こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と貴君の名は。
というテーマで
君の名は。
という映画を
ご紹介させて頂ければと思います。
作家性を感じる日本アニメを
ご紹介させて頂く本シリーズも本日で最後!
最後は、ご紹介不要の大ヒット作です
\(^▽^)/
このシリーズで
本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。
推薦理由①
自分作品のワールドを
進化させ続けている新海監督の
一つの到達点と呼べる
映画だから!
本作は世界的大ヒット作品ですので
解説は不要だと思います。
美しい自然の描写!
自然と対比させたような
細密な東京の街!
細部まで丁寧に書き込まれた
何気ない日常!
涙が出るほど美しい
空と雲と星
そして
無限の彼方に引き裂かれても
お互いを想い続ける男女
。゚+(σ´д`。)+゚・
2002年のほしのこえからスタートし
作品のクオリティを上げ続けた歳月は14年!
まるで禅海和尚が
30年の月日をかけて青の洞門を掘ったように
君の名は。という名作を作るために
14年もの間、作品レベルを磨き続けた新海監督は
求道者と言って相応しいと思います!
↑ただ歩いてても問題ないシーンにも関わらず
ここまで演出する新海監督!
そして、これは私見なのですが
本作が大成功したのには
もう一つの努力があったと思われます。
それは…
登場人物のテイストの変化です!
それまでの新海監督のキャラクターは
比較的寡黙でストイックな人たち。
↑心の中の想いを相手に言わない
寡黙なキャラたち
にも関わらず
本作の主役である龍と三葉は
とってもコミカルで、よく喋るのです!
この、今までなかったポップなテイストは
どうして生まれてきたのでしょう?
これは推測ですが
新海監督にとって作品とは
より多くの方に見て頂けるよう
改良すべきもの
という哲学があるからではないかと思うのです。
新海監督が描きたいテーマは常に
絶望的な距離に引き裂かれても
お互いを想い続ける恋
↑本作の絶望的な距離とは時間!
二人はちがう時間に生きているので会えないのです。
ですので、よの多くの方に
このテーマの作品を観てもらえるようには
どんなキャラにすれば良いかを考え
作風を変えてこられたのではないかと思います。
↑ややジブリに寄せたキャラとなった
「星を追う子ども」
そんな新海監督が本作で挑戦したのは
恐らく細田守監督テイスト!
↑オタクっぽくない爽やかテイストの細田監督の作品
(「サマー・ウォーズ」より)
細田監督の現代っぽい男女の描写を
自然や都会を模写したように
丁寧に自分のテイストとしていった本作は
新海監督の新しいキャラが万人に受け入れて
世界的ヒットになったのだと思います
推薦理由②
キャラのタッチを変化させても
描くテーマは
変化させていない!
このように
キャラのタッチさえ変化させる事ができるのは
ピカソのように
自分の定番を崩す事ができる天才のみ!
本作はストーリーだけではなく
そんな天才の努力と創意工夫に感動する
アニメでしか生み出せない
監督の歩んできた人生について
思いを馳せる事ができる珠玉の作品なのです。
推薦理由③
求めよ。
さらば与えられん。
本作を成功させた後
新海監督は一体どんな作品を作るのでしょう?
けれど、どんなテストになっても
空と雲と星と、何気ない風景と
遠く離れても相手を想い続ける男女は
きっと登場するのです
ヽ(=´▽`=)ノ
↑新海監督の進化はどこまで進むのでしょう?
と言う訳で、想像力と君の名は。は
本日でおしまい。
次回からは、また新シリーズを
お送りできればと思っておりますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆