通りにいかなかった場合には

 

目も当てられない状況を

 

生み出してしまうかもしれないのです!

 

 

 

 

 

けれど、訓練所において

 

彼らが真剣に取り組んでいたからこそ

 

実戦でのグタグタな展開は

 

これこそが

戦場でのリアルな現実だ!

 

という事を

 

リアルに感じる事ができます!

 

 

 

 

 

戦争のシミュレーションは予想不可能だらこそ

 

誰も予測ができない

 

喜劇のような悲劇が生まれ続けるのが

 

戦争というものの

 

真に恐ろしい所なのかもしれませんね…

 

 

推薦理由③

予定と違った時の戦場は

混乱に支配される!

 

↑ドイツ軍の将校に変装して

屋敷の中に侵入したライズマンでしたが

署名を頼まれた瞬間に

あっ。俺はドイツ語の名前の綴りを知らない!

という事に気づきます。

 

どうするライズマン!?

 

 

 

 

 

 

 

と言う訳で次回は

 

戦場でのできごと

 

というテーマで

 

最前線物語

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑荒くれ者の12人を憎めない奴らとして

魅力的に描きながらも

実際の戦場でのミッションでは

容赦なく彼らのダメなところを描く!

 

そんな本作は、戦争礼賛映画ではなく

 

特攻なんて、こんな結果になるんだよ!

 

というシニカルな目線で

戦争の愚かさを描いているのです

ヽ(=´▽`=)ノ

 

 

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