こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と全滅のとき
というテーマで
31
という映画を
解説させて頂ければと思います。
本日もロブ・ゾンビ監督の
理性の崩壊した人間が登場する作品。
ロブ・ゾンビ作品のお約束通り
加害者側の理性は崩壊しているのですが
本作では、捕まった被害者側に
次第に理性を失っていく人間が存在するのです!
↑映画の冒頭に登場する謎の男。
でも、この男の姿をご覧いただければ
「ああ、やっぱり狂人が登場する映画なんだ!」
と、ご納得頂けると思います。
このシリーズで
本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。
推薦理由①
狂った状況下では
人間の心の中に潜んでいた
狂気を目覚めさせる
という事が描かれた映画だから
本作は、カーニバルで働く若者たちが
巡業中に拉致され
命を懸けたサバイバルに強制参加させられる
という映画。
↑街から街へと旅する若者たちは
たとえ行方不明になっても誰も探しに来ない
恰好のターゲットだったのです。
襲撃されたのはハロウィンの晩。
↑タイトルの31は
10月31日=ハロウィンの晩の意味です。
仲間の多くは
あっという間に殺されてしまい
生き残った男女5人は
番号をつけられて
賭けの対象とされてしまいます。
↑捕えられた5人は、ごく普通の人々。
彼らが解放される条件は
廃墟の中で12時間生き残る事!
けれど廃墟には
彼らを殺すピエロたちが解き放たれるのです!
ヒトラーそっくりの
シックヘッド!
チェンソーを振り回す
スキゾ・ヘッドとサイコ・ヘッド
名作映画「道」の
ジェルソミーナとザンパノみたいな
デス・ヘッドとセックス・ヘッド
↑小柄なセックス・ヘッドと…
↑2m近い巨漢のデス・ヘッド。
さて、襲い来る殺人ピエロとのサバイバルは
どのような結末となるのでしょう?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑ロブ・ゾンビの狂気ワールド全開の
ハロウィンナイトへようこそ!
捕らえられた5人は
こんな状況で英雄になれる訳もなく
怯え、逃げ回り、追い詰められ殺されます。
けれど、その中で一人だけ
襲って来たピエロを
容赦なく殺そうとする人物が現れるのです!
その人物とは
ごく普通の女の子のチャーリー。
↑チャーリーはスレンダーな普通の女の子。
廃墟の中で襲われ
命懸けで逃げていたチャーリーですが
油断した敵が倒れると
容赦なく止めを刺すのです!
↑最初は怯えていたはずのチャーリーは…
↑いつの間にか、積極的な殺人者に!
そう!
人は極限状態に置かれると
襲われれる側から
襲う側へと変質していく場合もあるのです。
推薦理由②
追い詰められた鼠は猫を襲う
↑殺されるくらいなら、殺す、殺す、殺す…
チャーリーの意外な反撃によって
手配したピエロが全滅した事に驚いた主催者は
登場させる予定の無かった
最強殺人ピエロのドゥーム・ヘッドを招聘します。
↑お待たせしました!
冒頭の尋常でない人の登場です!!
人殺しのベテランのドゥーム・ヘッドと
殺人ルーキーとなったチャーリー。
もはやチャーリーは逃亡しません。
ピエロたちを全滅させたチャーリーは
既にノーマルな世界の人間ではなかったのです…
↑こういう人が来たら逃げませんか?
↑けれどチャーリーは拳を固めます。
↑もはやチャーリーは人を殺す側の人間なのです…
推薦理由③
境界を超えてしまった人間は
もはや普通の人ではない
と言う訳で次回は
本作のベースとなったと思われる
賭けの対象としての
人殺し
というテーマで
バトル・ランナー
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑そして観ている私たちも、気がつけば
「ピエロを殺せ!」
と考えているようになっています。
この問題については
後に「ホステル」という映画を通して
考察してみたいと思います。
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