こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日は
想像力と
発掘良品の発掘
というテーマの番外編として
トロピック・サンダー
史上最低の作戦
という映画を
ご紹介させて頂ければと思います。
昨日のザ・プレイヤーは
ハリウッドのメジャー映画を取り仕切っている
プロデューサーという人々を
かなり辛辣な描写で批判したブラック・コメディ。
プロデューサーに求められのは
たくさんお金を儲けられる映画を作ること!
(名作?何それ)
ザ・プレイヤーにおいては
安易な儲け主義的な映画ばかり作るグリフィスに
殺人予告が届いてしまいます!
↑全ての脚本家がお前を殺そうと思ってるぞ!
では、そんなプロデューサーたちが考える
お金が儲かる素晴らしい映画
とは、一体どんな作品なのでしょう?
このシリーズで
本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。
推薦理由①
金儲けを目的とした映画の
撮影現場を描いた
皮肉に満ちた映画だから
本作は、人気俳優を集めた
映画の撮影現場を描いた作品。
ただし、人気俳優と言っても
映画史に残る名作に出演しているような
俳優たちではありません
σ(^_^;)
一人は
エクスペンダブルズ系俳優!
↑世界は俺が救う(筋肉で)!
無敵の戦士がたった一人で地球を救う
というアクション映画で人気者となった彼でしたが
何作も作っていくうちにマンネリ気味に…
↑地球が氷河期になっても
俺が(筋肉で)何とかしてやるぜ!!
ああ…こういうタイプの映画って
観客は入りますけど、内容は薄いですよね…
そして二人目は
お下劣ギャグ大好き俳優!
特殊メイクでおデブキャラになり
オナラを連発しまくる映画で人気者になりましたが
続編でやり過ぎてしまいました…
↑家族全員を一人で演じてみたら
バカバカし過ぎて観客に呆れられました~!
!!!!
( ̄□ ̄;)
…これって
ナッ〇ィ・プロフェッサー2の事ですよね。
↑エディ・マーフィーが一人で5役を演じた
お下劣ファミリー映画。
こ、これが
プロデューサーの求めている作品?
さらに3人目は
私生活がメチャクチャ俳優!
↑3人目はまともそうに見えますが…
どんな役にものめり込み
徹底的に演技を追求する彼ですが
誰のいう事も聞かないので
私生活でトラブルを起こしまくる問題俳優!
↑私生活では乱闘騒ぎで逮捕も!!
…でも、こういう俳優を使うと
出演作が話題になってリしますよね!
そんな彼らがトリオで出演する次回作は
ベトナム戦争映画!
戦場での大規模戦闘!
バトル!バトル!バトル!
そして悲劇!
↑あれ?これってプラトゥーン?
さらに大爆発!
↑弾着行くよ~!!!!
はい!
これがプロデューサーの求めている
観客に受ける映画なのです!
↑これぞ、観客の求めている映画だ!!
…なんか
グリフィスが脅迫状を受け取る理由が
なんとなく分かりますね。
↑ザ・プロデューサーズのグリフィスは
きっと、こんな映画を作っていたのだと思います。
けれど本作の俳優たちは
戦闘シーンのリアリティを求める監督によって
未開のジャングルに置き去りにされ
森の中で麻薬を栽培していた
ゲリラたちのアジトに捕らえられてしまうのです!
↑リアルな撮影がんばるぞ!と思っていたら
森の中で遭難していたのです!!
さて、果たして彼らは生還できるのか?
そして、映画は完成するのでしょうか?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑ゲリラは完全武装!俳優たちはモデルガン!!
一体どうなるのでしょうか!?
推薦理由②
お金が稼げる映画とは
何も知らない観客に
なんか凄そうな映画じゃない?
と思わせてしまう作品だ!
ちなみに
スター気取りでわがままな俳優たちのせいで
映画の撮影は、ちっとも進まず
海外ロケでひたすら無駄な出費がかかっていきます。
性格も意見もバラバラなので、撮影はメチャクチャ!
…ん?
(-"-;A
儲けるはずの映画で
出費がかさむ?
これはプロデューサーとしては許せません!
ですので本作では
ものすごく強面のプロデューサーが登場し
現場で撮影をしている監督に対して
TVモニターを通して罵詈雑言を浴びせてきます!
↑あの~、トラブル続きで予算が足りなくなりました
↑んん?
てめぇ、何ぬかしとんねん!
↑おい、そこにいるスタッフ!
お前、俺の代わりに監督殴っとけや!!
ボゴォォォ!!!
現場にもやって来ず
監督に敬意も払わず
俳優たちとの調整役もせず
作品の内容よりも
かかった費用に対して怒鳴り散らす!
そう。
これがプロデューサーのお仕事なのです!
↑ワシらプロデューサーの仕事は、こんなんじゃい!
分かったかコラァ!
日本におけるプロデューサーのイメージは
俳優やアーティストをバックアップし
成功に導くような人の事ですが
アメリカにおけるプロデューサーとは
この映画を作った人
という意味。
そして作ったという意味は
お金を出して
ゴーサインを出した人
という意味なのです。
推薦理由③
プロデュースの意味は
日本語と英語では
ニュアンスが異なっている!
↑俳優たちの身代金を要求するために
プロデューサーに連絡すると
彼は怒りまくって電話を切ってしまいます!
これ以上、費用がかかったら
赤字になるだろ!!
…これがプロデューサーのお仕事なのです。
と言う訳で次回は発掘良品シリーズに戻り
と言う訳で次回は
虚構の世界の人気者
と言うテーマで
クイズショウ
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑本当は、本日「クイズショウ」を解説する予定でしたが
プロデューサーというお仕事について
もう少し説明したいと思って本作を選んでみました!
ちなみに、このプロデューサー
意外な方が演じているのですがご存知ですか?
その方を選んだ理由はきっと
モデルとなったプロデューサーが激怒しても
この方が演じたんだとしたら
笑って許してくれるからではないかと思います。
プロデューサーに逆らえば
映画業界にいられないのですから…
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