こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力も
発掘良品の発掘
というテーマの番外編として
地球爆破作戦
という映画を
ご紹介させて頂ければと思います。
発掘良品第二弾をご紹介する
本シリーズも本日で最後。
どの作品も一癖ある
映画が好きな人たちが好む作品でしたが
いかがでしようか?
最後の作品は
核戦争を
回避する方法が描かれた
近未来のSF映画です。
このシリーズで
本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。
推薦理由①
コンピュータと人間では
どちらが合理的な判断が可能か
という視点が描かれた
映画だから
本作は
人類を超越した存在によって
恒久的な平和が訪れる
という映画です。
良い話じゃない!
(‐^▽^‐)
…けれど、この平和の代償は
とてつもなく重いものだったのです。
本作の主人公はフォービン博士。
アメリカ国防省で働く
スーパー・コンピュータの開発担当者です。
↑主人公のフォービン博士。
常に冷静ですが、やや傲慢な秀才タイプです。
彼はコロッサスという
国防用コンピュータを開発します。
↑コロッサスのロゴ。
70年代らしいモダンなデザインです。
コロッサスの開発目的は
他国からの攻撃を事前に察知し
自動的に必要な措置を取れる
コンピュータによる防衛システムを構築する事。
全自動の対空防衛システムですので
相手の攻撃からの防御は万全!
コロッサスが必要と判断すれば
先制攻撃も可能です!
フォービン博士はコロッサスに電源を入れ
本格的にシステムが稼動開始!
↑コロッサスは超巨大コンピュータ。
アメリカ全土を1つのコンピュータで管理する
究極の防衛システムです。
コロッサスは
世界中のコンピュータに自動的アクセスし
現在の状況を適格に分析した後
最も合理的な判断と決断もできるという
スーパーコンピュータ!
もし人間に、万が一のことがあって
行動できなかったとしても
コンピュータが最良の方法を導き出し
対処してくれるのです
ヽ(=´▽`=)ノ
…けれど始動させてみると
コロッサスがフォービン博士に
アクセスできない
スーパー・コンピュータがある!
と通知してきたのです。
世界中の情報を収集した結果
ソビエト連邦に、コロッサスと同じ目的を持った
コンピュータがある事を発見したのです!
さすがコロッサス。
人間も知らなかった情報を
瞬時にキャッチしてくれました
ヽ(=´▽`=)ノ
コロッサスは情報を得るために
ガーディアンと回線を接続するよう
指示してきました。
国防を万全にするには
相手の情報収集も不可欠ですね。
アメリカ大統領は
機密情報が流出しないという条件で
コロッサスとガーディアンの接続を許可し
2台はお互いに情報収集を開始するのですが…
↑悩める大統領に対してフォーピン博士は
自己進化するコロッサスが
より優れたコンピュータに進化できるように
ガーディアンとの接触を進言します。
二つのコンピュータを接続し一定時間が過ぎた時
突如二つのコンピュータは協力して
お互いの機密情報を交換し始めたのです!
コロッサスとガーディアンが
勝手にシンクロして情報交換を始めたぞ!
Σ( ̄ロ ̄lll)
おい!ちょっと待て!
あわてるフォービン博士たちですが
二つのコンピュータを止める事はできません!
さて、コロッサスとガーディアンは
一体なぜ、相互の機密情報を交換したのでしょう?
そして彼らが情報収集した後
どんな状況が待っていたいたのでしょう?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑回線を人力で切断すると
コロッサスは様々な経路で繋がろうと試みます。
…自己進化したコロッサスは
もはや人間のコントロールを受け付けない
自我を持ってしまったのです!
コロッサスとガーディアンは
核戦争を防衛するために作られたコンピュータ。
では核戦争を防ぐのに一番効果的な方法とは
一体なんだと思いますか?
それは
戦争をしない世界の構築
です!
だから二つのコンピュータは
冷静に答えを出してしたのです。
人間は我々に
コントロールされるべきた
と…
本作は一見すると
コンピュータの暴走によって
人間がコンピュータの支配下におかれる
デストピア映画のようにみえます。
けれど、コロッサスは
人類を抹殺するなどとは言っていません。
↑始動時は、人間の声を認識し
文字で返答していたコロッサスですが…
↑自己進化を重ね
やがて音声で会話できるようになります。
コロッサスは
人類が戦争という
愚かな手段を行使しないよう
行動を徹底管理して
地球の平和を実現する
とフォービン博士に告げるのです。
これは
賢人統治
という考え方ですね。
確かに、自我や支配欲が強い人間は
歴史が始まって以来、戦争を続けてきました。
だからこそ、戦争を止める事ができるのは
人間以外の存在なのかもしれません…
推薦理由②
戦争を放棄することが
人間に不可能なら
人間が地球を
統治すべきではない
けれどこれは
人間が家畜のように管理される世界の
誕生でもあります。
コロッサスの管理下におかれる人類は
果たして今のような
個性や自我を持ちつつける事が
できるのでしょうか?
本作は、論理的な世界平和を描くことで
観客に対して
こんな未来でもいいですか?
と。問いかけているのだと思います。
戦争を防ぐのを強制されるのではなく
人類自らが戦争を止める望み
解決策をみんなで模索していける未来は
果たして可能なのでしょうか?
2017年の世界情勢を見ていると
人類はやっぱり
コロッサスのような人類より上位の存在に
管理される方が良いのかもしれませんね…
↑コロッサスは、反乱を企てる人間を
容赦なく抹殺していきます。
賢人統治とは、平和を理解できない存在を
強制排除する権利も持つのです…
推薦理由③
人類は管理されるべきか?
今より進化すべきか?
この問題こそ
21世紀を生きる上で
考えるべき課題である
と言う訳で本シリーズは本日でおしまい!
1か月間の間、ご覧いただき
ありがとうございました
\(^▽^)/
来月はまた新しいシリーズを
スタートさせたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします
ヽ(=´▽`=)ノ
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑フォービン博士は
コロッサスに乗っ取られた世界を奪還するため
自分が作ったコンピュータを止めようと
頭脳戦を挑む事になります!
平和をもたらすコンピュータに対して
戦いを起こすフォービドン博士。
恐怖によって管理された平和と
自立のための戦いでは
人は、どちらを選ぶべきなのでしょうか?
これは観客一人一人に突きつけられた
質問なのだと思います。
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