こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/






本日も
 

想像力と
発掘良品の発掘

 

というテーマで
 

愛が微笑む時
 

 

という映画を
 

ご紹介させて頂ければと思います。





子供がどんな性格になっていくのかは
 

育っていく過程で体験した事が
 

大きく影響する場合が少なくありません。






そしてその経験とは
 

子供が自分の体験した事を
どういう思いで

受け止めていたのか?
 

という事でもあるのです。






このシリーズで
 

本作品をお勧めさせて頂いた理由は3つ。


推選理由①
子供にとっての幸福と
大人が考える子供の幸せは
必ずしも一致しない
という事が描かれた映画だから







本作は不思議なストーリー。






映画の冒頭
 

バスに乗り合わせていた4人の男女が
 

運転手のよそ見運転で全員死亡してしまいます!


↑いきなり大事故発生!!!!






4人は全く関係のない人生を

 

送ってきた人たち。






その4人とは、こそ泥の青年と、
 

勇気がなくて歌手のオーディションに
 

参加できない中年男性、


恋人に会いに行こうとしていた若い女性と
 

3人の子供を持つ母親。


↑彼らが生きていたのは1950年代。






…なんか、共通性が0ですね。

( ̄_ ̄ i)






そんな彼らは、死んだ直後に
 

体から魂だけが抜け出してしまいます!






放っておくと消滅してしまう彼らは


事故を起こしたバスの近くの車の中で出産した
 

赤ん坊の体に取り付くきますが
 

その結果彼らは、赤ちゃんの背後霊のような存在に

 

なってしまったのです!


↑事故を起こしたバスの横の車には

出産間近の妊婦さんが乗っていたのです!





守護霊のような存在といっても

 

生前の彼らはごく普通の人間ですので
 

特殊能力なんてありません。





彼らができる事といえば

 

赤ちゃんに話しかけること相手だけ!






赤ちゃんには彼らの姿が見えるため
 

彼らは子守唄を歌ったり、お話をしてあげたりして
 

赤ちゃんの成長を見守る事にします。


↑いつでも一緒の4人の幽霊ドキドキ
彼らは赤ん坊の頃からずっと子供を可愛がります。





けれど赤ちゃんが成長して少年になると
 

架空の人と話していると思われ
 

分裂症ではないかと周囲の人に疑われ始めます。


↑ああ…このままだと坊やにとっては

良くない状況だね。





これはいけないと思った4人は
 

自分たちの姿を少年に見えなくする事を決意。






彼らは少年の体の周囲から離れられないので

 

消滅することはできませんが
 

これからは静かに見守っていく存在になる事を決意し
 

少年の視界から去ってしまいます。


↑少年は行かないでと泣き出しますが

彼らは消えてしまいます。





そして十数年の月日が過ぎ
 

少年は、立派な社会人となるのですが
 

何故か彼は、好きな女性と親しくなろうとしない
 

変な人格の男となっていたのです!


↑好きな女性の前で、変によそよそしい

トニー・スタークのような男になってしまいました!

(演じているのもロバート・ダウニーJr.)





一体なぜ、可愛かった少年は
 

屈折したキャラになってしまったのでしょう?





それは是非、皆さん自身の目で
 

ご覧になって頂ければと思います。
 

↑可愛かった坊やは、なぜ屈折したの!?

 

 

 

 

 

 

映画はこの後

 

彼らを事故に巻き込んだ運転手の霊が現れ

 

彼らは手違いで死んだ人間なので

 

現世でやりたい事をひとつだけ叶えてから

 

天国に行ける存在だったと告げられ

 

彼らは、自分の思い残した事をやってもらうために

 

大人となった少年の前に再び出現します!

 

↑突然の再開に、驚く青年!!

 

 

 

 

彼は4人が消えた後

 

ずっと精神科で治療を受けており

 

彼らのことは妄想だった思っていたのです!

 

↑ねぇ、私達が天国に行けるように協力して!

 

は?なんで!?

 

 

 

 

彼らは、他の人間には触れもしませんが

 

青年の体に憑依すれば

 

自由に動いたり話したりする事が可能!

 

↑とりあえず試しに乗り移ってみた女性!

あら、生身の男性とお話できるなんて久しぶりねドキドキ

 

 

 

 

 

最初は迷惑がっていた青年ですが

 

彼らの現世でやり残した事を手伝っているうちに

 

次第に昔の事を思い出していきます。

 

↑そういえばこの歌、好きだったよね。

一緒に歌ったね!

 

 

 

 

 

 

人との思い出とは

 

その人との距離を取れば忘れてくもの。

 

 

 

けれど、再び距離を縮めれば

 

楽しい記憶を思い出していくものなのです

 

ヽ(=´▽`=)ノ

 

推選理由②

友あり 遠方より来たる

また楽しからずや

 

↑最初はイヤイヤだった彼らへの協力も

気がつけば、懐かしい日々を思い出す楽しい仕事に!

 

 

 

 

 

彼ら4人が、人生でやり残したかった事に

 

必死になったり、勇気を絞り出している姿を見て

 

青年の心の中にも次第に

 

自分が愛する女性に対して

 

どう接するべきだったのかを悟っていきます。

 

 

 

 

 

人生で叶えられることが一つしかないのなら

 

人は、その目標を達成するために

 

自分が思う以上に真剣になれるものなのです。

 

 

推選理由③

人生で叶えられる夢は

そう多くない

 

↑彼らはみんな、悔いのない人生を送って

楽しそうに旅立っていった。

さて、僕はどうすべきかな?

 

 

 

 

 

 

という訳で次回は

 

環境と人の心

 

というテーマで

 

潮風のいたずら

 

という映画をご紹介したいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑と、ここまで解説してまいりましたが

本作の最も感動するシーンは

最後の一人となった幽霊の叶えたかった夢と

青年の心の中が語られるラストです。

 

人と人とは、出会った時から既に

無くてはならない人となっているのかも

しれないのです…

(映像は、事故を起こした運転手!)

 

 

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