こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/






本日も
 

想像力と
発掘良品の発掘

 

というテーマで
 

恋はデジャ・ブ
 

 

という映画を
 

ご紹介させて頂ければと思います。





前回の潮風のいたずらは
 

記憶喪失というキッカケを通して

 

傲慢だった人間が
 

人としての生き方を改めて学んでいく作品。


↑えっ…私ってママだったの?

何もわからない状況だからこそ必死になれる

という場合もありますよね!

音譜潮風のいたずらの回はコチラ音譜






けれど記憶喪失なんて

 

早々起こるものではありません!






では平凡な日々を繰り返す我々は
 

一体どんな状況になれば
 

自分を見つめ直せるようになるのでしょうか?






このシリーズで
 

本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。

推薦理由①
平凡な毎日にこそ
自分を変えていけるヒントが
隠されている事を
描いている映画だから






主人公のフィルは
 

地方TV局のお天気キャスターですが
 

現状に不満いっぱいの男。


↑ああ、早く有名TVキャスターになりたい!






こんな田舎のTV局なんて辞めて
 

全国ネットのTVキャスターになりたいと
 

常に思っているフィルは
 

自分の番組の視聴者はもちろんの事
 

一緒に働いているスタッフもバカにしています。


↑こんな田舎のお天気ニュースなんて

どうでもいいじゃないか!





そんな彼の憂鬱の種は
 

毎年、取材に行かされている
 

グランドホッグ・デイの現地リポート。


↑グラウンドホッグ・デイにようこそ!






グラウンドホッグ・デイとは
 

毎年2月2日にウッドチャックという動物が
 

冬眠から覚めているかを確認する

 

という地域のお祭りの事。






冬眠から冷めていれば春は早く来ますが
 

まだ冬眠中だったら、まだまだ春はきませんという
 

占いを楽しむイベントなのです。


↑おお、今年はウッドチャックが起きてます!






グラウンドホッグ・デイに全く興味がないフィルは
 

取材に行かされる事を文句タラタラ!






気になっている同僚のリタと一緒なのが
 

唯一の救いでしたが
 

イベントを楽しみにしているリタにも
 

フィルは、平気で悪口を言い
 

結果的にリタからも愛想をつかされてしまいます。


↑何事にもポジティブなリタは

ネガティブなフィルに、うんざりしている感じ。





取材する街に前泊したフィルたちは
 

当日、投げやりな態度で取材を終わらせて
 

さっさと自分の街へ戻ろうとしますが
 

猛烈な天候の悪化で道路が封鎖されてしまい
 

もう一泊しなくてはならなります。


↑道路封鎖されて引き返すしかなフィル。




そして、一夜が過ぎ
 

朝6時に目覚ましが鳴って目覚めると…


↑カチッ…

 

 

 




なぜかフィルは
 

昨日と同じ2月2日を迎えていたのです。






???
 

どういう意味?

(-"-;A






ラジオで流れて来た歌も

 

パーソナリティーのトークも全く同じ。

 

その上パーソナリティーは

 

おはようございます。

今日はグラウンドホッグ・デイです

 

と喋り始めたのです。

 

 

 

 

 


ビックリして街に飛び出すと


街の人たちや同行していたクルーも
 

昨日とまったく同じ行動をしていたのです。


↑昨日偶然会った

高校時代の馴れ馴れしい友人も現れて

昨日と全く同じセリフで

フィルに近づいてきたのです!






もちろんグラウンドホッグ・デイも
 

昨日と同じように開催され
 

呆然としていたフィルも
 

再びレポートする事になりました。


↑えっと、あっと、グラウンドホッグ・デイでしたあせる




…これは夢だ!





そう考えようとしたフィルですが

 

その日の午後もやっぱり悪天候で帰れなくなり
 

同じ街に宿泊し翌朝6時を迎えると…


↑運命の朝6時!!




なんとまた

 

昨日に戻っていたのです!!






周囲の人にとっては、何気ない一日。






けれどフィルにとっては、悪夢のような一日。






そして、この悪夢は

 

翌日以降のもずっと繰り返す事となり


フィルの人生はグラウンドホッグ・デイの一日に
 

閉じ込められてしまったのです!


↑たとえ時計をぶっ壊しても明日の朝6時には

また昨日がやって来ます!





さて、毎日同じ日を繰り返す事となったフィルは
 

一体どんな行動を取るのでしょうか?






それは是非、皆さん自身の目で
 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑もしもずっと同じが続く毎日だったら?

 

 

 

 

今の仕事や環境を嫌っているフィルにとっては

 

永遠に続くグラウンドホッグ・デイは

 

まるで地獄のような日々。

 

 

 

 

 

 

だから彼は、ふてくされて

 

思いっきり無為な日々を送り始めます。

 

 

 

 

仕事をサボったり

 

 

 

 

 

暴飲暴食したり

 

↑どうせ明日なんて来ないんだんから

朝から好きに食べさせろ!

 

 

意地悪をしたり

 

↑お前うざいんだよ!毎日声かけてくるな!!

 

 

犯罪を犯したり

 

↑この状況になったのはお前のせいだろ!

と言ってウッドチャック強奪!

 

 

 

 

 

最後には自殺までしてしまいますが

 

翌日にあればまた

 

何気ない一日がスタートしてしまうてのです。

 

↑💢💢💢フンガー!!!

 

 

 

 

 

あれ?

 

 

 

 

 

でも、これってよく考えると

 

我々の毎日と変わらなくありません?

 

 

 

 

ふてくされても、仕事をサボっても

 

意地悪をしても、犯罪を犯したとしても

 

きっと普段の生活には

 

なんの変化もないではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

平凡な毎日を呪う人間には

 

素敵な毎日なんてやって来ません。

 

 

 

 

 

様々なことをやり尽くしたフィルは

 

ある意味、あきらめの境地で

 

繰り返す毎日の中で

 

出来ることやっていこうと考えて

 

行動を変えていきます。

 

↑そうだピアノを習ってみよう!

どうせずっと同じ毎日が続くんだから。

 

 

 

 

そう。

 

 

 

映画の冒頭のフィルは

 

平凡な毎日を嫌っていた男

 

けれどそんな彼が

 

平凡な日々を無為に過ごす事で

 

人生の無駄遣いを悟り

 

遂には、人生を有意義にするために

 

平凡な日々を大切にしていく。

 

 

 

 

本作は、そんな

 

平凡な人生に生きるのを疲れた人への

 

処方箋のような映画なのです。

 

 

推選理由②

平凡な人生だからこそ

有意義にできる

 

↑ある日、喉に食べ物を詰めた人を見た。

そうだ救急医療を学んで、あの人を助けよう!

 

 

 

 

 

人生というのは単調な毎日の繰り返し。

 

 

 

 

けれどだからこそ、その単調な日々を

 

素晴らしいものに変えるには

 

自分の行動を変えていくべきなのです

 

↑フィルを嫌っていたリタも

心を入れ替えた日々を送っていたフィルを見て

今までの認識を改めます。

平凡毎日をどのように過ごしたかで

相手の自分を見る目も変わってくるのです

ヽ(=´▽`=)ノ

 

 

 

 

 

という訳で次回は

 

女性の外見は真ならず

 

というテーマで

 

女はみんな生きている

 

という映画をご紹介したいと思いますのでどうぞ

 

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑先月ご紹介させていただいた

湯浅政明監督のアニメ「四畳半神話大系」は

本作と極めて近い作品。

 

こちらの場合は、何度も無為な2年を過ごした

主人公が、有意義な人生というのは

どこかに所属する事で

与えられるものではないと悟る作品です。