こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と貴君の名は。
というテーマで
魔法少女まどか☆マギカ
[新編] 叛逆の物語
という映画を
ご紹介させて頂ければと思います。
前回、前々回でご紹介させて頂いた
劇場版の魔法少女まどか☆マギカという作品は
ごく普通の女の子が抱く夢と絶望や
絶望しないためにどう考えるべきなのかを描いた
完成度の高い哲学的な作品でした
ヽ(=´▽`=)ノ
けれど、続編を作る必要がないくらい
完璧なエンディングを迎えた
魔法少女まどか☆マギカという作品は
驚くべき続きを生み出すのです!
このシリーズで
本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。
推薦理由①
まどかの視点ではなく
ほむらの視点で前作のラストが
ハッピーエンドだったのかを
改めて検証する事で
更に素晴らしいラストを用意した
映画だから
本作を説明するためには
前作はどんな話で、どんな結末となったのかを
理解しておく事がとても重要!
前作の概要
※注意、以下の内容は
魔法少女まどか☆マギカの[新編]を解説するために
前作の内容をラストまで書いてあります。
お読みになる際は十分にご留意頂ければと思います。
①宇宙を維持していくために必要な
膨大なエネルギーを欲している地球外生命体が
地球の思春期の女の子の
絶望した時に出すエネルギーに注目した
②生命体(キュウベエ)は
そのエネルギーを採取するために
少女たちの望む
どんな夢でも叶えてあげる事にした。
↑どんな夢でもかなえてあげるよ!
③少女が夢を叶えてもらう代償は
魔女と戦う魔法少女という存在になる事を
受け入れる事である
↑魔女と戦う任務を引き受けました!
④少女たちは夢を叶えた後
夢がもたらす思ってもみなかった結果に嘆き
絶望のエネルギーを発し
キュウベエはそのエネルギーを採取する
↑少女が絶望した時のエネルギーは
夢を叶えた時のエネルギーよもはるかに巨大!
⑤絶望した魔法少女は魔女となって
不幸をまき散らす存在となる。
そして、そんな魔女の存在を知った少女は
キュウベエの勧誘を受け入れ
新たな魔法少女となってやがては絶望する
という無限ループとなっている
↑魔女を倒すために魔法少女になった少女は
やがて絶望して魔女となり
新たに誕生した魔法少女に倒されていく…
⑥暁美ほむらという少女は
魔法少女の鹿目まどかに出合って
魔女や魔法少女の存在を知る
↑当初オドオドしている病弱な少女だったほむらは
まどかに助けられる存在でした。
⑥まどかとほむらは仲良くなるが
まどかは、ワルプルギスの夜と呼ばれる
巨大な魔女に殺されてしまう
↑魔法少女が太刀打ちできない魔女が襲い来る
ワルプルギスの夜!
⑦まどかを助けたいと願ったほむらは
まどかを助けるために
過去に戻れるようになる
という夢を叶えてもらい魔法少女となる
↑ほむらは自分を助けてくれたまどかを助けたくて
魔法少女になる決意をします。
⑧過去に戻っても
既にまどかが魔法少女になっている場合は
魔女と戦い殺されてしまうため
まどかが魔法少女になる前に戻るようになる
⑨魔法少女ほむらは、人間であるまどかに
魔法少女にならないよう説得するが
まどかは、仲間や人々を助けるために
魔法少女になってしまい、やはり殺されてしまう
↑「魔法少女にならないで欲しい」
というほむらの願いは、いつも叶わずに
まどかは死んでしまいます
⑩ほむらは、まどかに冷たく接する事で
魔法少女の存在を恐れさせ
キュウベエの勧誘から遠ざけようとするが
まどかは、ほむら以外の魔法少女と
仲良くなってしまうので
どんなにほむらが努力しても
最終的には魔法少女となって死んでしまう
↑まどかを魔法少女たちから遠ざけようとして
わざと冷たく接するようにするほむら。
⑪けれど
そんなほむらの想いを知ったまどかは
この世の全ての魔法少女が
絶望して魔女になってしまう直前に
魂を救済する存在になる!
「魔法少女たちを魔女にさせない存在となる」
という願いを承認させます。
⑫まどかの願いによって彼女は
過去や未来を含む
全魔法少女を魔女にさせない存在となり
今までの歴史も変わってしまう。
⑬この願いによってまどかの存在は
魔法少女たちが絶望した時に救いに来る
神様のようなものとなる
↑まどかは、人間を超越した存在に!
⑭この役割は論理的に終わりがないため
彼女の夢は永久に完了しないので
絶望することもない。
↑永遠に絶望しそうな魔法少女を助け続ける!
⑮更に、もし夢の途中でまどかが絶望したとしても
彼女自身も魔法少女なので
魔女になる前に自分自身によって救済される
⑯こうなると魔女は実在し得ない事となり
結果的に世界の仕組み自体が
まどかの夢を叶えた事で変化してしまい
キュウベエは魔法少女を絶望させるのではなく
魔法少女のサポート的な存在となる
⑰まどかの夢は
魔法少女を救済し続ける存在になる
という事だったので
まどかは人間ではなくなってしまい
家族も友達もまどかの存在を忘れてしまう。
⑱けれどほむらだけは
魔女のいなくなった世界でも
まどかの事を覚えていて、一人懐かしむ
おしまい。
夢を完遂させない事で
叶えた後の虚無感を回避させる!
という考え方は
きわめて達観した禅問答のような答え。
様々な技術者たちが
自分の歩んでいる道に
終わりはない
と言っている事とほぼ同じ考え方を
アニメを観ている若者たちに伝えている本作は
極めて哲学的であり教育的でもあるのです
(*´∇`*)
では、そん素晴らしいエンディングを迎えた作品に
一体どんな続きが用意できるのでしょう?
今回は、とても長くなってしまいましたので
それについては次回じっくりと
解説させて頂ければと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆