こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/






本日も
 

想像力と貴君の名は。
 

というテーマで
 

魔法少女まどか☆マギカ
[後編] 永遠の物語

 

 

という映画を


ご紹介させて頂ければと思います。






前回ご紹介させて頂いた
 

魔法少女まどか☆マギカ[前編] 始まりの物語は
 

思春期の少女の夢と絶望の相転移を描いた
 

ロジカルで残酷な作品。


↑親友のさやかは、絶望して魔女となってしまいました…






夢を持つというのは
 

人間にとって大切なことなのですが
 

その夢を叶えた後に
 

傷ついたり苦しんだりする事があれば
 

夢を叶えたにも関わらず

絶望してしまう
 

という事だって少なくないのです。

 





では、この残酷な現実に対して
 

まどかは一体どうすればよいのでしょう?







このシリーズで
 

本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。


推薦理由①
夢を叶えた後に絶望し
苦しんでいる少女たちへの
考え方による対処法が
描かれている映画だから







前回、ご説明した通り
 

キュウベエ(インキュベーター)の目的は
 

効率的なエネルギーの収集。

 

 

 

 

 

 

彼らは魔法少女になりたい女の子の
 

夢を叶えるためのエネルギーを貸す代わりに
 

彼女たちが絶望時に発せられる
 

負のエネルギーを回収する事で差益を得ていました。



↑宇宙を動かすエネルギーを収集するために

地球の女の子が絶望した時に発する

負のエネルギーに目を付けていたキュウベエ。






更に恐ろしい事に、魔女とは

 

絶望した魔法少女の成れの果てだと分かり
 

魔法少女たちのしていた事は
 

絶望した元の仲間を倒すという事だったのです!


↑魔法少女がやっていたのは、仲間殺しでした…





…ひどい!!

(ノ_-。)






それを知ったまどかは
 

魔法少女になることを拒否しますが
 

魔法少女がいなければ

 

魔女の災厄は誰にも止められないので

 

無関係の多くの人々が犠牲になる事に気づき

 

まどかの心は更に苦しむのです。

 

↑どうしたらいいの…







では、やっぱりまどは魔法少女となって
 

戦うべきなのでしょうか?






けれど仲間の魔法少女たちが
 

次々と死んでいく中で
 

暁美ほむらという魔法少女だけは毅然として
 

まどかは

魔法少女にならなくて良い
 

と言い続け
 

たった一人で超巨大な魔女と戦おうとします!


↑言葉少ないクールなほむらは、

まどかと出会う前から彼女を知っていたようでした。






さて、ほむらは一体何故
 

まどかが魔法少女になることを拒否して
 

一人で戦おうとしたのでしょうか?






それは是非、皆さん自身の目で
 

ご覧になって頂ければと思います。


↑時間を止める魔法を使えるほむらは

最強の魔法少女です。



 

 

 

ほむらがまどかを知っている理由は

 

時間を操る事ができるほむらが

 

ずっと以前に、まどかと出会っていたから!



↑まどかとほむらは

以前、仲良しの友達だったのです。





けれど、ほむらが出会ったまどかは

 

巨大魔女に戦いを挑み殺されてしまいます、

 


↑過去のまどかは魔法少女だったのですが

巨大な魔女の攻撃を受けて

まどかは殺されてしまう運命だったのです。

 

 

 

 

 

まどかを助けたいと願ったほむらは

 

時を操る魔法少女となり

 

まどかが死ぬ度に魔法を使って過去に戻り

 

今までに何度も

 

まどかを助けようとしていたのです!

 

 

 

 

 

 

けれど、ほむらの望んだ

 

まどかを助けたい!

 

という願いは、まどかが魔法少女になる事で

 

叶わぬものとなってしまいます。

 

↑まどが魔法少女になると

巨大魔女に殺されてしまいます!
 

 

 

 

 

 

だからこそ、ほむらは

 

まどかを

魔法少女にさせない

 

という目的で

 

行動するようなっていたのです!

 

 

 

 

 

けれどそれは

 

まどかの自由意志を

はく奪する

 

という事ですので

 

ほむらの夢であるはずの

 

まどかを幸せにする

 

という夢は、結局叶えられないのです。

 

 

推薦理由②

相手の意志を奪う事で

叶う自分の夢は

一方的な夢でしかない

 

 

 

 

では、どれだけほむらが必死になっても

 

結局まどかは魔法少女になる事で

 

今度は、ほむらの夢が

 

絶望へと代わってしまうのでしょうか?

 

↑何度やっても…まどかは死ぬの

 

 

 

 

いいえ。

 

 

そんな事はなかったのです!

 

 

 

 

 

 

ほむらのキモチを知ったまどかは

 

魔法少女に叶える夢を

 

終わらない夢にしてしまいます!

 

 

 

 

 

終わらない夢であれば

 

夢が達成した後に来る絶望も

 

体験しなくて済みます!

 

 

 

 

 

そう!

 

本作で描かれているのは

 

完結してしまう夢は絶望に繋がるが

 

完結していない夢なら

永遠に挑戦し続けられるので

絶望しようがない

 

という哲学的な解答だったのです

 

\(^▽^)/

 

 

 

 

 

この考え方は

 

逆説的な絶望回避法!

 

 

 

 

 

 

まどかの選んだ終わらない夢によって

 

彼女は、永遠に他の魔法少女を助け続ける存在となり

 

絶望しない存在となってしまいます!

 

↑まどかの出した結論は

個人的な夢を叶えてもらうのではなく

他者を助け続ける存在となる

という事だったのです。

 

 

 

 

 

 

そしてこの考え方は

 

現実の世界で悩んでいる

 

絶望しそうな女の子たちにとって

 

救いになるものです。

 

 

 

 

 

人は、夢を叶えた後よりも

 

夢を叶えようとして頑張っている日々の方が

 

輝いてみえるものなのです!

 

↑ここに詳細はあえて書きませんが

職場でも、恋愛でも

相手を助け続ける人になる!

という考え方なら

絶望しないという事なのです。

 

 

推薦理由③

完結する夢は

絶望へと繋がるかもしれないが

未完の夢は

絶望する理由がない

 

 

 

 

 

 

と言う訳で次回は

 

他者への想いは

世界を変える

 

というテーマで

 

魔法少女まどか☆マギカ 

[新編] 叛逆の物語

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆