こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/






本日も
 

想像力と
発掘良品の発掘

 

というテーマで
 

カレンダー・ガールズ
 

 

という映画を


ご紹介させて頂ければと思います。






自由に生きるというのは
 

一体どんな状況の事なのでしょう?






社会に適合して自由を謳歌する
 

というのも一つの生き方だと思いますが
 

もし、自分の望んだ自由な生き方が
 

社会にとって望ましいものではなかった場合は
 

自由を諦めて生きた方が良い

 

という事なのでしょうか…

 






このシリーズで
 

本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。


推薦理由①
真の自由を謳歌したいなら
自分の意志を貫くための
勇気と行動力が必要だという事が
理解できる映画だから







本作の内容は極めてシンプル。






イギリスの地方に住む女性たちが
 

亡くなった友達の夫が世話になった病院に
 

長椅子を寄付したいと考え
 

資金集めの企画として


自分たちが被写体の

ヌードカレンダーを製作した

 

という実話に基づくお話です!





おおっ!

 

∑(゚Д゚)

 


自分たちでヌードカレンダーを作った

 

女性たちの映画?


↑イメージとしては、こんな感じ??






…ええっと

 

σ(^_^;)

 

 

 

 

 

確かに、被写体の女性たちは

 

限りなく裸体に近いセミヌードなので


セクシー映画ではないとは言い切れませんが
 

被写体はかなりご年配の方々!

 

↑カレンダーガールとなられた方々!






つまり、作られたのは
 

老婦人たちのヌードカレンダーだったのです!

 

↑月めくりカレンダーですので

12名の方がヌードになられました。

 






???

( ̄Д ̄;;





彼女たちは一体なぜ
 

ヌードカレンダーを作ろうと考えたのでしょう?





それは是非、皆さん自身の目で
 

ご覧になって頂ければと思います。


↑今まで夫以外に裸を見せた事のない彼女たちは

何故ヌードになる事にしたのでしょう?



 

 

このカレンダーを企画したクリスは

 

イギリスの田舎の何も変わらない日々に

 

うんざりしていた女性。

 

 

 

 

イギリスの地方の主婦たちは

 

毎月婦人会を開催しているのですが

 

婦人会の内容と言えば

 

花の栽培方法やカーペットの歴史の講演など

 

退屈なものばかり。

 

 

 

 

 

クリスは、友達のアニーに

 

私たちの人生は

お花やカーペットの歴史を

学ぶためにあるの?

 

と、ぼやきます。

 

 

 

 

 

 

そう!

 

 

 

 

 

 

クリスにとって人生は

 

楽しい毎日であって欲しいのであり

 

婦人会が用意している

 

当たり障りのない企画を漠然とこなす日々は

 

苦痛でしかなかったのです。

 

↑お互いを褒め合うような手作り料理品評会にも

魅力を感じないクリスは

お店で買ってきたケーキを出展してしまいます!

(ちなみに優勝してしまいましたあせる

 

 

 

 

 

 

そんなクリスは

 

親友のアニーの夫が白血病で亡くなり

 

お世話になった病院に

 

毎年婦人会で作っているカレンダーの収益で

 

病院に椅子を寄付したいと相談された時に

 

キッパリと言い切るのです。

 

毎年婦人会で作ってる

風景や花の無難なカレンダーが

売れてないの知ってるでしょ!

 

もし椅子を送りたいのなら

今までとは違う挑戦をしないとダメよ

 

と…

 

↑クリスもアニーの夫とは仲良しだったので

彼女の夢を叶えてあげたいのです。

 

 

 

 

 

はい。

 

 

 

 

 

この映画のテーマはココ!

 

 

 

 

 

 

過去に成功しなかった手法で挑戦しても

 

夢が叶う訳がないのです!

 

 

推薦理由②

挑戦する事なしに

新しい可能性は生まれない!

 

↑今の婦人会に頼って

アニーの夢を叶える事はできるの?

 

もちろんムリだから

今までにやった事のない挑戦をするの!

 

 

 

 

 

ヌードと言っても

 

クリスの考えるているは卑猥なものではなく

 

自分たちの普段の生活を

 

オシャレな感じで演出するためのヌード。

 

↑雰囲気としてはライアン・マッギンレーのような

自然と調和する猥雑さのないヌードです

(例:シガー・ロスのアルバム「残響」のカバー写真)

 

 

 

 

 

クリスとアニーは仲間を集め

 

そんなイメージで写真が撮れるカメラマン見つけ

 

自分たちの夢を託します。

 

↑彼女たちの依頼を引き受けたのは

温厚で芸術家肌のアマチュアカメラマンのローレンス。

 

 

 

 

 

参加を表明した女性たちは

 

病院への寄付という崇高な目的のため

 

アニーの亡き夫のため

 

そして何より

 

今までの人生で味わった事がない

 

新しい挑戦を愉しむために撮影に臨みます!

 

↑ローレンスの描いたラフ案を観ながら

楽しそうにはしゃぐ彼女たち!

 

彼女たちの人生の中では

こんな楽しい挑戦は今までなかったのです!

 

 

 

 

 

けれど、新しい挑戦には障害はつきもの。

 

 

 

 

 

アリスがヌードカレンダーを作っている事を知った

 

地域の婦人会のリーダーは

 

自分の担当地区の醜聞になるのを防ぐため

 

なんとか阻止しようと動きます!

 

↑えっと…、胸の前に

こんな感じでケーキを置いてみるのはどう?

 

こ、こ、こんなカレンダーは

私の管轄地区では出版させられないあせるあせる

 

 

 

 

 

という事は

 

結局カレンダーは作られないの?

 

 

 

 

 

いいえ。

 

 

 

 

 

そんな事にはなりません

 

(*´∇`*)

 

 

 

 

 

何故ならば、障害があったとしても

 

目的が正しいのであれば

 

阻止する理由が障害にはなり得ないから。

 

↑婦人会の総会に赴き

支部長たちに自分たちの夢と挑戦を語るアリス。

 

そんな彼女たちの夢を

否定する事なんてできるはずありませんね!

 

 

推薦理由③

正当な理由のある新しい挑戦は

否定される理由がない

 

 

 

 

 

そして、そんな彼女たちのアクションは

 

メディアでも取り上げれて

 

カレンダーは30万部を売り上げます!

 

↑私の担当は、リンゴ圧搾機ね!

 

↑これでどうかしら!

 

 

 

 

 

彼女たちのカレンダーを買ったのは誰?

 

 

 

 

 

それはもちろん、今までの人生において

 

勇気ある挑戦をする機会がなかった

 

世界中の女性たち!

 

 

 

 

 

彼女たちの挑戦は

 

社会の中で埋没してしまいがちな

 

多くの女性たちが

心の底で望んでいた自己実現

 

を叶えた作品だったのです。

 

 

 

 

 

この映画の公開から既に15年。

 

 

 

 

 

 

個人の自己実現はSNSによって可能となり

 

世界中の女性が

 

周囲や環境の圧力に屈せず

 

自分の好きな事への挑戦をする自由を

 

得られるようになりました。

 

 

 

 

 

本作は、そんな時代の黎明期を描いた

 

解体新書のような作品でもあるのです

 

↑勇気ある挑戦を楽しんだ彼女たちは

世界を変えていったのです!

 

 

 

 

 

 

と言う訳で次回は

 

推理ゲームの映画化

 

というテーマで

 

殺人ゲームへの招待

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑何も挑戦しない人生よりも

新しい事に楽しみながら挑戦してみる人生は

いかがでしょうか?

 

きっと障害はあると思いますが

それを乗り越える事も

また楽しい思い出になるのではないでしょうか?